「今からカルテと画像を取りに伺いますので、ご準備お願いします」と
時間を指定し連絡をした。
それは診察で忙しい医療機関への気遣いのつもりだったのだが、
「準備はとっくにできています」と言われ、電話は切られてしまった。
ため息しか出てこない。
呆れる・・・というよりも、悲しくなってくる。
言葉の速さやトーン、そこから苛立ちがその人柄が隠しようもなくでてしまう。
医療機関に勤務しているという自覚がないのだろうが、
もうすこし“言葉への敬意”を学びなおした方がいい、と
心の中で思いながら、画像を受け取りに行ってくる。
自分を疑えないということは、狂気へつながっていく。
自分を正当化するということは、すべての問題の根源となる。
医療不信がここまで叫ばれるのがなぜか、医療者に考えて欲しいと願う方が甘いのか?