のち
のち昨夜はなかなか寝つけませんでしたが、今朝は7時台に起きられました。朝ドラは今週も観ます。
朝のうちは曇っていたけれど、次第に晴れてきたので洗濯。昼前から夕方にかけて陽射しが強まり、気温もどんどん高くなりました。
お昼はご飯を炊いておにぎりを作りました。昨夜からなぜか急にすごくおにぎりが食べたくなって……作り置きできるのがおにぎりの良いところですが、できたてで少し温かさが残っている方が好きです。具は昆布ひとつに梅干ひとつ。フリーズドライの茄子お味噌汁も添えていただきました。こういう時は「よくぞ日本に生まれけり」と、幸せを感じます。
お昼を食べながら、録画しておいた『ドキュメント72時間』も視聴。鳥取の海辺の巨大墓地からの、お盆前後の72時間です。いつ作られたか成り立ちも判らず、お寺の管理ではないためあらゆる宗派（キリスト教も含む）のお墓が約2万基も設置され、そこには様々な人、様々な家族のドラマが存在します。海に向けての迎え火、送り火も幻想的でした。
先述の通り午後は陽射しが強く、湿度は高いまま気温が上がって、また夏のようなお天気に。室温も30℃を超えましたが、さすがにエアコンを入れるにはいたりませんでした。本を読みつつ寝落ちもしてしまい、例によって変な夢を見ました。暑い中そんなことをしていたら、まだまだ熱中症の危険もありそうです。
晩ごはんはフライパンひとつでできるナポリタン。半端に残った玉ねぎとピーマンを使う必要もあったのです。暑いのでスープは添えませんでしたが、なかなか美味しくできました。いつものごとく『孤独のグルメ』再放送を流しつついただきました。
シャワーの後、夜のTVはEテレで【グレーテルのかまど】と【100分de名著】を続けて視聴。前者で紹介されたジョージア・オキーフが日本文化にも関心があったことを初めて知りました。
名著は『ドリトル先生航海記』。ドリトル先生シリーズは小学生の頃から好きで、自分でも何冊か持っていて（親が買ってくれたのかも）図書館の本と合わせて全巻読みました。大人になってから、子供たちにも読んでほしくて岩波少年文庫版をセット購入しましたが、全く手にも取ってくれませんでした…寂しい気持ちですが、まあそういうものなのかもしれませんね。そちらの全集は結局、自分の読み直し用となりました。他の子供向け文庫の新訳版なども少し持っていますが、このたび講師を務める福岡伸一さん訳のものも買ってみようかと思います。
その後の【おとなの人形劇】の『平家物語』は最終2話。以前再放送された時に全話視聴済みですが、平家滅亡くらいは見ておこうかと思い、そのまま流し見しました。相変わらず人形の造形は衣装や甲冑など合わせて素晴らしく、セットも見事で、人形劇とは思えぬクオリティです。
ただ義経の美化と頼朝の悪役的描き方には、やはり時代を感じてしまいます。また、このたびは観ませんでしたが、中盤の木曾義仲と女性たちの四角関係を、時間を割いて念入りに描いていたのが不可解でした。吉川英治の原作『新平家物語』がそんな風だったのでしょうか？
夜になって雨が降り始めました。明日は一日中降り続くとの予報もあり、出かける予定でしたがどうしたものかと……
