
9/14〜16、娘と一緒に静岡へ行って来ました。まずはその初日の覚書です。
前日の夜、息子がクルマでこちらに来てくれて、当日の朝は家で朝ごはんを一緒に食べ、洗濯も済ませてから、クルマで娘を迎えに行きました。
横浜町田インターまで出るまでの道が混みそうということで、国立府中インターから中央道→圏央道経由で東名高速に乗ろうというのが息子のプランでしたが、カーナビの指示でなぜか八王子インターで降ろされ、八王子市内から高尾山周辺の一般道(山道)をウロウロした挙句、結局圏央道に乗ることとなりました。カーナビがそんなルートをお奨めしてきたのは中央道が渋滞していたからだと思われますが、正直ムダ足感が否めず、息子はぐったりしていました。
しかし、東名に入ってからは順調に進みました。途中、中井PAでトイレ休憩。その時点で暑かったため、ソフトクリームなども食べて一息つきました。
その後、新東名に入り、沼津サービスエリアでお昼を食べることに。

フードコートはそばにうどん、海鮮丼、更に独立して《びっくりドンキー》もありましたが、結局《道神ラーメン》へ。自分は味玉塩ラーメンを頼みました。
娘は職場へのお土産も買っていました。沼津SAはそこにしかない美味しい物があったりします。一方、その時点で静岡のホテルのチェックイン予定時刻を過ぎていたので、念のためホテルに連絡を入れました。
トップ画像はSA裏手から撮った駿河湾。左手遠くに見えるのは伊豆半島です。

伊豆半島と沼津の街はこちらの方がよく見えますね。
後は順調に新清水ジャンクションから東名に戻り、静岡市内に入りました。それにしても上空はそれなりに晴れているのに、静岡県内で富士山は(少なくとも山頂付近は)全く見えませんでした。東名高速も新東名も富士の裾野をグルーっと回りこむように走っているのですが……
ともあれ、まずは駅近くの駐車場にクルマを入れてからホテルにチェックイン。泊まったのはこちらです。
4月と5月に一人で静岡に来た時は、大浴場付きのもう少し安いホテルに泊まったのですが、今回はその日程で二人で泊まれる所がここしかなかったのです。とは言え、遅いタイミングでの予約にも関わらず週末によく空室があったものです。駅から徒歩1分。ホテルまで歩道のみで直に入れるのもありがたいです。
息子には少し待ってもらって、自分と娘は部屋にスーツケースやカートを置き、自分は着替えもしてから再びロビーに降りました。

ロビーの飾り付けが今はこんな感じです。駿河屋も本拠地ともなると駅前シティホテルでこういうディスプレイを……
娘がコーヒーを飲みたいと言うので、まず駅構内のよく行くカフェへ行ってみましたが、満席だったため、南口の《ハグコーヒー》へ。
南町店にも他の店舗にも行ったことがある静岡限定カフェチェーン。静岡は《さわやか》を筆頭に「静岡限定」ショップやチェーンが多々あります。

アイスのカフェラテでホッと一息。甘いものも頼んだり、お土産物として買ったりしようかとも思いましたが、今回はやめておきました。
この後どうしようかという話になり、相談の結果、本来の目的地だった静岡市美術館へ行くことにしました。現在開催中の展覧会が、開館から午前中は長蛇の列ができているため、特に週末は夕方からの来館を美術館側が(ツイッターやInstagramなどで)推奨していたため、どのみち夕方に行くつもりではいましたが、その時点で既に5時になっていたので少し躊躇しました。とは言え、夜7時まで開いているという話だから、駅構内から歩いて行ける場所でもあり、とりあえず向かうことに。
静岡市美術館で現在開催中の展覧会はこちら【西洋絵画の400年】展です。
前もってチケットを購入していたため、並ばずすぐ入れて、館内もゆったり落ち着いて回ることができました。
大人気のこの展覧会出品作品は東京富士美術館所蔵品からですが、その富士美術館の所在地は八王子。同じ多摩地域にある自宅の方が近そうに思えますが、実際はどの鉄道駅からも遠く、バスまたはクルマを利用するしかなく、自宅から(息子の)クルマで行くにも行きにくい場所なのです。更に言いにくいことながら、或る宗教団体の所有であることもネックで……名画名品を数多く所有している美術館だから、もっと気軽に行けたら良いのですけれどね。せめて熱海のMOA美術館くらいオープンな感じであればと思います。
それはともかく、主な展示作品はこちら。
ルネサンス期からロココ、新古典主義、印象派、エコール・ド・パリにシュルレアリスムと、現代(20世紀後期くらい)に至るまでの名品が並んでいます。

ポスターのメインビジュアルとなっているこちらの作品は、アントニー・ヴァン・ダイクの「ベッドフォード伯爵夫人 アン・カーの肖像」。この画家による肖像画は他にも出ていましたが、モデルの内面や性格まで感じられるような作品でした。

もう一つポスターに使われているナポレオンのアルプス越えは、ジャック=ルイ・ダヴィッドの代表作の一つとして知られていますが、実は幾つかのバージョンやレプリカ作品などもあり、これも「ダヴィッド工房」作とのことです。

