

12月とは思えないほど暖かかった本日、映画『パブリック・エネミーズ』がいよいよ公開されました!
──ではありますが、私は国立新美術館で12月14日まで開催の THE ハプスブルグ(ハプスブルグ展)をようやく見て来ました。
9月終わりから開催しているし、前売り券も持っていたと言うのに、自分と家族の都合やら病気の連続やらで、これまでなかなか行けるチャンスがなかったのです。
オーストリア及びスペイン・ハプスブルグ家所蔵の絵画や工芸品、甲冑や盾に到るまで名品揃いですが、自分としては、ベラスケス描くマルガリータ王女とフェリペ皇太子をこの目で見られただけで満足です。
共に早世した姉弟がベラスケスの筆によって、今に到るまで生き続けているということが、不思議でもあり切なくもあります。
エル・グレコの受胎告知が見られたのも嬉しかったですね。
そして、エリザベート皇妃は美しかった……
でも、明治時代に日本から贈られた画帖をゆっくり見られなかったのが残念でした。
開催期間中最後の週末ということもあって、入場制限もされるほど混んでいて、鑑賞し終わる頃にはヘトヘトになりましたが、行って良かったです。
東京での開催は14日で終了となりますが、来年1月より京都国立博物館でも見られますので、関西方面のかたは是非どうぞ。
映画館に行けるのは来週以降ですね……