地下1階から地上2階までの吹き抜け空間に、
江戸時代(1842年から1843年を想定)の深川の町並みや庶民の生活ぶりを再現。
長屋2棟をはじめ八百屋、春米屋、火の見櫓、
猪牙舟の浮かぶ掘割、船宿のたたずまいなどをはじめ、
家の中の生活用品類一つ一つにまで細かく気を配って再現して、
実際にてにとって見ることができる。
さらに、深川の一日の暮らしを音響と照明効果で演出。
たとえば、夏の時期は、夜明けの照明に始まり、
鶏の鳴き声、あさり売りや金魚売りの声、雨の音、
虹や夕焼け等を表現し、下町情緒を盛り上げ、150年前の深川の世界へと誘ってくれる。
まさに、このコピーの通りで、実際に長屋などの部屋に入って、
庶民の暮らしを身近に感じることができ、体感できるのは、すばらしい。
「わずか4畳半とか6畳の長屋の部屋に一体何人家族で住んでいたのだろうか?」
「こんな障子の戸で、雨の日は、大丈夫だったんだろうか?」
とか、素朴な疑問が自然に生まれてくる。
映像で見るより、本で見るより、遙かに実感できるのだ。
お盆休み中だというのに、それほど混んでいず、
しかも涼しいこのスポットは、オススメ。
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