春爛漫の季節を迎え、今期のリカレント教養講座の講義が4月9日(水)開講しました。
第1回目の講演テーマ「人生100年の歌」…講師は佐藤利行先生(福山市立大学 学長)による講義でした。
(平和公園にて撮影する)
『論語』(為政篇) 孔子(紀元前552年~前479年)
子曰く、「吾 十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑はず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順ふ。
七十にして心の欲する所に従へども矩(のり)を踰(こ)えず」と。
東晋・王羲之(303年~361年)「蘭亭の序」…王羲之の「蘭亭の序」は、蘭亭の会に参集し人たちによって作られた三十七篇四十八首の序文として作られたもの。
「目前の楽しみ」…
頃東遊還。修治桑果、今盛敷縈。率諸子、抱孫、遊觀其間。有一味之甘、割而分之、以娯目前。
頃(このこ)ろ東遊して還る。桑果を修治し、今、盛んに縈を敷く。諸子を率ゐ、孫を抱き、其の間に遊觀す。一味の甘き有らば、割きて之を分ち、以て目前を娯しむ。
「目前を楽しむ」ことの意味…王羲之は、限られた人生の中で、今その時その時を大切にして充実して生きることこそが重要なのである、と考えた。
「参考:人生百年の歌(人生百年時代に)講義資料より」
退職と同時に入学したリカレントも、今期で四期目に入ります。毎回、熱のこもった講師の教養講座の聴講を楽しみにしています。
最後まで、ご覧いただきありがとうございます。