サイコパス7話 感想
公園で見つかったオブジェは人間だった。以前の事件の先入観を持っている奴を捜査に入れられないというギノの判断で狡噛は事件から外れる事に。朱は狡噛の監視を命じられ、実質二人は今回事件にはノータッチに。
しかし調査をすると3年前の事件に類似点が多く、当時の犯人が現れたのでは?という意見も。それでも狡噛は捜査に入れない。
朱は3年前の事件と今回の事件について狡噛と話していた。同じ犯人かもしれないし、ただの模倣犯かもしれない。調べる価値はあるが捜査からは除外されている・・・手段はあるという狡噛。
一方学園では行方不明になった少女の幼なじみが、王稜に彼女の手がかりを聞きに行っていた。そしてそのまま、王稜に捕まってしまう。
感想ですが・・・あ、来週に持ち越しかw面白くなってきましたね。話としては進んでないけど、キャラの内面とか世界の設定が垣間見えて面白かったです。
●犯人視点
今回は結構細かく犯人視点が描かれていました。リカコの思考は父親の影響だった。ただし父親は猟奇思考があったわけではなく、残虐な絵を描くことで人を戒める画家。システムが出来上がり画家としての活動は終止符を打ち、その後も廃人になり死んだ。
父を深く尊敬していたリカコは作品を途中でやめてしまった事、社会のシステムに父を殺されたことが許せなかった。自分の手で作品を仕上げることを続けている、と。
事情はわかったが、なんというか・・・これもまたシステムの生み出した犯罪者って感じですね。
そしてオヤジの思考が真逆の思考になってる気がしますが。
●ササヤマさん
3年前死んだササヤマ。彼は女好き、短気、突っ走るクソ野郎だったという。ただし、「面白いクソ野郎」だったらしいが。事件を追い犠牲になったが、その後の調査で生きたままバラバラにされた事がわかった。
そういえば昔とあるドラマでも生きたまま手足を切断されたとかいう話があった時に生活反応がどうたら、って説明がありました。気になったので調べたのですが、傷を負ったのが生きている時なのか死後なのかがわかるらしいですね。そんなのわかっちゃったらショックなんてもんじゃないわな。
いつしか犯人を同じ目に合わせてやりたいと思うようになり、監視官としては失格だったという狡噛。
そのことに後悔はないのかと問われてもはっきりと「ない」。後悔は、事件が未解決のままだと言う事。
よーするに、とってもイイ奴だったのですねササヤマさん。気に入っていた相棒が非道な殺され方したらそりゃ切れるわ。
●事件の接点
3年前におきた事件の犯人は学園の先生、当時手を貸していたのは槙島
↓
3年後、同じ学園の生徒であるリカコに手を貸す槙島
↓
3年前の手法を教えたので、同じ事件になった
ってだけか。なーんだ、いろいろ深読みしちゃったぜ。
●槙島との会話
槙島と・・・神父かな?謎の二人の会談。そこからわかったのは
・ユーストレス欠乏・・・なんちゃら 要は多少のストレスは免疫の活性化など人間にとって必要なことなのに、それをすべて取り除いた現代のシステムが生んだ病。自律神経が刺激、ストレスを認識できなくなり生命維持活動できなくなる、いわば「自ら自然に死を選ぶ病気」かな。表ざたにはなってないが、システムができてから確実に増えている
なんてダメな社会だw
そして血生臭い話をしているのにバックのBGMが第九ですか。良い演出だ。
人によってはここの説明がダルいとか長いとか言ってるけど、個人的には聞き入ってしまいました。フェイトゼロの時もそうだったけど、こういう長々としてても意味のある会話は聞き入ります。
ところでこの神父さんは誰かな?リカコの犯行も知っているからただの神父じゃないと思うけど
●ヨシカちゃん
事後だと思ったら死んでました。(詳細はアニメを見ましょう)
えーっと・・・でもこれ、一応やったの?あ、いえ何でもないです・・・
●ああ、それアンタも使うのか
槙島の協力者の男もホログラフ使ってたけど、女子高生に化ける時気になったんですが・・・
足元から頭に向かって映像変化したじゃん?ってことはリカコちゃん、下半身スカート上半身おっさんのキモイ風景を目の当たりにしてるってことに・・・
それにしてもオッサンが魔法のコンパクトを使うのも絵的にどうかと。もうちょっと男性用のスタイリッシュなデザインなかったんかい。
ところでこの人、瞳が人間じゃないような感じだけど何かあるのかな?
●来週のオブジェ決定
ヨシカちゃんを心配してリカコを訪ねた子がいましたが、とっ捕まりましたね。普通のアニメなら間一髪で助かるだろうけど、間違いなくこの子来週死ぬと思う。
死ななくても係数上昇で処理か治療か・・・いずれにしても脚本家があの人なので希望なんてない。
今回興味深かったのはやはりシステムが発展しすぎたことによる人間の退化でしょうか。自ら生きることを止めてしまう病気・・・決して表ざたにはならないが、寿命も減ってきているとか。
ストレスをなくすシステムのせいで逆にストレスが起こり、しかしそれをストレスと認識できないでおかしくなる。あるいはストレスそのものがなくなってしまうことで生きる意味を見出せず死に至る。上にも書いたけど、なんつーダメダメ社会だよw
ストレスをストレスと感じない・・・
・・・・。
そんな人物が一人いましたねえ・・・
あとはー・・・ヨシカちゃんと幼なじみだったというもう一人のポニテの子ですね。彼女は首を突っ込もうとしないので事件には巻き込まれてないですが、リカコなら何か知ってんじゃねと言ってしまったので別の子が捕まり・・・これで来週オブジェで登場したら今度はこの子が首を突っ込みそうですね。
またいらん深読みだけど、これポニテの子が真の黒幕とかだったらどーしよーかな。だってリカコの事警戒してたのにリカコに聞けばとか言うし・・・
来週のサブタイが「あとは沈黙」ですけど、誰が沈黙するのかな?やっぱリカコかなあ。
それにしてもオヤジの考えは「残酷なことを認識することで逆に正しいことも認識する」だったのにこの子はなんか勘違いしてるんじゃないでしょうかね。それ、単に自分が楽しいからやってるだけじゃん。
槙島の言う「その先の意義」とやらは見つけられない気がするなあ。見つかっちゃって変な風に進化しても困るけど。
個人的には面白くて毎週楽しみです。派手なアクションというより、人間の内面とか葛藤、ドラマを描いて欲しいのでこれくらいのペースが丁度良い。
あとね。もうこの作品の登場人物漢字がめんどくさくてカタカナ表記にしようかと思ってます。一発変換でない漢字使うのやめてください、めんどくさいから。
公園で見つかったオブジェは人間だった。以前の事件の先入観を持っている奴を捜査に入れられないというギノの判断で狡噛は事件から外れる事に。朱は狡噛の監視を命じられ、実質二人は今回事件にはノータッチに。
しかし調査をすると3年前の事件に類似点が多く、当時の犯人が現れたのでは?という意見も。それでも狡噛は捜査に入れない。
朱は3年前の事件と今回の事件について狡噛と話していた。同じ犯人かもしれないし、ただの模倣犯かもしれない。調べる価値はあるが捜査からは除外されている・・・手段はあるという狡噛。
一方学園では行方不明になった少女の幼なじみが、王稜に彼女の手がかりを聞きに行っていた。そしてそのまま、王稜に捕まってしまう。
感想ですが・・・あ、来週に持ち越しかw面白くなってきましたね。話としては進んでないけど、キャラの内面とか世界の設定が垣間見えて面白かったです。
●犯人視点
今回は結構細かく犯人視点が描かれていました。リカコの思考は父親の影響だった。ただし父親は猟奇思考があったわけではなく、残虐な絵を描くことで人を戒める画家。システムが出来上がり画家としての活動は終止符を打ち、その後も廃人になり死んだ。
父を深く尊敬していたリカコは作品を途中でやめてしまった事、社会のシステムに父を殺されたことが許せなかった。自分の手で作品を仕上げることを続けている、と。
事情はわかったが、なんというか・・・これもまたシステムの生み出した犯罪者って感じですね。
そしてオヤジの思考が真逆の思考になってる気がしますが。
●ササヤマさん
3年前死んだササヤマ。彼は女好き、短気、突っ走るクソ野郎だったという。ただし、「面白いクソ野郎」だったらしいが。事件を追い犠牲になったが、その後の調査で生きたままバラバラにされた事がわかった。
そういえば昔とあるドラマでも生きたまま手足を切断されたとかいう話があった時に生活反応がどうたら、って説明がありました。気になったので調べたのですが、傷を負ったのが生きている時なのか死後なのかがわかるらしいですね。そんなのわかっちゃったらショックなんてもんじゃないわな。
