おいしい旅活!

近いとこから、遠いとこまで、
いろんな「旅」生「活」の、記録っす。

『深川江戸資料館』

2005-08-16 16:00:00 | 散策


地下1階から地上2階までの吹き抜け空間に、
江戸時代(1842年から1843年を想定)の深川の町並みや庶民の生活ぶりを再現。
長屋2棟をはじめ八百屋、春米屋、火の見櫓、
猪牙舟の浮かぶ掘割、船宿のたたずまいなどをはじめ、
家の中の生活用品類一つ一つにまで細かく気を配って再現して、
実際にてにとって見ることができる。

さらに、深川の一日の暮らしを音響と照明効果で演出。
たとえば、夏の時期は、夜明けの照明に始まり、
鶏の鳴き声、あさり売りや金魚売りの声、雨の音、
虹や夕焼け等を表現し、下町情緒を盛り上げ、150年前の深川の世界へと誘ってくれる。

まさに、このコピーの通りで、実際に長屋などの部屋に入って、
庶民の暮らしを身近に感じることができ、体感できるのは、すばらしい。

「わずか4畳半とか6畳の長屋の部屋に一体何人家族で住んでいたのだろうか?」

「こんな障子の戸で、雨の日は、大丈夫だったんだろうか?」

とか、素朴な疑問が自然に生まれてくる。
映像で見るより、本で見るより、遙かに実感できるのだ。

お盆休み中だというのに、それほど混んでいず、
しかも涼しいこのスポットは、オススメ。
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『川崎市立 日本民家園』

2005-08-14 14:12:00 | 散策


「散歩の達人」に掲載されているのを見て、
初めて知った、川崎市立 日本民家園。
全国各地の、古い民家を集めた、野外博物館だ。

東日本の代表的な民家をはじめ、
水車小屋・船頭小屋・高倉・歌舞伎舞台など、25件もの建物をみることができる。

正直言って、こんなにスケールが大きいとは
思っていなかったので、ビックリ。

さらに驚いたのは、どの建物も、家の中にはいると、
冷房もないのに(当たり前だけど…)、ヒンヤリと涼しいこと。
茅葺きの屋根とか、風通しの良い間取りとか、
ものすごくよく考えられているのは、驚きだ。

床も、夏仕様なのか竹を組み合わせた、すだれ状になっていて、
昔の人たちは、今のような文明の利器がない中で、
いろんな工夫をしているのがわかって、とても興味深い。

お盆休み中だというのに、それほど混んでいず、
しかも涼しいこのスポットは、オススメっす。

子供たちの、夏休みの課題にも使えると思うので、
家族で、ゼヒ行ってみてください。

ちなみに、飛騨白川郷の合掌造りを移築した、『そば処 白川郷』もあるので、
趣のある建物の中で、そばも味わうことも。
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