
相変わらず寒いですね。
その上、今朝は関東甲信地方で地震がありました。震源地は富士五湖で、山梨県では震度5を記録したとのこと。東京の震度は3でしたが、初め縦揺れっぽかったし、けっこう長く揺れていました。
もう本当にいい加減にしてほしいものです……
気を取り直して、トム・フーパー監督、ヒュー・ジャックマン主演で近々撮影開始予定の映画版『レ・ミゼラブル』に、新たな動きがあったというお知らせを。
このミュージカルのオリジナルロンドンキャスト(1985)でジャン・バルジャンを演じたコルム・ウィルキンソン、エポニーヌ役のフランシス・ラッフェルズが、映画版にも特別出演するそうです!
BroadwayWorld.com
これによると、ラッフェルズさんは「波止場」(Lovely Ladies)のシーンに出演予定、ウィルキンソンさんはなんとミリエル司教を演じるとのこと!まさに「特別出演」と呼ぶに相応しいキャスティングですね。
というわけで、動画を貼っておきます。但しロンドン版ではなくて、1987年のブロードウェイ版キャストによる、トニー賞授賞式でのパフォーマンス。一時削除されていましたが、復活してくれて良かった……
ブロードウェイ版キャストはロンドン版とは異なりますが、ジャン・バルジャン=ウィルキンソン、エポニーヌ=ラッフェルズはロンドン版と同じです。BW版なので、ジャベールはテレンス・マン氏ですね。
曲は「一日の終わり」そして第一幕ラストの「ワン・デイ・モア」。主要登場人物が一堂に会して歌います。
もう一つ、1995年、ロンドンはロイヤル・アルバート・ホールで行われた10周年記念コンサートの動画も。日本語字幕つきですが、これは東宝(帝劇)版そのままです。
こちらのエポニーヌはレア・サロンガ、マリウスはオリジナルロンドンキャストのマイケル・ボール。アンジョルラスはBW版のマイケル・マグワイア。テナルディエ役のアラン・アームストロング氏は、ヒュー・ジャックマン主演『ヴァン・ヘルシング』にも出演していましたねー

そして、ジャベール=フィリップ・クワストがやはり素晴らしい!バルジャンとジャベールが一つのマイクで歌っているところがいいですね。
これをヒューが歌うのかと思うと、今から胸が熱くなりますが、それぞれの想いや思惑がやがて大合唱になって行くという舞台ならではの感動的な演出が、映画ではどう処理されるのか、ちょっと不安でもあり楽しみでもあります。
追記:シネマトゥデイにも記事が出たので、リンクしておきます。
「レ・ミゼラブル」映画版、ハリウッドの豪華俳優陣に加えオリジナル・キャストも参加が決定
しかもミリュエル司教・・ジャン・ヴァルジャンにとって、大いなる転機になるあのシーンに彼がというのにはどきどきです。
映画版のキャストで今からいろいろシーンを妄想してニヤニヤしてしまいますね。本当に楽しみです。
ところで、映画のエポニーヌはかねてより噂のあった人ではなく、舞台でもこの役を演じた女優さんに決まった模様で、これで一安心というところです。