いつしか犯人を同じ目に合わせてやりたいと思うようになり、監視官としては失格だったという狡噛。
そのことに後悔はないのかと問われてもはっきりと「ない」。後悔は、事件が未解決のままだと言う事。
よーするに、とってもイイ奴だったのですねササヤマさん。気に入っていた相棒が非道な殺され方したらそりゃ切れるわ。
●事件の接点
3年前におきた事件の犯人は学園の先生、当時手を貸していたのは槙島
↓
3年後、同じ学園の生徒であるリカコに手を貸す槙島
↓
3年前の手法を教えたので、同じ事件になった
ってだけか。なーんだ、いろいろ深読みしちゃったぜ。
●槙島との会話
槙島と・・・神父かな?謎の二人の会談。そこからわかったのは
・ユーストレス欠乏・・・なんちゃら 要は多少のストレスは免疫の活性化など人間にとって必要なことなのに、それをすべて取り除いた現代のシステムが生んだ病。自律神経が刺激、ストレスを認識できなくなり生命維持活動できなくなる、いわば「自ら自然に死を選ぶ病気」かな。表ざたにはなってないが、システムができてから確実に増えている
なんてダメな社会だw
そして血生臭い話をしているのにバックのBGMが第九ですか。良い演出だ。
人によってはここの説明がダルいとか長いとか言ってるけど、個人的には聞き入ってしまいました。フェイトゼロの時もそうだったけど、こういう長々としてても意味のある会話は聞き入ります。
ところでこの神父さんは誰かな?リカコの犯行も知っているからただの神父じゃないと思うけど
●ヨシカちゃん
事後だと思ったら死んでました。(詳細はアニメを見ましょう)
えーっと・・・でもこれ、一応やったの?あ、いえ何でもないです・・・
●ああ、それアンタも使うのか
槙島の協力者の男もホログラフ使ってたけど、女子高生に化ける時気になったんですが・・・
足元から頭に向かって映像変化したじゃん?ってことはリカコちゃん、下半身スカート上半身おっさんのキモイ風景を目の当たりにしてるってことに・・・
それにしてもオッサンが魔法のコンパクトを使うのも絵的にどうかと。もうちょっと男性用のスタイリッシュなデザインなかったんかい。
ところでこの人、瞳が人間じゃないような感じだけど何かあるのかな?
●来週のオブジェ決定
ヨシカちゃんを心配してリカコを訪ねた子がいましたが、とっ捕まりましたね。普通のアニメなら間一髪で助かるだろうけど、間違いなくこの子来週死ぬと思う。
死ななくても係数上昇で処理か治療か・・・いずれにしても脚本家があの人なので希望なんてない。
今回興味深かったのはやはりシステムが発展しすぎたことによる人間の退化でしょうか。自ら生きることを止めてしまう病気・・・決して表ざたにはならないが、寿命も減ってきているとか。
ストレスをなくすシステムのせいで逆にストレスが起こり、しかしそれをストレスと認識できないでおかしくなる。あるいはストレスそのものがなくなってしまうことで生きる意味を見出せず死に至る。上にも書いたけど、なんつーダメダメ社会だよw
ストレスをストレスと感じない・・・
・・・・。
そんな人物が一人いましたねえ・・・
あとはー・・・ヨシカちゃんと幼なじみだったというもう一人のポニテの子ですね。彼女は首を突っ込もうとしないので事件には巻き込まれてないですが、リカコなら何か知ってんじゃねと言ってしまったので別の子が捕まり・・・これで来週オブジェで登場したら今度はこの子が首を突っ込みそうですね。
またいらん深読みだけど、これポニテの子が真の黒幕とかだったらどーしよーかな。だってリカコの事警戒してたのにリカコに聞けばとか言うし・・・
来週のサブタイが「あとは沈黙」ですけど、誰が沈黙するのかな?やっぱリカコかなあ。
それにしてもオヤジの考えは「残酷なことを認識することで逆に正しいことも認識する」だったのにこの子はなんか勘違いしてるんじゃないでしょうかね。それ、単に自分が楽しいからやってるだけじゃん。
槙島の言う「その先の意義」とやらは見つけられない気がするなあ。見つかっちゃって変な風に進化しても困るけど。
個人的には面白くて毎週楽しみです。派手なアクションというより、人間の内面とか葛藤、ドラマを描いて欲しいのでこれくらいのペースが丁度良い。
あとね。もうこの作品の登場人物漢字がめんどくさくてカタカナ表記にしようかと思ってます。一発変換でない漢字使うのやめてください、めんどくさいから。