PRESSMAN GOGO

オートバイスポーツ、トライアルを中心にディレクター生野涼介が日々の気がついた事、取材した時の思いなど、日常のブログです。

2016年全日本トライアル第5戦 北海道大会

2016-07-20 17:25:49 | 日々の事
熊本地震の影響で、ほぼ1ヵ月の間に3大会が開催された2016年の全日本トライアル。
この3連戦でどういう成績を残すのかは、ほとんど今年のランキング争い全てを決めると言ってもいいでしょう。


「3つを獲ってチャンピオン奪還を実現させます」と言っていた黒山健一選手。

3連戦ひとつ目の中国大会では貫禄すら感じさせる走りを復活させ、優勝。

一方追われる立場の小川友幸選手は「勝ちたい」という気持ちが空回りしたとのことで、中国大会では今季初黒星。
次の九州大会でも「あれ?」というミスを繰り返しますが、黒山選手がマシン不調に見舞われた事と野崎選手のミスにも助けられ、何とか優勝を拾います。

この北海道大会はそれぞれの選手が問題に対策を施しての、いよいよ事実上チャンピオンを賭けてのぶつかり合いとなるわけです。

セクションは重機を入れて掘ったり岩やヒューム管を移動したり。限られた地形の中でスタッフは色々頑張って見どころを作ってくれていました。
ただ知恵と技術で何とかなるかもというこれまで2戦とは違い、行ければクリーン、ミスすればただちに5点という設定はいつもの北海道大会と変わりません。

この中で激突した小川友幸と黒山健一。最初の山場は第3セクションです。
これまで単独でも厳しかった高いステアを、今回は右の岩から挑むラインです。

左か右か。岩のどの位置に前輪を当ててのウーポンかが悩みどころですが、どこからやっても誰もここを越えられません。







※写真上から吉良祐哉選手。斎藤晶夫選手、柴田暁選手、小川毅士選手

黒山選手も失敗。あやうく顔から岩に突っ込むところでした。


ところが友幸選手はクリーンで越えたのです。


試合は第4セクション。北海道大会では定番の難セクションです。
下から大きな2段ステアを越えていく設定なのですが、今年は1段目を上がったあとに一旦左に迂回して2段目に挑む事ができるようになっています。

全員がそのラインを狙うのを見た山本昌也氏は、「あれ?あの抜け道は塞いだはずなんやけど」。どうやら昨夜から今朝のうちにセクションの設定を変えられたとのことで「まさかそんなヤツがおるんやなあ」と不満気です。
※ただ前日の選手下見時間に撮影した映像には、特に抜け道規制のマーカーやテープはないように見えます。


セクション設計者の意図とはちがったのかもしれませんが、それでもこのポイントの難しさは変わりません。





※上から氏川湧雅選手、斎藤晶夫選手、柴田暁選手

転倒が相次ぐ中で、黒山選手は針の穴を点くようなマシンコントロールで、1点でアウト。

これで第3の失敗を取り返したかと思ったのですが、最後を走る友幸選手もクリア。

最後のヒューム管からは落ちてしまいますが、すでにマーカーを越えていたため減点は2点。

結果としてこの減点が、この日の友幸選手唯一のミスとなりました。

このセクションでは5点になった野崎史高選手。

でも前戦では黒山選手を破り、さらにあと1歩で友幸選手にも勝って優勝、というところにまで迫ったライダーです。
今回は腰の調子がイマイチとのことでしたが、第3セクションでは友幸選手と並んでクリーンを記録。

野崎選手は1ラップ目の前半を、黒山選手の上を行く2位につけています。

試合は、ここも毎年ドラマを産む第6セクション。


柴田暁選手が2点、小川毅士選手が1点の他は黒山、野崎選手を含め全員が5点となりますが、友幸選手はただ一人クリーン。









今回手がつけられないほどの安定感を取り戻した友幸選手は、1ラップ目の中盤で早くも勝負を決めてしまった感じです。

1ラップが終わって1位は友幸選手の減点2、2位は野崎選手の減点10、黒山選手は減点11で3位に着けますが、2ラップ目もあの第3セクションで失敗。


ライバルの2人は、2ラップ目もここをクリーンです。




ところが第6セクション。野崎選手はマーカーに触れ5点。

黒山選手は今度こその1点で抜けて、ようやく野崎選手と同点にまで追いつきます。

でも絶好調の友幸選手ははるか先で、すでに優勝は絶望的。
それどころか2ラップが終わっても野崎選手との同点は変らず、クリーン差で負けているという状態です。

野崎選手vs黒山選手。お互い2位の座を賭けたスペシャルセクションです。
その第1を野崎選手はクリーンでアウト。


それがプレッシャーになったのか、次に入った黒山選手はトライ途中に予定していたラインを変えます。
その結果時間に追われ得ることとなり失敗。この瞬間2大会連続3位が確定してしまいました。


