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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

そして一年

2018-09-11 22:37:30 | 雑記

今日は曇りがちで気温も低め。すごし易い一日でした。TVで見た気象情報によると、9月は一年で最も日照時間が少ないのだとか。

さて、昨年受けた人工股関節置換手術や入院生活の思い出話を8月から何回かしてきましたが、無事退院してから今日で丸一年になります。
手術直後は横になっているだけでもつらく、寝返りを打つにも難儀し、ベッドの上で体を起こすのもリクライニングを使ってやっと……という状態でした。
しかし、初めはトイレへ行くにも車椅子を押してもらっていたのが、次第に自力で車椅子を動かせるようになり、その後、別の階の検査室やリハビリテーションセンターへ行くのも、家族が来たとき談話室へ行くのも歩行器使用へと変わり(それも付き添い有りから無しへと進み)、最終的には両手でウォーキング用の二本杖を使って歩くことができるようになりました。リハビリの内容もそれに伴って変化していくことになります。
リハビリルームのある階にはパックジュース類の自動販売機が設置してあり、車椅子を一人で動かせるようになったらこれを買おう、歩行器になったらあれを買おう──と、ささやかな夢を励みにリハビリへ向かっていました。「目標」と言うより、本当に「夢」でした。
お見舞いに来る娘が、今日は車椅子で(後には歩行器で)1階の売店まで行ってみよう、食堂で一緒にお茶でも飲もう、と声をかけてくれたことも助けになりました。退院したら、この食堂のメニューでお祝いしよう、などという話もしましたね。
そう言えば手術後しばらくは入浴はもちろん髪も洗えないままでしたが、やがて二日に一度くらい看護師さんによる洗髪が入り、それから見守り付きで浴室入浴、最後は自分で浴室へ向かえるようになりました。
歩行器から両手杖に移行してからは、リハビリの時間以外に看護師さんの付き添い・指導の下、階段昇降の自主トレーニングなども行われました。正直言って当時は怖かったし体にもきつかったです。
しかし、整形外科病棟での生活は基本的に「良くなる」ことが前提なので、不安はあっても前向きな気持ちでいられたし、小さな目標を設定して日々のプログラムをこなすのも今思うと充実して楽しかったです。自分が手術を受けたばかりの頃、同じ病室でその何日か前に手術を終えた人が「手術直後はあまりのつらさに後悔したけれど、術後四日目くらいからグンと楽になりますよ」と言ってくれたのですが、本当にその通りでした。
空いた時間には、これまで読めなかった本を読んだり、DVDやブルーレイを観たり(ポータブルプレイヤー持ち込みです)大河ドラマ等も集中して観られたりと、エンタメ的にもなかなか充実していましたしね

退院した日は、今年と違ってまだ暑かった記憶があります。トランクなどの大きい荷物は前日に息子がクルマで家まで持ち帰ってくれていたので、わたしは午前中に最後のリハビリを終えた後、娘に付き添われての帰宅となりました。しかし、当日の午後に別の内科医院の診察予約がはいっていたので再び出直し、それも終えて帰ってからは、さっそく掃除と洗濯に追われるというなかなかのハードモードでした

ともあれ、あれから一年。
執刀医の先生をはじめあの病院のスタッフの皆さん、特に病棟の看護師さんたちには、今も感謝の気持ちしかありません。本当にお世話になりました。ありがとうございます。
退院後もしばらくは通院生活が続きましたが、その話はまた改めて。

実は今日のお昼は【からやま】の期間限定メニュー「赤カリ・キャベツ炒め定食」を食べに出かけました。ピリ辛の唐揚げとアンチョビキャベツ炒めの組み合わせが絶妙で、クセになるお味です。
娘の付き添いもあったとは言え、自宅からお店へは両手に二本の杖ではなく片手に一本杖で往復できました!(実は数日前にも同じルートを同じ方法で往復してみたのですが)
ああ、本当に一年経ったんだなあ……と、しみじみ実感しました。
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