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ハンニバル シーズン2 #4「Takiawase(炊合せ)」

2015年03月10日 18時18分32秒 | HANNIBAL
Hannibal Season 2 Volume 1
Brian Reitzell,Brian Reitzell
Lakeshore Records


HANNIBAL Season 2 #4 Takiawase

 グレアムの釣りの妄想にアビゲイルが出てきて、逃した魚のせいで疑われてると指摘される。必ず捕まえると約束し釣りを教える。グレアムの言う通り犯人は絵の中心にいたとカッツが報告に来る。彼を殺した犯人は絵の一部になれと説得出来るほど彼を理解していた、グレイの体をよく調べればレクターが犯人だと証明出来ると助言する。
※以下、ネタバレです。

 蜂の巣のはびこる死体が発見され、クロフォードらは捜査に着手する。グレアムは精神鑑定医のチルトン博士に治療について一切レクターに関わらせないことを条件に、単独で治療させることを約束する。一方、死期が近づいているベラは尊厳を保てるうちに最後を迎えたいと、自殺の手助けをレクターに頼む。すると「死は敗北ではなく癒しだ」と助言される。

 蜂の巣の死体は死後2週間経っており、被害者は眼球と脳の一部を取り除かれ人間養蜂場にされていた。カッツはグレアムのアドバイスを受け、自身が追っていた殺人犯を殺した真犯人に繋がる証拠を探すためレクターに協力を求める。皮膚の下を調べれば犯人の病的か本質が見えると助言される。

 グレアムはチルトンの催眠療法を受けることに。催眠療法中、断片的に蘇るグレアムの記憶の中には、彼の精神をコントロールしようとするレクターの姿があった。光刺激を与え薬物を投与され発作を引き起こされていた。チルトンは光過敏性発作による脳への影響だろうと考えるが、脳炎だとすればかなり型破りな治療だと見解。

 チルトンはグレアムの面会にやってきたレクターに面会は出来なくなったと告げる。催眠療法でグレアムは複数の病を患っていて、その中には引き起こされた症状もあったと話す。光刺激を使ったかと聞き、発作や記憶が飛んだのもそのせいで、彼を洗脳してきたのではないかと指摘する。患者を殺人者にしたのは自分も同じで、ここは協力し合おうと提案する。

 ベラは蘇生処置を拒否すると事前指示書にサインしたことをクロフォードに話す。彼は諦める気はなく別の治療法があると希望を持たせようとするが、何も出来ない時が来ることを覚えていてと言われる。今の美しい君を覚えておくと約束する。

 蜂の巣の被害者はダンカン・ハロラン52歳と身元が判明。白血球が多かったことから熱病か感染症を疑う。ヒンドゥー教では蜂蜜は不老不死の薬と言われ、キリスト教で蜂はイエスの象徴。さらに調べるとロボトミー手術の痕があった。その頃、鍼治療を受けている老人が目をくり抜かれる。その老人は公園で目がくり抜かれた状態で立っていた。眼窩に数十個の穴が開き、前頭葉の神経が切断されていた。全身を蜂に刺されているが痛みを感じていなかった。蜂の刺し傷が鍼の跡を隠していた。

 カッツはそれでグレイの縫い跡を調べると腎臓が抜き取られていることに気づく。グレアムは自分が発作を起こしている時にレクターが「切り裂き魔を騙っている」とギデオンを追及していたことを思い出す。その後カッツが面会にやってきて真犯人は傷を縫い目で隠し、別の犯行に見せかけたことを報告。切り裂き魔はレクターだと言うと、彼女はレクターに検視を依頼しており、それでは思惑に気づかれると心配。彼は罠を仕掛け君を弄んでいる、ハンニバルレクターに近づくなと警告。臓器が戦利品ならレクターはどうしてると指摘され、食べていると告げる。

 クロフォードたちは鍼師の女を訪ね尋問。ハロラン氏は重度の複合型免疫不全で尊厳ある死を思い描けなかった。自然に囲まれ頭を蜂でいっぱいにして、あそこで死ねるよう運んだだけと主張する。ロート氏はひどい関節炎で初めて苦痛を感じずに歩けた、人生に絶望していた二人を助けたのだと言う。

 ベラはレクターの診察室を訪ね、お礼にとガリアの雄鶏のコインを渡す。レクターのおかげで死は敗北ではなく癒しだと思えたからだという。彼女は残りのモルヒネを全部投与していて、このまま死ぬ気だった。レクターは彼女の希望に従おうとするが、コイントスして助けることに決める。病院に運ばれたベラは一命を取り留めるが、頼みを聞かなかったレクターの頬を叩く。

 カッツはレクターの自宅に忍び込み、冷蔵庫の中から腎臓を見つける。地下に部屋があると知り好奇心から調べに行く。ビニールの奥であるものを見つけるが、彼女の背後にはレクターの姿が。カッツの放つ銃声がこだまするが…。

人間養蜂場とか!今回も斬新な死体だった。
犯人の女は全く悪びれてもいなくて、むしろ救ったと思ってるあたりイカれてるなぁ…
レクター博士はコイントスでベラの生死を決めちゃうんだね。最後にはビンタ食らわされていたけども。
グレアムの催眠療法でレクター博士の洗脳方法が分かった訳だけど、計画的すぎてビックリ。
でもチルトンはグレアムが洗脳されて殺人鬼にされた位にしか思ってないから、まさかレクター博士が殺人犯とは思ってない。
グレアムの見立ては冴えさえだった。
なのにカッツが警告を無視してレクター博士の家を調べちゃったのは、博士の術中にハマったね。
もうカッツが地下室に行った時は「後ろ!うしろ!」って叫んじゃった。
きっとカッツは死んじゃったろうな。レクター博士機敏に動いてたし…。

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視聴環境:スター・チャンネル



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2 コメント

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グレアムがんばれ (けるん)
2016-07-19 23:04:47
ドラマを見ながら読ませていただいています。
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→けるんさん (らるふ)
2016-08-06 23:26:09
視聴しながらなんですね〜
S2はグレアムにとって辛い時期ですね
返信する

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