以前に貼ったバナーも。左側はもちろんモネです。
幾つかの作品は撮影可。というわけで撮ってみました。

モネ。

ユトリロ。

キスリング。
自分はアンリ・ル・シダネルの作品が気になり、ポストカードも買ってしまいました。
観覧中に時刻は6時半になり、入館はそこで札止めです。閉館間近に展示室を出てミュージアムショップへ。前述のようにポストカード、そして図録も購入しました。市美術館の図録は内容の割に比較的安価、そして無料で袋に入れてくれるのもありがたいです。このたび時間がなくて、併設カフェでお茶を飲めなかったのが残念でした。

入り口から見える窓の外(呉服町通り)もすっかり暗くなりました。晩ごはんにも良い頃合いです。駐車料金が少し割引になるということで、駅ビル《パルシェ》のレストラン街へ。お好み焼きの《千房》に珍しく空席があったので、入ることにしました。息子とは以前に寄ったことがありますが、娘とは初めて(東京では一緒に行ったこと有り)です。
千房といいぼてぢゅうといい、大阪のお好み焼き屋さんは東京に進出するとなぜか「オサレ」になってしまうのですが、こちらの店内は例によってコテコテ大阪風でした。

前菜的にいか焼きを頼みましたが、後はコースで。



本家のサイトにも店舗のサイトにも、食べログなどにもなぜかメニューがちゃんと載っていないので、何を食べたか定かではありませんが、たこ焼き風お好み焼きとかとんぺい焼きとか、後は「道頓堀焼き」にミックス焼きをいただいたと思います。商品は或る程度焼いてからこちらの鉄板に持って来るのですが、それから店員さんがマヨネーズで描いてくれる絵がいつも楽しみです。今回はアンパンマンとドラえもん。以前に息子と来た時にはスヌーピーだったような……
静岡の夜は早く、駅ビルや飲食店さえ早く閉まってしまうので、食後は息子と別れてすぐホテルに戻りました。
お風呂は部屋のバスルームで。このところ大浴場付きのホテルにばかり泊まっていましたが、久しぶりにバブルバスを楽しみました。初めはシャワーだけでもいいかな、と思っていたのですが、我が家より長さのあるバスタブで手足を伸ばして疲れを取りました。
東京で放送される番組が静岡では観られなかったりするので(特にテレ東)、観たのはEテレの【理想的本箱】くらい。「宗教に悩んだ時に読む本」というテーマでしたが、これが思いのほか面白かったです。中島らもさんの『ガダラの豚』は、気になりつつ読んだことがなかったけれど、改めて読んでみたくなりました。
前日の夜、息子がクルマでこちらに来てくれて、当日の朝は家で朝ごはんを一緒に食べ、洗濯も済ませてから、クルマで娘を迎えに行きました。
横浜町田インターまで出るまでの道が混みそうということで、国立府中インターから中央道→圏央道経由で東名高速に乗ろうというのが息子のプランでしたが、カーナビの指示でなぜか八王子インターで降ろされ、八王子市内から高尾山周辺の一般道(山道)をウロウロした挙句、結局圏央道に乗ることとなりました。カーナビがそんなルートをお奨めしてきたのは中央道が渋滞していたからだと思われますが、正直ムダ足感が否めず、息子はぐったりしていました。
しかし、東名に入ってからは順調に進みました。途中、中井PAでトイレ休憩。その時点で暑かったため、ソフトクリームなども食べて一息つきました。
その後、新東名に入り、沼津サービスエリアでお昼を食べることに。

フードコートはそばにうどん、海鮮丼、更に独立して《びっくりドンキー》もありましたが、結局《道神ラーメン》へ。自分は味玉塩ラーメンを頼みました。
娘は職場へのお土産も買っていました。沼津SAはそこにしかない美味しい物があったりします。一方、その時点で静岡のホテルのチェックイン予定時刻を過ぎていたので、念のためホテルに連絡を入れました。
トップ画像はSA裏手から撮った駿河湾。左手遠くに見えるのは伊豆半島です。

伊豆半島と沼津の街はこちらの方がよく見えますね。
後は順調に新清水ジャンクションから東名に戻り、静岡市内に入りました。それにしても上空はそれなりに晴れているのに、静岡県内で富士山は(少なくとも山頂付近は)全く見えませんでした。東名高速も新東名も富士の裾野をグルーっと回りこむように走っているのですが……
ともあれ、まずは駅近くの駐車場にクルマを入れてからホテルにチェックイン。泊まったのはこちらです。
4月と5月に一人で静岡に来た時は、大浴場付きのもう少し安いホテルに泊まったのですが、今回はその日程で二人で泊まれる所がここしかなかったのです。とは言え、遅いタイミングでの予約にも関わらず週末によく空室があったものです。駅から徒歩1分。ホテルまで歩道のみで直に入れるのもありがたいです。
息子には少し待ってもらって、自分と娘は部屋にスーツケースやカートを置き、自分は着替えもしてから再びロビーに降りました。

