南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

23.9.15 昨日日中両衛星β角ゼロほぼ同時通過 本日の仮判定はBD四兄弟先頭BD3-IG-2次いでQZS-4の順に太陽合到達の様子

2023年09月15日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
2020 9/15 Don't GOTO東京新感染191名 来週はBD四姉妹IGSO-4,-1,-7,3-2の並行太陽合、QZS-4は超ゆっくり南下

本年と昨年の9/15の比較については、以下引用記事と比較しながらご覧ください。1年前記事との比較により、新型コロナ疫などによる1年間の変化を垣間見ることができます。2019......

21.9.15 BD3-IGSO-2先頭切って準太陽合状態へ, 三姉妹(BDIGSO-7,-1,-4)同期編隊が続く>10月南下QZS-4単独太陽合

2019 09/15 中秋 日出入境界線がかなり垂直に 秋分まで1週間、今月末予定の4衛星(QZS-4とBDS-IGSO-1,4,7三姉妹編隊)同期太陽合生起か2019 09......

22.9.15 先頭BD3-IG-2太陽合到達 四姉妹(IGSO-4,-1,-7),QZS-4 10月頃に生起 β角図添付 QZS/IGSO軌道アニメ 東京コロナ:10640->8825

2019 09/15 中秋 日出入境界線がかなり垂直に 秋分まで1週間、今月末予定の4衛星(QZS-4とBDS-IGSO-1,4,7三姉妹編隊)同期太陽合生起か2019 09......

23.9.15 昨日WinUpdates格闘の最中に,日本のQZS-4と中国のBD四兄弟の先頭BD3-IG-2がほぼ同時にβ角ゼロを通過したようです.本日の仮判定ではBD四兄弟先頭BD3-IG-2次いでQZS-4の順に太陽合到達の様子です.どちらが早く到達したかは,今後数日の通過前後のマーク列を内挿することにより,判別します.

日中印のQZS/IGSO軌道衛星群のようなIGSO衛星系は,グローバルに見ても東アジア上空にしかありません.他にない応用ポテンシャルを持つアジア特有のQZS/IGSO衛星群の利用技術を磨き上げることが重要でしょう.現状の日中印のQZS/IGSO衛星系の連携は改善すべきでしょう.



こうしたβ角図をみますと,1日1日の積み重ねで年数を重ねることの重要性がよく分かります.
現在はβ角ゼロの目盛赤線の上部はプロットが拡散気味ですが,赤線下部はプロットがまとまって集中できている季節であると分かります.

なお,この象限表示の問題とQZS/IGSO衛星の太陽合β角の年周カーブが,毎年約5日分づつ前倒しとなる現象とは無関係であると考えています.

以下のURLのN2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の,地表面射影の24時間全日分と6時間弱の,2種のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します.必要最小限のNORAD番号リストの見直し結果は以下のとおりです:
https://www.n2yo.com/?s=46112|36828|37256|37384|37763|37948|41434|42738|37158|42965|40547|41241|43539|44204|40938|40549|44709|44337|49336

アンカー衛星としてはBSAT-4B(NORAD ID 46112)に変更しています.北斗衛星群の軌道バランスを良くしてトラブルを軽減するするためです.

上記URLによりN2YOサーバによる衛星軌道の表示がWEB上に現れましたら、各衛星マークをマウスオーバーすると衛星名が表示されます.

(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF


わが国のQZSSやインドや中国のIGSO衛星群にご関心の方は、是非ともご自身でWEB上の個別衛星をマウスオーバーされて、衛星名をご確認ください.数値計算に依存しがちなりがちな分野ですので,幾何学的・視覚的な活用・分析に切り替えてみることも大切といえるでしょう.

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