「公的機関・職員による不祥事」で、教師ときたら次にくるのは「警察官」
どうも不祥事の傾向を見てると大きく三つに分類されるような気が・・・
先ず、「公的な立場」ゆえ「羽目を外してはいけない」という規制の元、
欲望が理性を抑えきれないケース。
ダメと言われるとやりたくなるのが悲しいかな人間。
次に多いのが上と似ていますが、「ついイライラしてやってしまった」ケース。
これは ストレスが上手く制御されず ストレス発散に不祥事に走ってしまう。
あとは、「職権乱用」。自分の「公的な立場」をはきちがえているケース。
平等な社会において「自分は階層の上の身分」と勘違いしている。
話を記事に戻しますが、
「群馬県警の懲戒職員１４人 昨年全国ワースト７位」のニュースが目立ちます。
でもなぜ中途半端な「ワースト７位」が？？？
普通「ワースト３」でしょう。
で調べてみました。
ありました、
＞2011年に戒告以上の懲戒処分を受けた警察官と警察職員は367人
＞都道府県警別では、警視庁が４４人と最多。これに、北海道３１人▽岐阜２３人▽大阪２１人▽兵庫１８人▽神奈川１７人－が続いた。 
読売新聞 2012年1月28日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120128-OYT8T00109.htm?from=popin
県警の懲戒職員１４人 昨年全国ワースト７位
２０１１年に戒告以上の懲戒処分を受けた県警の警察職員の数は、全国の都道府県警でワースト７位の１４人だったことが、警察庁のまとめで分かった。過去５年間のうち最多で、０７年以来４年ぶりとなる免職者も出ている。
県警監察官室によると、１４人のうち、警察官は１２人。
処分の内訳は、最も重い免職が、太田署で証拠品を盗み、窃盗罪で有罪判決が確定した大泉署地域課の巡査長（当時２８歳）と、バイクを飲酒運転して事故を起こした、太田署会計課の事務職の男性職員（同２１歳）の２人。そのほかは、停職１人、減給３人、戒告８人だった。
年代別では２０歳代が６人、３０歳代４人、５０歳代４人。特に、免職と停職を合わせた３人は、いずれも２０～３０歳代で、若い職員の処分が目立つ。
木村光雄首席監察官は「警察改革の流れを理解していない職員が増えている。職務の原点に立ち返り、県民の信頼確保に努める」としている。
MSN産経ニュース 2012.1.26 10:41
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120126/crm12012610430002-n1.htm
昨年の懲戒処分は３６７人 高止まり傾向 警察庁まとめ
警察庁は２６日、平成２３年中の全国警察の懲戒処分者数を発表した。処分者は前年比１８人減の３６７人。内訳は、免職４５人▽停職８３人▽減給１２３人▽戒告１１６人。行為責任は３４７人で、このうち業務上は１０６人、私行上は２４１人。監督責任は２０人だった。
懲戒処分者は、神奈川や新潟の両県警をはじめとした一連の警察不祥事を受けて警察改革要綱が策定された１２年（５４６人）から減少傾向にあり、２１年には２４２人と半分以下にまで減った。しかし、２２年には前年より６割近くも増えて３８５人となり、２３年もほぼ同数で高止まっている。
また、行為責任の年齢別では３０歳未満が前年より２０人増えて９７人と最多。これに５０代の９４人、３０代と４０代の７８人が続いている。
警察庁の幹部はこうした傾向について、「２０代の警察官の大半は警察改革以降に入ってきており、意識の面で心配がある。全体的に高止まりとなっている背景にも意識の緩みが生じていないかとの危惧がある」と話す。そのため、警察庁では２４年度の第１四半期に全国の警察本部を対象に行う監察で、警察改革の精神を踏まえた不祥事対策の推進状況を検証するという。
懲戒処分の理由別では、窃盗詐欺横領等が７８人で最多。これに、飲酒上信用失墜・異性関係５９人▽交通事故違反５３人▽特別法犯等５２人▽職務不適切３１人▽勤務規律違反等２６人－が続く。都道府県警別では、警視庁が４４人と最多。これに、北海道３１人▽岐阜２３人▽大阪２１人▽兵庫１８人▽神奈川１７人－が続いた。
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