南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

24.10.5 熱低⇒温低被害から台湾南部は急ピッチ復旧か 太陽面X9.0巨大フレア磁気嵐は6日未明にも地球へ QZS-2・-4軌道分離開始 北斗三・4?印星 十字線イベント1週間後

2024年10月05日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
24.10.5 台風18号は昨日中に,熱低⇒温低になってます.
4日までに,台湾の南北を結ぶ高速鉄道は運行を再開。2支線を除くほとんどの一般鉄道路線も再開した。
一方、航空便の混乱は続き、国際線13便、域内線85便が欠航となった。
心配された台南市に工場を持つ台湾積体電路製造(TSMC)は、台風18号による操業への影響はなかったとしている。
全体として,台湾南部は強大な台風に襲われたが,復旧は急ピッチで進んでいるようです.復旧状況は日本のニュースでは流れなくなりました.

また,毎日メール送信連絡でお世話になっています鹿児島の宇宙天気サイト:
http://swnews.jp/によりますと:

X9.0巨大フレアは第25太陽活動での周期最大のフレアです。
このX9.0大規模フレアの乱れが近づいています。
現在のNOAA/SWPCの太陽風予報では、
6日1時(世界時5日16時)頃の到来となっています。
とのことです.
現在はソーラマキシマム頂上へ険しく登りつめつつあるフェーズですから,目を離すことはできません.

ただ,あいにくと日本列島は東北日本を除いて,秋雨前線による雨・曇天模様の天気図です.


先月9月以降,ほとんど重なりあっていたQZS-2とQZS-4の軌道が少しづつ分離を始めたようです.
北斗三及び4?座と印Navic十字線イベントが1週間後に近づいてきています.1年前との比較が可能となってきました.


β角プロットを用いて,座としてのQZS-4と北斗4?星などとの十字形交差イベントの時間軸を衛星ごとに記録して,合生起の前倒しなどが,交差ごと・衛星ごとに,どれだけ起きているかの評価をしたいと思っています.

QZS/IGSO座群はグローカル・イーストが達成した21世紀の現時点における衛星軌道技術の到達点のひとつでしょう.欧米先進地域でもQZS/IGSO座構築を実現しているところはありません.QZS/IGSO座軌道群のデータリダクションを継続して,記録してゆく意義は大きいと考えます.その応用技術として月面測位技術への応用に未来を見たいと思います.

2024/5/18から以下のN2YOデータベース・アクセスのURLを使用するように改定しました(アンカーKOREASAT-7).
https://www.n2yo.com/?s=42691|37256|37384|37763|37948|41434|42738|42965|40547|41241|43539|44204|40549|40938|44709|44337|49336

N2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の地表への射影の16時間分のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します..

(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF