夏の疲れが疲れが出たのか、湿度がいけないのか、このところ何をする気も起きません。そんな時、本屋さんで『ぽっかぽか』文庫版10巻が出ていることを知って購入。心にしみる数々のお話に、久々にじんわりしました。 . . . 本文を読む
一昨日、読売新聞夕刊1面に出た記事。ご存知ビアトリクス・ポターの『ピーターラビットのおはなし』、最新の研究により、1906年(明治39年)『日本農業雑誌』上での翻訳が世界最古であると判明したとのこと。 . . . 本文を読む
8/31付けエントリーで感想を書いた映画『アラバマ物語』の原作です。アラバマ州モンローヴィルの作家ハーパー・リーが発表し、1957年にピュリッツァー賞を受賞した自伝的小説で、作中のスカウトが彼女自身に当たります。 . . . 本文を読む
スターログ日本版(28) を買いました。
おお、表紙がジーン・グレイ=(ダーク)フェニックスだ!
という訳で、巻頭は『X-MEN3』と『スーパーマン リターンズ』の速報。
X-MENは教授側も磁界王側も、ポートレイト付きメンバー紹介有り。
中心となる特集は『アンダーワールド:エボリューション』と『V フォー・ヴェンデッタ』、『イーオン・フラックス』でした。 . . . 本文を読む
なんつータイトル…
いえ、C.S.ルイスとJ.R.R.トールキンのそれぞれの女性に対する見方が、それぞれの作品にも反映されているんじゃないか、寧ろ、作品からその女性観を探ることも可能なのでは?と思ったので。
別にきちんとした考察でも研究でもなくて、本当にただ何となく思ったことを書いているだけです。 . . . 本文を読む
これぞ京極夏彦の怪作!
ファンにはもはや説明不要ですが、1990年代後半の日本のミステリやエンターテインメントの話題作を、タイトル、内容ともパロディにした作品が収められています。
著者自身の名前と似た、各話の「作者」が次の話では作中人物として登場する、という形式のメタフィクショナルな連作で、その内容の下らなさたるや、筆舌に尽くしがたいものがあります。
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「妖怪ハンター」もしくは「稗田礼二郎のフィールドノート」シリーズ久々の新作新刊!売れ行き好調らしく、あちこちの本屋さんを探し歩いてしまいました。
『メフィスト』増刊号に掲載の連作に加筆修正して、一冊にまとめたものです。 . . . 本文を読む
年末ぎりぎりに買ったのがこの本。
久々の新刊で嬉しいですが、「今度は戦争だ!」状態に突入で、どうなることやら。「銀貨」それぞれの能力がいよいよ明らかになり、アデールの別人格も表に出て来て、目が離せぬ展開です。雑誌では読んでいないので、また当分単行本待ちですが。 . . . 本文を読む
12/17付エントリーで、ミステリ系の小説の中でも、いわゆる「ノワール」系は苦手だと書きました。その中で唯一の例外がこの人、ジム・トンプスン(1906~77)。
「安物雑貨店(ダイムストア)のドストエフスキー」なる呼称で再評価され、代表作『内なる殺人者』(河出文庫)もしくは『おれの中の殺し屋』(扶桑社ミステリー)は、メルヴィルやポーやフォークナー、スタインベックの代表作にも比肩すべき、アメリカ文学史上の傑作とまで言われています。 . . . 本文を読む
『このミステリがすごい!』2006年度版の海外編で、これが第1位になったのにはびっくりしました。
いえ、私は大好きですが。
1970年代後半から80年代頃、『ミステリマガジン』(早川書房)や今はなき『EQ』(光文社)などの雑誌を愛読していた読者もしくは世代にとって、ジャック・リッチーはたいへん懐かしい名前です。 . . . 本文を読む
さて、各映画雑誌の別冊で「スター名鑑」が出る季節となってまいりました。
立ち読みですが、まず『スクリーン』の方。デイヴィッドの名前が載っていないのはまあいいとして(本当はよくないけど)、驚いたのがヒュー・ジャックマンさんの項目!
なんと「俳優になる前のバックグラウンドは今のところ不明」ですと!?
そ、そんなのちょっと調べればすぐ判ることじゃないですか!老舗雑誌にしてこの扱いかと思うと、いろんな意味で情けないです。 . . . 本文を読む
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本日 9:00~10:52PM、フジテレビ【金曜エンタテインメント】で、これのドラマ版を放送するそうです。
ドラマはどうか判りませんが、原作シリーズは好きです。諸星大二郎の『妖怪ハンター』(稗田礼二郎のフィールドノート)シリーズや、星野之宣の『宗像教授』シリーズ(ともにマンガですが)が好きな方にはお奨めかと。
但し、これらのシ . . . 本文を読む