南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

23.7.2 BD四兄弟象限表示 7月中旬にBD大L字ラストBD-I1-S完了予定⇒印NavIC-1E太陽合生起予定

2023年07月02日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
2020 7/2 コロナ東京新感染107名 BDIGSO-2,5ペア同期太陽合ピークアウト Nav三兄弟+Q2大交差 6-7月:BD十字星5衛星連続太陽合中⇒8月:NavIC-1E,-1Iペア同期合
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21.07.02 菅首相 太平洋の島しょ国に300万回分のワクチン 提供の考え
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2019 07/02 BDSS太陽合 西輪IGSO-5が本日準合に、東輪IGSO-2は明日準合にも 七夕前のIGSO-2とIGSO-5太陽合ペア IGSO/QZS軌道201......

23.7.2 1920x1200画面コピーで大インクリのBD並列四兄弟のβ角を高緯度まで追えるようになったので,象限表示に切り替えることができるようになったので,BD四兄弟から切り替えを始めています.

BD3-IGSO-3が既にピークアウトし,7月中旬生起の最後尾のBD-I1-SでBD縦列大L字は全完了予定です,次いで印NavIC-1Eの太陽合生起の順番となります.

ちょうどいいことに,小インクリのNavIC-1Eが次のターゲットでもあり,どこまで小インクリでも象限表示にするべきかについては,NavIC-1Eをこなしながら考えることとしましょう.

なお,象限表示の問題と,一番の課題のQZS/IGSO衛星の太陽合の年周カーブのβ角交叉現象が,毎年約5日分づつ前倒しとなる現象とは無関係であると考えています.

太陽軌道射影の北回帰線からの非常にゆっくりとした南下・離脱が進んでいます.
QZS/IGSO衛星群のβ角プロットの交叉ぶりを南側へ最大限にシフトさせている時期といえます.その端的がBD並列四兄弟のβ角が年周カーブの極小点付近を通過しつつあることです.反対に四兄弟のβ角プロットの極大点通過時期は2022冬至付近でした.

日中印のQZS/IGSO軌道衛星群のようなIGSO衛星系は,グローバルに見ても東アジア上空にしかありません.他にない応用ポテンシャルを持つアジア特有のQZS/IGSO衛星群の利用技術を磨き上げることが重要でしょう.現状の日中印のQZS/IGSO衛星系の連携は改善すべきでしょう.

以下のβ角線グラフプロットに衛星名のインデックスを付けています.各線グラフプロットの衛星名判別にご利用ください.
こうしたβ角図をみますと,1日1日の積み重ねで年数を重ねることの重要性がよく分かります.
現在はβ角ゼロの目盛赤線の上部はプロットが拡散気味ですが,赤線下部はプロットがまとまって集中できている季節であると分かります.


以下のURLのN2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の,地表面射影の24時間全日分と6時間弱の,2種のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します.必要最小限のNORAD番号リストの見直し結果は以下のとおりです:
https://www.n2yo.com/?s=46112|36828|37256|37384|37763|37948|41434|42738|37158|42965|40547|41241|43539|44204|40938|40549|44709|44337|49336

アンカー衛星としてはBSAT-4B(NORAD ID 46112)に変更しています.北斗衛星群の軌道バランスを良くするためです.

上記URLによりN2YOサーバによる衛星軌道の表示がWEB上に現れましたら、各衛星マークをマウスオーバーすると衛星名が表示されます.

(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF
2分ごとのアニメGIFをご覧いただくと,連日のβ角エベントの変化を確認して頂ける時期です.


わが国のQZSSやインドや中国のIGSO衛星群にご関心の方は、是非ともご自身でWEB上の個別衛星をマウスオーバーされて、衛星名をご確認ください.数値計算に依存しがちなりがちな分野ですので,幾何学的・視覚的な活用・分析に切り替えてみることも大切といえるでしょう.

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