前記事の
でクラスター追跡について書きましたが、前にクラスター対策について書いた記事の事を思い出したのでリンク貼っておきます。
2020/05/30尾身副座長の説明 - 禁煙と挫折と政治と
いまや総理よりも総理みたいに見える尾身さん。
この記事は第一波が収まった時に、尾身さん自身がクラスター追跡について説明された時のものです。
特に初期の段階でクラスター制御ができれば
一定程度感染拡大も制御できるという戦略で
クラスター対策を実施してきました
と自身の言葉で語っています。
水面下で感染拡大していた欧米に比べ、クラスターの「さかのぼり追跡」で早い段階から3密などの感染拡大「場所」を特定し、その場にいた人全員を追跡することで初期感染を防ぐ事が出来た、ということです。
この時はこのクラスター対策はとても有効だったのだと思います。
しかし、一時的にとはいえ1日2000人もの新規陽性者が出た現在でもクラスター対策だけに頼るのは、私にはナンセンスに思えます。
恐らく尾身さん自身もそう考えながらも、様々な縛りの中で「今出来る事」をやっているのではないかと想像します。
もちろんこれは私の想像でしかありませんが、もし本当にそうだとしたらその「縛り」を取り除く事が菅総理はじめ政治家の役割のはずです。
しかし現実には逆に政治家が縛りを増しているだけにしか見えません。
会見で総理の代わりに語る尾身さんに、
「無い物ねだりしてもしょうがない」
「今やれるだけのことをやろう」
という覚悟にも似た雰囲気を私は感じました。
政治家にも少しでもそんな覚悟や気概があれば、、と思うのは、やはり「無い物ねだり」なのでしょうか。
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