昨日の午後、或る記事を探すために YOMIURI ONLINE を覗いていたところ、いきなりこの見出しが目に飛び込んできました。
ミステリー作家の北森鴻氏死去、48歳。
『北森鴻氏(きたもり・こう、本名・新道研治=しんどう・けんじ=作家)25日、心不全で死去。48歳。
告別式は26日午前11時、山口県宇部市中野開作403やすらぎ会館。喪主は父、新道利夫氏。
1995年、鮎川哲也賞を受賞し本格デビュー。「花の下にて春死なむ」で日本推理作家協会賞。骨董(こっとう)や民俗学の世界を舞台にしたミステリーで活躍した。
(2010年1月25日15時04分 読売新聞)』
また、読売新聞夕刊本紙にも記事が出ていました。
出版社やお仲間の作家さんたちのツイッターなどでは、先週末あたりから心配されていたようです。
公式サイトのトップページにも、早くもおしらせが載っています。
北森さんの代表作の一つである「蓮丈那智」シリーズについては、当ブログのこの記事でちょっとだけ話題にしたことがありました。
作品としては、実はそのシリーズや『狂乱廿四考』、また幾つかの連作短編集くらいしか存じませんでしたが、那智先生シリーズはいつも楽しみでした。
48歳ですか……早過ぎますよ……
この言葉を記すの悔しい気持ちですが、心よりご冥福をお祈りいたします。