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DRAMAtical Murder 感想

2018-07-05 | ゲーム
ニトロキラル+制作のBLゲーム「DRAMAtical Murder」の感想です。

数年前にアニメになっており、その時も感想は書いていますが内容をさっぱり覚えていないのでゲームはまた新鮮な感じでした。

お高かったです(血涙)
ほぼ5000円くらいしました。定価より安いけどさ・・・2000円くらいで買いたかった。


まず共通ルート、この舞台について。
おそらく近未来、碧島という南の方にある島(鹿児島あたりかな?)が舞台となっています。
この島はもともと普通に人が住んでいたものの、東江という資産家が島を買い取り立退きを勧告。島民たちは抵抗し島に残ったが隅に追いやられ島から本土へ行くことさえできなくされてしまう。
島には東江財閥が作った金持ち向けの巨大観光施設が建設され、島の内部は分断されている。
島は若者によるチームがあり、ストリートファイトのような「リブ」という戦いもあった。しかし近年脳内で戦う「ライム」が流行り始めリブからライムにうつる者が増えてきている。
この世界にはオールメイトと呼ばれるAI端末が存在し、ペットのような家族のようなもの。オールメイトでライムの戦いは行われる。

主人公の蒼葉は祖母のタエ、オールメイトの蓮と普通に暮らしていた。しかし強制的にライムをやらされる「辻斬り」にあってから少しずつおかしなことが起こり始める。
辻斬りでは意識を失い何が起きたのかわからなかったが、後日辻斬りをした本人、ノイズという人物が接触をはかってきた。彼の話では蒼葉は昔ライムをやっていた記録が残っており先日の戦いも蒼葉が勝ったという。身に覚えがないが、蓮も蒼葉の指示に従って戦ったと言った。

そんな中、島最大のリブのチームである「ドライジュース」が丸ごと姿を消してしまう。ドライジュースのリーダーはミズキという蒼葉の友人で、最近チームが消えるという神隠しが起きるという。
神隠しは10年ほど前にも起きていた怪現象で、ある日突然人が消え数日たつとふらっと帰ってくるが記憶がなくなっているというもの。しかもどこか呆けた感じで何が起きたのかわからない。
その原因はモルヒネという都市伝説のような、本当にいるかどうかもわからない噂のリブチームが犯人ではないかという噂はあった。真相はわからず。

ミズキを探そうとする蒼葉と幼馴染の紅雀。そんな中祖母のタエと連絡が取れなくなり探そうとすると蒼葉はガスマスクをつけた不思議な青年、クリアと自分を利用しようと近づくミンクと出会う。特にミンクは蒼葉の声には妙な力があることを嗅ぎつけ、タエを探す事を交換条件に自分に協力しろと言ってきた。
ノイズも含め全員の協力を得てタエを探すとタエをさらった犯人はミズキたちドライジュースだった。しかし体にはモルヒネの刺青がされており蒼葉の知っているミズキとはかけ離れた性格となっていた。

タエを傷つけられそうになり咄嗟に叫んだ蒼葉はミズキの心の世界に迷い込む。その時彼が悩み続けていたリブやライムの話を聞いた。しかしそこで急にミズキは苦しみ始め意識を失い、現実世界へと戻った蒼葉は目覚めたがミズキは目覚めなかった。

全員にタエが話したのは、蒼葉の声には人を従わせ心の中に入る能力があるということ。タエは以前脳の研究を行っており、東江の研究所にいた。東江は人の心を操る研究を長年続けており、タエの研究が勝手に使われてしまったという。タエは研究所をやめたが、今この碧島で巨大な実験が行われていようとされているのではないかという。チームが消えているのもミズキが別人のようになったのもすべて東江達の仕業で実験の被害者ではないかと。
蒼葉の力は東江が欲しがる。このまま放っておけば捕まる可能性があるので手を打たなければならない。



ざっくりこんな感じです。もっと細かい話もありますが、内容だけだとこれですね。

●蒼葉
声に人を従わせる力があり日ごろ無意識に使っていたことがわかる(使うには条件があるので常に使っていたわけではない)さらに人の心に入れる「スクラップ」という力もあり、碧島で起きようとしていることの渦中に巻き込まれることとなる。生まれつき髪に感覚(痛覚?)があり触ると痛い為人に髪を触られるのを嫌がる。何気に地味にとても不便だなこれ。
性格は楽観的で面倒ごとが嫌い。10代の頃は相当荒れていたようで喧嘩はすごく強い。謎の片頭痛に悩まされている。月一腹が痛くなる女子並に不憫である
昔ライムをやっていたのは本当で、事故に巻き込まれ記憶の一部を失ってしまった為覚えていなかった。

●蓮
蒼葉のオールメイト。見た目は可愛い小型犬だが声は青年、さらにライムの姿は割とマッチョだった。蒼葉をサポートする役割なので心配したりアドバイスしたり。

●紅雀(こうじゃく)
蒼葉の幼馴染。赤い着物に大太刀を持つという生まれてくる世界を間違えたとしかいいようがない見た目。FGOにでも行ってろ。どのゲームにも必ず一人はいる主人公を無条件に慕っているキャラである

●ノイズ
ライムをやることにこだわる頭脳派、でも喧嘩も強い。自分の都合をぐいぐい押し付けてくるし言う事聞かないけどどこか世間知らずな所もあり憎めない性格。とりあえず服のセンスがおかしい

●クリア
常にガスマスクをつけポケットからビニール傘を取り出す、常に屋根から落下しながら登場し建物には窓から入るなど完全にただの変な人。何故か蒼葉の事をマスターと呼び無条件で慕ってくるが言うことがこちらも常識から外れていて完全に意味不明の不思議ちゃんである。一般常識ならまだノイズの方がある感じ。

●ミンク
無口で高圧的だが明らかに目的があって動いている。共通ルートでは必要最低限しかしゃべってくれないのでイマイチよくわからないが、彼が動いたから物語が大きく動いたというのはある。たぶん物語中の核心部を知ってると思われる。それはともかく、バンダナにキュウリがついてるようにしか見えないのでとってもらいたい

●タエ
蒼葉のばあちゃん。よく怒鳴る。東江や蒼葉の事をそこまで理解してたならもっと早くいっておけばいいのに

●ウィルス、トリップ
ヤクザの二人組で蒼葉とは知り合い。見た目がそっくりで双子かと言われると同時に否定する。こいつらはうっすらアニメの記憶があるのでただ者じゃないのはわかってます。悪い奴らです確か

●ミズキ
ドライジュースのリーダー。仲間思いで良い奴だが壊れちゃいました。意識不明の重体。


東江を何とかしなきゃ島が危ない、というところで各キャラルートに分かれます。
共通ルートやった感じは、咎狗に比べれば選択肢がかなりわかりやすい。前は「右に行く、左に行く」みたいな何それ?みたいな選択肢でしたが、あーこれ選択するとこのキャラルートじゃねえなというのがわかりやすかった。
最初は紅雀ルートをやりました。こういうアドベンチャーゲームにおいて「まず最初にやれよ!」というポジションのキャラですね、わかります。もうプレイはしたので感想は後日。


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