ロビーの飾り付けが今はこんな感じです。駿河屋も本拠地ともなると駅前シティホテルでこういうディスプレイを……
娘がコーヒーを飲みたいと言うので、まず駅構内のよく行くカフェへ行ってみましたが、満席だったため、南口の《ハグコーヒー》へ。
南町店にも他の店舗にも行ったことがある静岡限定カフェチェーン。静岡は《さわやか》を筆頭に「静岡限定」ショップやチェーンが多々あります。

アイスのカフェラテでホッと一息。甘いものも頼んだり、お土産物として買ったりしようかとも思いましたが、今回はやめておきました。
この後どうしようかという話になり、相談の結果、本来の目的地だった静岡市美術館へ行くことにしました。現在開催中の展覧会が、開館から午前中は長蛇の列ができているため、特に週末は夕方からの来館を美術館側が(ツイッターやInstagramなどで)推奨していたため、どのみち夕方に行くつもりではいましたが、その時点で既に5時になっていたので少し躊躇しました。とは言え、夜7時まで開いているという話だから、駅構内から歩いて行ける場所でもあり、とりあえず向かうことに。
静岡市美術館で現在開催中の展覧会はこちら【西洋絵画の400年】展です。
前もってチケットを購入していたため、並ばずすぐ入れて、館内もゆったり落ち着いて回ることができました。
大人気のこの展覧会出品作品は東京富士美術館所蔵品からですが、その富士美術館の所在地は八王子。同じ多摩地域にある自宅の方が近そうに思えますが、実際はどの鉄道駅からも遠く、バスまたはクルマを利用するしかなく、自宅から(息子の)クルマで行くにも行きにくい場所なのです。更に言いにくいことながら、或る宗教団体の所有であることもネックで……名画名品を数多く所有している美術館だから、もっと気軽に行けたら良いのですけれどね。せめて熱海のMOA美術館くらいオープンな感じであればと思います。
それはともかく、主な展示作品はこちら。
ルネサンス期からロココ、新古典主義、印象派、エコール・ド・パリにシュルレアリスムと、現代(20世紀後期くらい)に至るまでの名品が並んでいます。

ポスターのメインビジュアルとなっているこちらの作品は、アントニー・ヴァン・ダイクの「ベッドフォード伯爵夫人 アン・カーの肖像」。この画家による肖像画は他にも出ていましたが、モデルの内面や性格まで感じられるような作品でした。

もう一つポスターに使われているナポレオンのアルプス越えは、ジャック=ルイ・ダヴィッドの代表作の一つとして知られていますが、実は幾つかのバージョンやレプリカ作品などもあり、これも「ダヴィッド工房」作とのことです。

以前に貼ったバナーも。左側はもちろんモネです。
幾つかの作品は撮影可。というわけで撮ってみました。

モネ。

ユトリロ。

キスリング。
自分はアンリ・ル・シダネルの作品が気になり、ポストカードも買ってしまいました。
観覧中に時刻は6時半になり、入館はそこで札止めです。閉館間近に展示室を出てミュージアムショップへ。前述のようにポストカード、そして図録も購入しました。市美術館の図録は内容の割に比較的安価、そして無料で袋に入れてくれるのもありがたいです。このたび時間がなくて、併設カフェでお茶を飲めなかったのが残念でした。

入り口から見える窓の外(呉服町通り)もすっかり暗くなりました。晩ごはんにも良い頃合いです。駐車料金が少し割引になるということで、駅ビル《パルシェ》のレストラン街へ。お好み焼きの《千房》に珍しく空席があったので、入ることにしました。息子とは以前に寄ったことがありますが、娘とは初めて(東京では一緒に行ったこと有り)です。
千房といいぼてぢゅうといい、大阪のお好み焼き屋さんは東京に進出するとなぜか「オサレ」になってしまうのですが、こちらの店内は例によってコテコテ大阪風でした。

前菜的にいか焼きを頼みましたが、後はコースで。



本家のサイトにも店舗のサイトにも、食べログなどにもなぜかメニューがちゃんと載っていないので、何を食べたか定かではありませんが、たこ焼き風お好み焼きとかとんぺい焼きとか、後は「道頓堀焼き」にミックス焼きをいただいたと思います。商品は或る程度焼いてからこちらの鉄板に持って来るのですが、それから店員さんがマヨネーズで描いてくれる絵がいつも楽しみです。今回はアンパンマンとドラえもん。以前に息子と来た時にはスヌーピーだったような……
静岡の夜は早く、駅ビルや飲食店さえ早く閉まってしまうので、食後は息子と別れてすぐホテルに戻りました。
お風呂は部屋のバスルームで。このところ大浴場付きのホテルにばかり泊まっていましたが、久しぶりにバブルバスを楽しみました。初めはシャワーだけでもいいかな、と思っていたのですが、我が家より長さのあるバスタブで手足を伸ばして疲れを取りました。
東京で放送される番組が静岡では観られなかったりするので(特にテレ東)、観たのはEテレの【理想的本箱】くらい。「宗教に悩んだ時に読む本」というテーマでしたが、これが思いのほか面白かったです。中島らもさんの『ガダラの豚』は、気になりつつ読んだことがなかったけれど、改めて読んでみたくなりました。