禁煙と挫折と政治と

禁煙を目指すブログのはすが、政治の話が多くなってます。禁煙は失敗と再チャレンジを繰り返し継続中。。

これが今やることか!?

2020-07-23 14:36:25 | 日記
久々に本気で怒りがこみ上げてきました。






不退転の決意??

解散戦略??


今、首相が決意することコレですか???


安倍首相も、産経新聞も、頭がどうかしてるとしか思えない。。




「感染防止対策」と「感染防止」の違い

2020-07-23 11:20:47 | 日記
大混乱のまま突入したGotoキャンペーンと四連休が始まりました。

Gotoキャンペーンはあまりに問題だらけで批判する点が多すぎて、その批判意見もこんがらがって混乱している状態に思えます。

政府からも最終的には「個人の判断で」と投げやりな方針が示されている始末。


「これで感染拡大したら政府が責任をとれ」と言う野党も的外れ。感染がコントロール出来ないほど拡大したら総理や政府が責任を取ることなど不可能です。


責任を取ること自体が不可能なのだから、総理や政府の責任は「感染拡大をさせないこと」、野党は「現状に則した最善の対案を出すこと」のはずなのですが、、


Gotoキャンペーンはどう見ても感染を拡大させる方向に進みそうです。




その中で政府が感染拡大防止のためにやっていることは

Gotoキャンペーン参加事業者に感染防止「対策」を義務化する

ということと、利用者に対しても

感染防止「対策」の徹底

を求める、ということ。

これは非常に悪質なやり方だと思います。


もし感染が拡大したら、それは「感染防止対策」を徹底出来なかった事業者と個人の責任


と言っているようなものです。

ここに矛盾があることに気づかれますか?



「防止対策」の徹底


「感染防止」

をごちゃまぜにして、

「対策」を徹底したら「防止」できる

と思い込ませています。

正しくは

「防止対策」を徹底しても「感染防止」は徹底できません。


手洗いとうがい、マスク着用 という防止「対策」はほとんどの国民が意識して行っています。


それなのに政府は更に「徹底しろ」と迫ります。いまの政府は

感染防止「対策」ではなく「感染防止」
を求めていませんか?



「感染したら「防止」出来なかった個人のせい」

という雰囲気を作ろうとしているように思えてなりません。



恐らく既にその雰囲気が完成しているからこそ、「Gotoキャンペーンで旅行しよう」という空気も生まれないのではないでしょうか。

感染したら自分の責任になる

と事業者も個人も思っているからです。




前にも書きましたが、感染は新型コロナウイルスが悪いのであり、感染した人は悪くありません。

絶対の感染防止対策がない以上、「対策」の程度によって「良い」「悪い」を分けるのは不公平です。


夜の街で新型コロナウイルスが生まれたわけじゃないですし、マスクをしていても感染するときはします。



今必要なのは、

感染者が増えても対応出来る医療体制の確立

負担を強いている医療機関への実際的な支援

の2つだと思います(この2つもまぜこぜになりがちですが)。


新型コロナに対応をしている医療関係者に本来なら賃金アップが必要なのに、ボーナスカットなど絶対に起こさせてはいけないことです。

コロナ関係は診療報酬三倍などやっていますが、それが現場スタッフに届いていないことは明白です。



本来ならGotoキャンペーンの前に医療体制を充実させ、その上で経済対策を取るべきでした。

これは今更言ってもしょうがないことです。でも、今からでも医療体制の拡充は本気でやるべきじゃないでしょうか。



Gotoキャンペーンをしてもしなくても感染は拡大しています。

まずは医療体制の拡充と医療関係者へ実質の支援をする(旅行キャンセル料の補償よりも、医療関係者のボーナスカットの補償が先では!?)。

ここに残る全力を集中して、「感染してもなんとかなる」という空気に少しずつでも変えていく。それが何よりの経済刺激策になるはずです。

始めてしまったGotoキャンペーンは止められないのでしょうから、このキャンペーンを活かすためにも少しでも早く医療への安心感を作る事が今出来る事ではないでしょうか。




アメリカでは苦しみながらもその道筋を一歩ずつ進んでいます。

アメリカで連日数万人の感染者が出ているのは、

1日50万件のPCR検査をすれば感染状況を把握出来て、経済活動を以前のレベルで再開出来る

としているからです。

現在アメリカの1日あたりの検査数は30〜40万件。それだけ検査するからこその数万人の感染者数です。

あれほど強引なトランプ大統領ですら、感染状況の把握が適切に出来るようになってからの経済対策、というまわり道を選んでいます。



またアメリカでは1人週600ドル(約六万円=月24万円)の補償をしているそうです。

本来なら7月で感染収束の目処が立っている予定だったため、今月でその補償は終了し来月からの方針はまだ決まっていないとのこと。


そんな状況でも、昨日トランプ大統領が

「状況は更に悪くなるだろう」

と発言。

あの見栄っ張りのトランプ大統領ですら、今までの自分の主張と違う、現状を見据えた発言をしてました。


翻って日本の政府・政治家はどうですか?トランプ大統領を批判できることをやっているのでしょうか?


アメリカではそんな中、未だ店内での飲食を再開出来ない飲食業のために街中の道路を封鎖して、

店舗前の道路を使ったテラス席で食事可能

とする方策を各自治体で進めたりしているようです。

お金を配る以外にも支援する方法がある、という好例ではないでしょうか。

また「近い所から経済を回す」という主張にも合致します。
※Gotoトラベルの問題点はまさにここだと思います。感染拡大に地域差があるのに全国規模の旅行推奨にする意味はどこにある?



苦しい中アイデアを絞り、検査と医療の体制が整うまで感染拡大をしのぐ。

もともと日本もそのスタンスでいたはず。

逆に言えば、

対応出来る医療体制があれば、ある程度の感染拡大は怖くない

という事だと思います。


「ウィズ コロナ」と言いながら、日本ではいつのまにか「コロナ収束」が復活の大前提となってしまっているように感じます。

誰もが「完全収束なんていつか分からない」と思っているはずなのに、同時に

収束しないと旅行も行けない、経済も回らない

と思っていませんか?


医療さえしっかりしていれば怖くない。そう信じられればGotoキャンペーンも楽しめるはずです。

その医療支援をいつまでたっても本気でやろうとしない政府は、何を考えているのかわかりませんが。。


今政府がやっている補償金以外の大規模なコロナ関連対策はGotoキャンペーンだけ。

政府は本気で感染拡大していないと思っているのでしょうか