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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

ヒューヒュー!・176 ウルヴァリン秘話

2006-03-23 09:31:39 | X-MEN(HJその他)
のち
いや「秘話」ってほどでもないし、"X-MEN: The Last Stand" 公開を控えて今更な感じもするけど、ちょっと面白いかも知れない小ネタを。
ヒュー・ジャックマンが、本来ウルヴァアリン役だったダグレイ・スコットに対して、彼の役を取ってしまったような形になってしまったことを申し訳なく思っていたという話です。
でもこれって、ヒューが謝るとか謝らないとかいう筋の話じゃないと思うけど。

そもそも、X-MEN 映画化に際して、ウルヴァリン役の最初のオーディションも(ロンドンで "Oklahoma!" 公演中だった)ヒューは受けていたんですよね。
しかし、その時はスコットさんに決まって、ヒューは「サイクロプスはどう?」(そう言えば彼の本名もスコットだ。ああややこしい)とも言われたけれど、「何ヶ月もあのバイザーを着けてなきゃいけないなんてやだ」ということでお断りした。
でも、スコットさんが『M : I-2』の撮影が長引いたせいで出られなくなったので、また呼び戻されて、オーディションを受け直して……というような経緯で、役が決まったんじゃなかったでしょうか?

「そこで『ありがとう』なんて言えるほどの根性はなかったね。なんか悪いことしたなあっていう気持ちだった。後になって『ごめん。他に何て言ったらいいかわからないけど』って話したら、彼は『いや、それがハリウッドっていうもんだ。よくある話さ』って言ってくれたよ」

その『M:I-2』とか観ると、スコットさんの方が原作ウルヴァリンには近かったんじゃないか?という気はしますね。よりダークでギラギラした感じになっていたかも知れませんし。
でもヒューも、レオポルド公爵とかいろいろな役柄を見たり、ミュージカル俳優としての姿や実績も知った今となると、あのウルヴァリンは、実は最も本人のイメージから離れて「作った」ものだったんだなあ…ということが判ります。

一方で『M : I-2』の主な舞台がシドニーはじめオーストラリアだというのも、ヒューがオーストラリアを離れて海外(その時は英国)での仕事を始めていた時期だということを考え合わせると面白いですね。
この映画は、リチャード・ロクスボロやジョン・ポルソン等オージー・スターが脇を固めているのも、豪俳優ファンには周知のことですが、ロクスさんの役名が「ヒュー」だというのも、ややこしくも面白いところです。

で、そのダグレイ・スコットさん、現在はNBC制作ドラマ "Heist" に主演中。
タイトル通り、プロフェッショナルな泥棒さんの話みたいです。
ヒュー関連記事を渉猟中、ページの上の方にいきなりこれの広告バナーが出て来たので笑っちゃいました。

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4 コメント

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M:I-2 (バーンズ)
2006-03-23 23:41:18
この映画、日本でも大ヒットしましたね~。それがちょうど僕にとって中学生最後の夏だったから懐かしいですよ。他にも「パーフェクトストーム」もありましたが、結局一番好評だったのが「グラディエーター」ってのが嬉しかった(笑)

でも「M:I-2」も嫌いな映画じゃないです、ただのアクション映画ですけど(笑)ジョン・ウーがヒューを撮ったらどんな映画出来るだろうなってのも良く空想(妄想?!)してました。でもウーさんも最近は「ウインドトーカーズ」「ペイチェック」と今ひとつになってきた気が・・・・・・(汗)

ヒューはリドリー・スコットやロン・ハワードとも組んでほしいです。ってかいろんな監督の作風に合いそう。



ダグレイ・スコットも悪人顔だけど(失礼)なかなか格好いいなって思いました。アントニオ・バンデラス×ラッセル・クロウ、ちょいユアン・マクレガーも入ってて、今思えばジェラード・バトラーにも似てる?!でも最近は見ないなっと思ってましたが、imdb見ると結構頑張ってるんですね。TVミニ・シリーズで”十戒”のモーセを演じるみたい・・・

そういえばロクスバーグさんは●詰めされてましたね・・・・・・・痛そっ!



と思ったら今年、ホントに「M:I-3」なんですね。何だかんだ言って大作好きの僕のことですから見ちゃうんだろうな。

それにしても「X-MEN3」(邦題は無難にこうなりそうな気がします)が日本公開9月とは遅すぎますよね。確かに米国と同じく日本の夏映画も「ダヴィンチコード」(サー・マッケランも出てますね)から始まり「海賊」「ポセイドン」「MI3」など、邦画もジブリ「ゲド戦記」、「日本沈没」とかなりの激戦ですが。

これは同じくヒュー主演の「VH」が秋に公開したところ、興収30億円近い(はずの)大健闘をしたんで、それに倣ってるんでしょうか。いや、そうに違いないです(汗)

でも「X2」はGW日米同時公開だったしな~。どうにか前倒しにならんもんですかねえ。



何はともあれスピンオフを除けばX-MENの戦いも堂々の完結、果たしてウルヴァリンはどのように、そして何のために戦うのでしょうか?

