![]() | 岡本太郎 神秘 (Art & Wordsシリーズ) |
岡本 太郎 | |
二玄社 |
今日、友人と会うために、
売市のカフェ「宇宙の贈り物」さんに行きました。
夕方、次女を迎えに家に戻ってから、再びカフェへ戻りました。
次女は、彼女定番のバナナケーキを注文して平らげると、
絵本を読んでとせがみました。
絵本を一通り読み終わって、ふと本棚に目をやると、
この本が目に入りました。
“岡本太郎”という文字・・・。
名古屋に行ったとき、彼の話が出ました。
神業と、人は天才のなすことをそういう表現で言うことがありますが、
彼の成してきた業は、まさに神業。
天才ならではの、常識を逸した発想と行動は、
私たちにさまざまなことを提議しています。
この本もまた、「神秘」という題がついているだけあって、
私たち人間の奥深い「神秘」について、
青森から沖縄までご自身で歩いて撮影してきた人々の写真とともに
語られています。
その一筆書きにしたためたような言葉に、
はっとして、
どきっとして、
思わず唸ってしまいました。
人間は、神とともに生まれ、
死ぬ時には、ともに死ぬ・・・
そんなことを言える人は、
なかなかいません。
必読です。