ココロニハナオ

全速力で過去を追想するのだ。
記憶はどこまで遡れるのか?

使いのもの - 荒々しくもあたたかな南風 -

2005-02-23 11:30:06 | その日暮らし:Live!Laugh!
早馬がやってきたよ。
荒々しくも誇らしげに胸張って。
やぁ来たね。ずいぶん早いぢゃないか。
僕はスキップでもしかねない勢いで部屋に転がり込む。

なんだかうれしくなっちゃって。
とにかく誰かに伝えたくて。
何度もキーを打ち間違えつつ発信するよ。

ほら、やっぱりそうだ。いま、ニュースを読んだ。

ハルの先駆け。春一番吹いた。

連続な週末+

2005-02-21 10:52:19 | その日暮らし:Live!Laugh!
金曜夜に出勤して日曜昼に帰宅。
36時間ぶっ通し勤務。(残業28時間?・笑)
帰宅後、缶ビール1本、安ラム酒お湯割数杯で44時間寝てない脳みそ停止。
起きたら月曜朝8時。16時間ぶっ通し睡眠。
なんともむちゃくちゃな週末。

(これに耐えうるカラダを今回の脱皮によって手に入れたということなのか?)
[2005-02-21 10:52:19]

+
再び連続。今度は43.5時間勤務。52時間起き続け。
12時間睡眠の後、月曜昼に一度起きて洗濯。
よい天気だなぁ。洗濯物干したらまた今夜の為に寝る。
[2005-02-28 13:13:00]

どちらか選べ、と言われたら・・・

2005-02-10 14:24:50 | 野ざらし:philosophism
「どっちでも好きなほう選んでいいよ」なんて言ってもらうと
好奇心のカタマリで覗き込みはするけれど
あ、わしはいいよ、もっと欲しがるヒトにあげてよ。そういって逃げちゃう。

「どれか一つに決めろ」とか言われると
地団駄踏んで挙句に放り出してやっぱり逃げ出したくなる。

2つの喰いものを2人で分けるんだったら半分ずつにすれば
2人とも2種類の味が楽しめていいのにね。

わしは選択肢の中からたった一つを選ぶという状況がもっとも苦手で。

1つしか選べないくらいなら1つも選ばないほうがマシだ!
くらいな捨て台詞を吐くヤツなのでした。
なぜ一つしか選んではいけないのか?
「二兎追うものは一兎をも獲ず」
という言葉も確かにあるが。
2つでも3つでも時間をかけてゆっくり経験してゆけばいいじゃないの。
あきらめる必要なんてないんじゃないの。

「選手と飛行士と学者」になりたかったかつて少年の夢は
いまでは当時描いていたものとはすっかり程遠くなってしまって
現実という囲いにあきらめさせられがちだけど。

形は違っても自分を愉しませる方向での夢のかなえ方ってあると思うんだよね。

アストロノーツには才能やチャンスがあったってなれない超難関なのだろうけど、
たとえば宇宙を想像し物語をひとつ思いつくことも
もしかしたら宇宙への一歩かもしれないし、
想像の中では誰だって主役だ。

夢を実現させるエネルギーや夢をかなえるための努力をおろそかになどするべきではないけれど、
夢にブレーキをかけるような野暮なことだけはすまい、
と思う。
特にヒトが夢を語っているときにはね。

ヒトが生きてゆくことってのは一瞬一瞬ごとに選択肢を突きつけられているようなものだとは思う。
けれど。そうであっても。
チャンスは何度でもやってくる。
時間軸はらせんなのだから。(その証拠に時代も流行も再び巡るっしょ?)

脱皮しちゃうんじゃないかと思った

2005-02-09 13:06:30 | その日暮らし:Live!Laugh!
全身のありとあらゆる骨、筋、腱をつなぐ関節。
頭蓋骨の継ぎ目。
が。一斉にコンマ1mm伸びる。
ミシ。ミリ。ギチ。
痛いとかもうそういう次元じゃない。
たまらずに叫びながらのたうち回る。

もしやこのまま脱皮するんじゃあるまいか?

丸3日間寝込んだ。
節分から立春という季節の変わり目にまた計ったようにカラダの造り替えが始まった。
今回のはかなりこたえた。

いったん全てのパーツをバラバラにして並べ替えるような変化。デフラグのような。
いまあるカラダの広さの中でそれをやろうとするのには限界があるので唯一可動できる関節部分を拡張してパーツを動かすスペースを確保しているのだろう。

まだ造り替えは完了していないようなので
ふらふらでぎしぎしで据わりが悪い。

同時に毒も嫌な妄想もどろどろどくどくとにじみ出る。近付くものは誰だろうが何だろうが斬りつけかかるようなあぶなっかしく不安定な状態。
こんな時には人には会えない。人の言葉も自分の声もなんもかも遠ざけておくしかない。

新聞紙やおがくずだってもうすこし味がするんじゃなかろうかってくらい、何を喰っても味を感じない。

脱皮して大きくなるのか?羽化するのか?
なんにせよ、ただ七転八倒しながら待つしかない、あと数日は。

追記:
大きな脳みそを手に入れる代償が「頭痛」だと最初から知らされていたとしたら果たして最初のヒトは手放しで納得できたであろうか?(未知の痛みじゃわかるわけもないのだが)

耳と闇 - Ears and Darkness -

2005-02-02 13:39:56 | その日暮らし:Live!Laugh!
真っ暗。まぁーーっくら。
自分の手足すら見えない森の中。
目を閉じてるほうが明るく感じるほどの闇。
暗闇の主にあいさつしてから
缶ビール片手に山のてっぺんまで夜歩き。

どうせなぁーーんにも見えないから目は閉じて。
耳と皮膚感覚だけを頼りにして歩いてみる。

てっぺんへはずっと段が続いているようだ。
2歩進むごとに段差を蹴飛ばしながら
位置と方向を確認する。
段差に直角に進んでゆけばよい。

音はすっかり闇に吸い込まれてしまっているから
耳の役目は平衡感覚と、空気の振動から場の密度を感じること。
密度の濃淡を選んでゆけばよい。

しゃがみ込んでビールをゴクリ。
ビールはのどに吸い込まれ、ゴクリは闇に吸い込まれる。
このビールがなくなる頃たぶん辿り着けるだろう・・・