Loomings

映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

日記です

2022-07-19 23:06:05 | 雑記
のち
朝から雲多くムシムシ。昼頃から雨が降るという予報が出ていたため、早いうちに買い物に行きました。お目当ての品もありましたし。
スーパーやコンビニ、書店など、あちこち回っていろいろなものを買いました。

お目当ての品と言うのは、マンガ『ゴールデンカムイ』最終31巻。本誌掲載最終回を読んだ時には、大団円の喜びよりも「本当にこれでいいの?」という失望の方が大きかったけれど、そのあたり少し補足・加筆もありました。しかし、もう一つの「これでいいの?」案件はそのままだったし、あの「エンドロール後のエピローグ」みたいなエピソードには「そういうのもういいから」としか思えませんでした。
もちろん牛山先生と土方さんの最期はやはりカッコよかったし、尾形関連は加筆やその逆の一部セリフ削除などにより、彼の悲劇性がストレートに伝わるようになるなど、良いところもあったんですけどね。

昼食後はその『金カム』や他の本を読んで体を休めつつ、午後5時から予定されていた羽生結弦選手の記者会見に備えました。
会見はテレ朝中心に視聴。先に書いておくと、競技の世界を離れ、活動の場をプロの世界に移行するという「決意表明」でした。



この記事では「第一線を退く」と書かれていますが、ご本人は「引退」とは思っていないということで、実際自分からはその言葉を使っていません。夜の各局個別インタビューでも「ピリオドではなくカンマ」だと語っていました。一休みするとか「荷を降ろす」とかいう気持ちもさらさらないと。

そのうち消されると思いますが、動画も貼っておきます。



以下、メディア関係も少々。

















しんみりした会見ではなく、ご本人はあくまでも前向き。ステージは変わるけれど自分はアスリートであるということを、何度も強調していました。まだまだアスリートとして技を磨き進化していきたい、4回転半ジャンプにも挑戦を続けたい、これからも今よりずっと巧くなる——という意志が感じられます。
一方で、信頼している記者さんの質問や、深夜の松岡修造さんのインタビューには、心ない言葉に深く傷つくことも沢山あったと率直に語ってもいました。その言葉というのもほぼ言いがかりや根拠もない中傷でしかなく、一介のお茶の間観客としては伝え聞くあれこれに心痛めるしかなかったけれど、やはりつらかったんだなぁと……

とは言え羽生結弦は羽生結弦であるということを改めて示すような会見で、ファンの皆さんも、これからの活躍に期待し応援を続けていくと「決意表明」する声が多いですね。常に挑戦者であり続けたい、更に向上したいというその意気や良し。自分も、これからの彼のスケート人生がより良いものであることを願うのみです。



今回、早朝から「引退」を強調する「スクープ」を掲げたスポーツ紙があったようですが(ファンは当然怒っていました)、しょせんは飛ばし記事。ご本人の言葉で思いを伝えてもらえて良かったです。



上のANAさんはもちろん、幾つものスポンサー企業も羽生くんのサポートを続けて行くということで、そういう意味でも安心です。

さて——
羽生くんの進退が決まるまで言うまいと思っていたのですが、男子シングルは度重なるルール変更の挙句、今後は音楽解釈もスケーティングもスピンも得点にならないって、それはもはや「フィギュアスケート」ではないですよね。全選手同じBGMを使っての「スケートジャンプ」競技でも作った方がよろしいんじゃないでしょうか。そのジャンプでさえ不正なジャンプ(むしろ裏ワザ?)が見過ごされるばかりか、加点さえもらえるのが昨今の現状です。それは女子シングルに於ても同様でした。ジャッジが機能せず、各国スケート連盟もISUもマトモなスポーツ競技団体とは到底呼べない。
羽生選手が北京五輪で「メダルを獲れなかった」ことで、むしろこの競技の胡散臭さやカラクリが一般層にも露呈した感があります。「フィギュアスケートファン」があれこれ理論武装を試みても、「ルールも知らないお茶の間層」の目にこそ、怪しいものは怪しく見えるのですよ。
多くの羽生結弦ファン(だけではないと思いますが)は、ISUやスケ連はついに羽生くんから見限られたのだと感じているようです。そして彼が競技の世界を離れると同時に、もはや「フィギュアスケート」とは呼べない「スケートを使った競技」を観ることを止め、彼が作ろうとする新たな世界(アイスショーになるかどうかは不明ですが)へと移行することでしょう。ツイッターやブログなどでその旨「決意表明」した人も見受けられますが、大方は黙って去りゆくだけです。
自分もお茶の間ではアルベールビル五輪あたりから観ていたフィギュアスケート。長野五輪以降は男子シングル中心に追っていましたが、このさき競技としての男子シングルを観ることは二度とないでしょう。せいぜいお金を貯めて、羽生くんが始めるであろう新たなプロジェクトを待つことにします。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日記です | トップ | 日記です »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

雑記」カテゴリの最新記事