らくだリ楽ゼーション整体院 スタッフブログ

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手作り味噌の作り方

2012-03-12 15:21:04 | しんちゃん日記

こんにちは 進です。

 

昨日は3月11日、震災からちょうど1年の日でしたね。

14時46分に黙祷しようと思ってずっと時計の針をみていたら、

ちょうどそのくらいから近藤さんに話しかけられて

気づけばすっかり時間はすぎてしまっていました・・・

なんてこった・・・

 

昨日は小倉でもメディアドームで反原発集会が開かれており、

らくだの周辺あたりもデモをやっていました。

わたしも仕事が休みだったら参加したかった。

朝、出勤前に少しだけメディアドームには行ったんですけどね。

デモの時間には間に合わず。

 

 

さて、先日の休みは友人とともに味噌を仕込んできました。

ものづくりが好きな方たちの会に参加させてもらっていて、

この時期の恒例行事となっています。

 

出来上がりが5キロの味噌を作るために用意するものは

大豆800グラム、塩600グラム、麹、消毒用アルコール、

味噌を寝かせるための容器、混ぜるとき用のタライ。

 

 

作り方は、大豆800グラムを一晩水につけておきます

2倍ぐらいにふくらんだ大豆。

 

 

そのあと、豆が親指と小指ではさんでつぶせるくらいまで煮ます。

このやわらかさになるまではかなりの時間がかかります。

以前はわたしもなべで3~4時間かけてじっくり煮ましたが

話によると一晩近く煮た、という方も。

今年は圧力鍋をゲットしたので、それで30分もかからずにできました。

すごい、やっぱり早くて便利!!

 

その大豆は温かいうちに煮汁と豆にわけます。

下準備はこれでOK。

 

そして大豆をつぶします。

友人がミンチ肉を作る機械をもっているので

それでどんどん大豆をミンチ状にしていきます。

 

そして塩600グラムと麹(何グラムだったっけ・・)を

大きなタライの中で混ぜます。

ムラ無く混ざったら、ミンチ大豆を投入。

しっかり混ぜ合わせます。

やわらかさをここで調節するために煮汁もつかいます。

 

しっかり豆が柔らかくなっていることと、ここでの水加減が重要。

出来上がりがかなり違ってきます。

 

そして、ハンバーグを作る要領で丸めます。

しっかり中の空気を抜くためにぺたぺたと叩きます。

その団子状になった大豆をあとは容器につめていきます。

容器は事前にアルコール消毒しておきます。

 

このときも、なるべく空気が入らないように

叩きつけたり、押しつぶしたり。

空気に触れている部分は、麹が発酵している間に

違う菌が繁殖してカビが生えてしまうのです。

表面にはどう頑張ってもカビが生えるので、

これはこさいで取れば大丈夫。

 

しっかり詰めたら、表面にうすく塩をまぶしてラップや和紙で

なるべく空気に触れないようにふたをします。

 

あとは冷暗所で寝かせます。

半年ぐらいしたころから食べれるようになります。

前に作ったときも、たまにふたをあけて様子を見ていたんですが

最初はただの塩辛い大豆だったのが

発行してくると香りや色がかわってきてすごくかわいい。

「育ってる!」って実感しながら、そっと成長を見守っていました。

半年すると、ちゃんと味噌の味になっていて

自分で作った味噌ってほんとおいしいんですよね。

市販のものはこの3年くらい買ったことが無いです。

 

今回は、材料にもこだわろうとおもって、

北海道産の有機大豆で仕込んでみました。

 

今年は同じ麹を使って、みりんと今流行の塩麹をつくってみましたよ。

みりんは味噌より時間がかかって出来上がりは1年後、

塩麹は1週間後くらいかな。

 

自分が食べるものは、自分で作るのが一番安全でおいしい。

こんな時代だからこそ、特にそう思います。

 

どれも出来上がりがすごい楽しみだな♪