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邦画の革命的映画「blank13」

2020-06-21 14:55:45 | 映画
 コメディ、ホラー、実在もの以外の邦画は鑑賞しない私ですが、不思議と手にとったのが、実話に基づくという内容のこの映画だったことから早速鑑賞した邦画です。
詳しい内容は後半に記載しますが、この映画と通じて邦画の印象が大きく変わった映画です。

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俳優の斎藤工が齊藤工の名義で監督を務め、放送作家のはしもとこうじの実話を基にした家族ドラマ。
*上映時間  ::: 70分
*日本公開日 ・・・ 2018年2月3日
*監督    ・・・ 斎藤工
キャスト
・松田コウジ・・・高橋一生
少年期・・・大西利空
多額の借金を抱えたまま失踪した父に怒りを感じるも、過去の優しい父の面影を心に抱いている、現金輸送車を運転している、ヨシユキの弟。
・松田ヨシユキ・・・斎藤工
少年期・・・北藤遼
コウジの兄。入院中の父の見舞いを拒否するほど怒り感じている。父のようになりたくない為、広告代理店に勤務し、母に仕送りをしている。
・松田洋子・・・神野三鈴
コウジとヨシユキの母親。夫失踪以来仕事を掛け持ちしながら借金返済に明け暮れる日々を過ごしていた。
・西田サオリ・・・松岡茉優
コウジの恋人。
・松田雅人・・・リリー・フランキー
コウジとヨシユキの父で洋子の夫。キャンブルに明け暮れ多額の借金を作り取り立て屋の催促におびえる日々を過ごしていたが、ある日突如家族の前から姿を消し、13年後末期の胃がんで入院する。
・岡宗太郎・・・佐藤二朗
雅人の葬儀に参列した雅人の麻雀仲間。
・多田マサシ・・・村上淳
雅人の葬儀に参列した雅人の友人。
・取り立て屋・・・波岡一喜
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<あらすじ>
コウジの父は、借金を残して蒸発し、13年間音信不通となっていた。その父が余命3カ月で見つかり、母と兄は見舞いを拒否。コウジは入院先を訪ねるが、家族の溝は埋まらないまま、父はこの世を去る。葬式に参列した友人たちが語る父のエピソードによってコウジは家族が知らなかった父の真実を知る。
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 俳優の斎藤工さんの監督デビュー作品で、ひかりTVの配信用オリジナル映像として企画された映画。よって映画の時間は70分と非常に短いです。
 素晴らしい演技力を披露してくれるリリー・フランキーさんと元々大好きな俳優、佐藤二朗さん主演だったこともありワクワクして鑑賞させていただきました。

邦画特有の聞こえないほど小さい音声はこの映画も同様ではありますが~、それも気にならないほどの映画のすばらしさ♪
 借金を背負い失踪した父に代わって、返済しながら協力しあい生活してきた3人の家族。13年後家族に入ってきた父の入院情報‼母も兄も父に対して恨みを抱えお見舞いにも一切行く気が起きず日々を過ごすが、弟だけは楽しかった父との生活が忘れられずお見舞いに行ってしまう・・・が、面会中にもかかってくる取り立ての電話に落胆して家に帰宅する弟・・・・その後父他界‼小さいながらも葬儀を開くが弔問客がごくわずか、しかしその弔問客から語られる子供たちが知らなかった父の意外な一面が明らかになっていく、というあらすじどおりの内容をそのまま記載してしまいましたw
 
 物語の出だしは父の葬儀の受付からでした~、近所でも同じ苗字のお葬式が行われ、受付に訪れるのが皆その方の葬儀の参列者‼という少々笑ってしまうシーンからスタートします。(日本ではこういうことありそうですね~)
子供たちは成長していき、父入院→他界→葬儀の中に、ひとつの家族明るい思いでと暗く苦しい思い出を交互に描かれ、時に面白く、時に暗く、時にほっこりとして鑑賞側の喜怒哀楽をすべて出させてくれます。

一番の見どころは父の葬儀‼大勢の参列者を予想してか並べられた椅子に座ったのがわずか数名‼僧侶の意向で故人を偲び故人との思いでを語るシーンが面白く描かれ、時々グッと感情があふれ出るシーンがあったりして最後まで飽きない‼

 何度も言いますが、内容はダーク‼です、それはもう暗すぎる‼でもそんな世界を暗いままで終わらせず、明るく美しく描いた映画。

 言葉やセリフが少なくても映画を通じて伝わる思い‼表現がうまい。。。多くの賞を獲得したのもうなづける作品かと思います。

この物語の原作者で放送作家の「はしもとこうじ」さんの実話に基づくお話、人間の弱いところ、汚いところ、優しいところ、美しいところをありのまま表現した邦画では珍しいですが、おススメ作品です。



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