大切の仲間のためか真の自分を取り戻すためなのか、それとも・・・・・・・・

そういえば本名でわかってるのはローガンだけですが、これってやっぱファミリーネームなんでしょうか?



長文すいません
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大作続々 (Q)
2006-03-24 20:32:04
こんにちは。

ジョン・ウーはあまり知られていない頃から、独特の映像感覚がけっこう好きでしたが、M:I-2でもやっぱりいきなり「鳩」が飛び立つのには笑いました。なぜ、あんな所に鳩が…

ダグレイ・スコットはあの映画で初めて知ったのですが、こわかったです…でも、『エバー・アフター』なんてものにも出ていたのを知って驚愕!IMDbでは王子様ダグレイの画像も見られます。



M:I-3はどうなるんでしょう。トムは大丈夫でしょうか?

そう言えば今夏は、これや海賊も公開だったんですね。それでX-3は秋に…

ヒューが来日とかしてくれないかなあ、と思っていますが、まだOZ公演が残っていたら難しいかも知れませんね。

次から次へと新作タイトルが上がって来るのはいいですが、全部見られるのはいつになるのか…本当に、いろいろな監督の作品に出てくれると嬉しいですね。



『ウルヴァリン』は引き続きラトナーが監督するという話もあるみたいです。X-MEN本編シリーズより前の話になるということは、ローガンがウルヴァリンになるまで、などが描かれるんだろうか?と今から気になっています。
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スピンオフ「ウルヴァリン」 (バーンズ)
2006-03-25 23:48:45
は確か、日本を舞台にするんでしたっけ?

最近、日本人俳優の海外進出が目覚ましいので(役所広司さんはキーラ・ナイトレイと競演するとか)、ヒューも是非競演してほしいなあ(日本での注目度も断然違ってくるし^^;)と常々思っています。まあ描かれる日本の風景はかなり心配ではありますが(汗)



原作にはシルヴァーサムライ(本名はケンイチロウ・ハラダだそう)というのが出てくるらしいのですが、最初は真田広之さんが良いかと思いましたがヒューとの身長の差がかなりあるので(真田さんは役者としては素晴らしいですが)、それを思うと佐藤浩一さん辺りかなと。ヒロインは柴咲コウとかどうでしょう?!



とまあ「X3」公開前から好き勝手に妄想してます(笑)



僕は原作は読んでませんが、対戦格闘ゲームの「X-MEN」は結構ハマリましたね。僕の世代(僕は85年生まれ)かもう少しの上の世代なら、映画やコミックは見てないんだけどゲームならやったことあるよって人は結構多いと思います。僕は最近ゲームは全くやらなくなりました。「メタルギアソリッド」とか興味有るけど・・・・・・。



そういえば今月のSCREENでこの時期定番の”期待の新作”特集がありましたが、何回か読み直しましたが、なんでだか「X3」がありません。「ファウンテン」が載ってたのは救いですが・・・・・・他にはE・バナの「Lucky You」も。



あとB・シンガー監督を引き継ぐかも?なブレット・ラトナー監督の新作「ダイアモンド・イン・パラダイス」、公開中にも関わらず全く話題になってませんね。近場の劇場でも上映予定なし・・・・・・・・・

それと最近知ったんですが、ピータージャクソンが過労でダウンしたとき「キングコング」のメガホンを代わりに取ったのはシンガーとデヴィッド・フィンチャーなんですね。やっぱ監督同士の交流てあるんですね。

シンガーとはイアン・マッケラン、フィンチャーとは音楽のハワード・ショアつながりですかね?
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日本!? (Q)
2006-03-27 00:06:05
えっ!『ウルヴァリン』って日本が舞台になるんですか!?カナダじゃなくて?

う~ん、またちょっと不安になって来ました…またハリウッド製ヘンなジャパン映画に新たな1ページが加わってしまうんでしょうか?

そういう映画に出る人も、いつもいつも渡辺謙さんという訳にも行かないでしょうし…

でも、もしかしてロケでヒューが日本に来るかも、という可能性もあるんでしょうか。それだけは楽しみです。



『スクリーン』の新作特集、私もX-3がない!と思いましたが、日本公開は9月でしたね…

"The Fountain"はその前に観られる可能性も出て来たということでしょうか。5月のカンヌに出るという話もあるし、大規模な公開にはならないかも知れませんが、期待していいのかも。



PJの助っ人にシンガーとフンチャーが来てくれたという話は知らなかったので、教えてくれてありがとうございます。

5月に出るDVDでは、そのへんの事情にも触れてほしいです。

そう言えば、ヒューがX-MENオーディションを受けたのも、『オクラホマ!』の演出をしていたトレバー・ナン→その盟友イアン・マッケランという人脈があってのことかも知れないと考えられますね。
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