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ホロウ・クラウン/嘆きの王冠 シーズン1 #3「リチャード二世 part3」

2016年02月05日 23時55分45秒 | The Hollow Crown
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ベネディクト・カンバーバッチ,ベン・ウィショー,ジェレミー・アイアンズ,ジュディ・デンチ,パトリック・スチュワート
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The Hollow Crown Season 1:Richard II

 リチャードはヘンリー王に譲位するため呼び出される。かしずき方もお辞儀の仕方も知らぬのにと涙し、かつての家臣たちの前で屈辱を受けるのだった。王冠をなかなか手放せず、最終的には転がして渡す。国家の安泰を損ねた罪まで認めろとまで言われ、悲嘆に暮れる。そしてロンドン塔へと移される。
※以下、ネタバレです

 カーライル司教とウェストミンスター修道院長は国の災いを防ぐためサー・スクループやバゴット、オーマール公とある計画を立てる。イザベラ王妃はロンドン塔に移されるリチャードに会いに行き退位が本当である事を知る。ノーサンバランドからフランスへ発つことを命じられる。リチャードは「お前は国を半分もらっても不満になり、王を不当に交代させたお前にヘンリーは不安になる。次は自分が王座から蹴り落とされると」と予告する。王妃と別れのキスをし引き離される。

 ヘンリー王の誕生で民衆は熱いまなざしを彼に向けた。代わりにリチャードには軽蔑の眼差しを向け、ゴミを投げつけた。オーマール公は父ヨーク公にヘンリー王を暗殺するための署名入り文書を見られてしまう。ヨーク公は謀反を止めるため王に告発しようとし、ヨーク公爵夫人は息子を守ろうとする。先に着いたオーマールは王と二人きりになったところで実行しようとするが、父が止めに入る。陰謀を知った王は罪を許すが、ヨーク公は謀反人を生かすなと反対する。そこへヨーク公爵夫人が息子の命乞いのため駆けつける。王の許しを得て安堵する。

 オーマールは「王が"生きる恐怖を取り除いて欲しい"と言ったのは、その恐怖(幽閉された王)を始末して欲しいのだ」と衛兵隊長からそそのかされる。幽閉されたリチャードはすっかり痩せ果てていた。馬の世話係が訪ねてきた後にオーマールが現れ、矢を放たれる。ついにリチャードはその生涯を終える。

 修道院長ら謀反人たちは処刑され、首が王の元へ届けられる。司祭は生け捕りにされ追放を言い渡される。そこへオーマールがリチャードの棺を献上に現れる。「お前がしたことは非難中傷をヘンリーと国にもたらした。王は殺した者を憎み、殺された者を愛す」とオーマールに告げる。ヘンリー王は哀悼の意を捧げ、黒い喪服に身を包むことにし、聖地巡礼に出掛ける。

<キャスト>
リチャード2世(ベン・ウィショー)/ヘンリーにより王位を奪われた前王
ヨーク公:エドムンド・オブ・ラングリー/王の叔父でランカスター公の弟
ヘンリー4世:ヘンリー・ボリングブルック(ロリー・キニア)/追放の身でありながらリチャードから王位を奪った
オーマール公(トム・ヒューズ)/ヨーク公の息子
ノーサンバーランド伯(デヴィッド・モリッシー)/ヘンリーを王に担いだ立役者
イザベラ王妃(クレマンス・ポエジー)/リチャード2世の妻
カーライル司教(ルシアン・マサミッティ)/カトリック教徒の司教
サー・スティーヴン・スクループ(トム・グッドマン=ヒル)/王の家臣

リチャードが王位を手放したくないから駄々こねてて笑った!終いには王冠転がしてたしww!ウィショーさん巧いね!
幽閉されてからのリチャードがガリガリになってたけど、ウィショーさん役作りのために激痩せしたんだろうか?
あんなに尊かったリチャードが堕落してからの姿は痛々しいほどだった。
ヘンリーは王位簒奪者だから命を狙われてもおかしくはないよね。
でもバレちゃうオーマールがアホだし、リチャード殺して褒められると思ってるあたりもアホだった。
リチャードの死が今後のヘンリーに暗い影を落とすことは間違いないのですが、どう描かれるか楽しみ。
ヘンリー4世はジェレミー・アイアンズに引き継がれます。

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視聴環境:hulu
*執筆当時の情報であり現在掲載されているかはご自身でご確認ください



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