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ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

しいなりんご

2009年07月14日 | 観劇・読書・感想記
某N◎Kの「みんなのうた」が好きです。

子ども向けの歌も多い中、
大人にもヒットする歌もあります。

今のお気に入りは、椎名林檎の歌「二人ぼっち時間」
↑You Tubeでどうぞ!

子ども達も大好きで、これがかかるとみんなで歌っています。

椎名林檎のなんとも色っぽくて艶っぽくて妖しいとこが
妖怪みたいで好きです。

いや、すべての楽曲がすきというわけではないのですが。

今は小学生の子どもさんがいるという林檎さん。
あんなお母さんも、すんごくいいかも

映画「愛を読む人」

2009年07月14日 | 観劇・読書・感想記
The Reader (Movie Tie-in Edition) (Vintage International)

Vintage

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今朝は学校の集金日。
順調に集金が終わり、バザーに関する話もないようなので、
学校の窓から見える真っ青に晴れた空を見上げたら、
ずっと行きたかった映画館へ足を運んだ。

なんてお天気のよい日だろう。
じりじりと照りつける太陽は、夏日を予感させる。
車のエンジンをかけると、アンジェラ・アキが歌ってた。

時間ぎりぎりで間に合いそう!
友人が観て、よかったよと言っていた「愛を読む人」を観るために、
車を街中まで走らせる。

駐車場のおじさんが、私の顔を見て
「初めてじゃないよね。」と声をかけ、
いつもよりも優しい笑顔。
何度も来ているけれど、今日が一番感じがよいよ、おじさん♪

「暑くなりそうだね。」と話しかけ、
チケットをもらう。
こんな普通な会話が嬉しい。そう、こんな清清しい午前は。

「愛を読む人」は、ケイト・ウインスレット主演の映画だ。
事前情報はいっさいなく、きっと恋の映画なんだろう・・・「The Reader」という原題からして、本を読むのだろう・・・
くらいにしか思っていなかった。

それはまったくの見当違いだった。
マイケルという15歳の男の子(といっても、とても逞しくて幼い感じではない)が、見知らぬ年上(それもかなりの年の差。15歳以上は離れているはず)の女性と出会い、関係をもつようになる話。

10代の男子。
むさぼるように女性の家へ通う。
そのうち、女性は学校で習っていることを聞くようになり、
本を読んでくれと頼む。

そこから彼の朗読が始まるのだ。
朗読と愛と嫉妬・・・。
ここまではよくある感じのロマンス映画っぽい。

けれど、これは違ったのだ!
女性の隠された過去に、とても驚いたのは私だけではないはず。

ラストに近づくにつれ、
30年という年月を超えて再会する二人の
微妙な距離と感情の迷いが、
とても理解できてしまう私が怖い・・・。

男性の観客も多くいたのが印象的。
男性側の意見も聞きたいなぁ。

きっと、男性の気持ちがよく表れている・・・
共感するところがあるかもしれない映画でした。

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