2試合連続で2位獲得の野崎選手ですが、優勝の友幸選手には「今回は歯がたたない状況で」と非常に残念そう。


今回終わってみればほぼオールクリーンと言ってもいいような走りだった、小川友幸選手。
シーズン開始時に言っていた「目標は全勝チャンピオン獲得です」を再び持ち出し「1敗しているので実現は不可能ですが、残り2戦も勝って<ほぼ全勝チャンピオン>を実現したいです」とのことでした。


優勝 小川友幸 減点2 c21
2位 野崎史高 17 c18
3位 黒山健一 22 c16
4位 小川毅士 31 c13
5位 柴田暁 35 c13
6位 野本佳章 47 c11
7位 吉良祐哉 54 c8
8位 加賀国光 58 c7
9位 斎藤晶夫 62 c8
10位 田中善弘 62 c5
11位 成田亮 70 c6
12位 氏川湧雅 80 c4
13位 砂田真彦 80 c2
14位 岡村将敏 83 c2
15位 藤原慎也 35 c2

前回試合終了直前まで6位に着けていた野本佳章選手。SS第2でわずかに杭に触れた5点で逆転され、またしても7位。
「また7位!もー7位は飽きたよ。6位になりたい。5位はいいから6位になりたい!」と叫んでおりました。


その野本選手の、北海道名物の超絶ヒルクライム第2セクション。

いつもの年より重機で難しくされたここを真っ先にクリーンするなどの走りで、ついに狙い通りの6位を獲得です。

きっと5位はあえて避けたのでしょうね。九州大会直後に生まれたばかりの長女杏ちゃんに、立派な北海道土産です。
今年初めての表彰台では「誰も獲ってくれないから」とスマホで自撮りをしておりました。証拠写真かな?



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2016年全日本トライアル第3戦 九州大会

2016-07-07 19:03:46 | 日々の事
MFJ九州トライアル委員長、柿田史彰氏によると「幸いあの地震でトライアル関係者で亡くなった方はありませんでしたが、家屋崩壊は少なくとも3件と聞いております」とのこと。

それでも「僕らが大会をやることは、熊本の復興に繋がるのではないか」と地元のライダー、開催を手伝う人たちの努力で延期での開催が実現された全日本トライアル九州大会。前戦中国大会は「第4戦」だったのですが、今回の「第3戦」があとからの開催となります。

会場は昨年に続き、矢谷渓谷特設会場。キャンプや川遊びを目的とした公園のようなところで、豊かな水と苔むした岩があふれています。
金曜まで雨、大会当日も朝のうちはかなりの雨。危険度は低いながら知恵と体力を駆使するだろうセクションが選手たちを待ち受けます。


今回スーパークラスは8セクションを3ラップと、スペシャルセクションを2つ。
スタート直後からいい走りを見せたのは、小川毅士選手です。
小川友幸選手、黒山健一選手ともに5点をとった第1セクションを1点で走破。その後も5点をとらずにトップをキープします。


ところが1ラップ目最後の第10セクションで、岩から滑り落ちた後輪がマーカーに触ってしまい、5点。

これがメンタルに大きく影響してしまった、とのことで、2ラップ目以降なかなか優勝争いに戻る事ができません。

前戦ではほぼ1年ぶりの優勝を果たした黒山健一選手。
ライディングから不安定さも消え「中国、九州、北海道の3連戦をとって行きます」とのチャンピオン奪還への計画も実現性を感じさせます。

今回もその豊富な経験と圧倒的な技量で優勝候補ナンバーワン、と思えたのですが、第1でマーカーの外側を飛んでしまうというミス。
映像で見る限り問題の後輪はマーカーの内側にも見えるのですが、「ヘマやった僕が悪いんです」と黒山選手。


黒山選手は第8セクションの高いオーバーハングも落ちてしまい、1ラップ目の順位はなんと4位に低迷です。


世界選手権で走るものと同じマシンの絶大なパワーを、正確無比にコントロール。今年は安定した強さを見せていた小川友幸選手。
これが中国大会では乱れ「あれ?」という不用意な足着きを連発してしまいます。本人によると「勝ちたいという気持ちが先走りすぎてしまった」のだそうです。

結果優勝を逃した事は残念でしたが、連勝へのプレッシャーが無くなった事がこの大会は精神的に有利に働くかとも思われます。
ところが第1セクションでは左手がハンドルから離れ、マグネットキルスイッチが飛んでしまうという失敗。

でも5点になる手前でも足を出しており、他のセクションでも「え、ここで?」という足着きが見られます。



それでも第1以外5点をこらえ1ラップ目はトップで回った友幸選手ですが、2ラップ目は1回目クリーンの第5と1点だった第8で失敗。ついにトップを陥落していしまいます。


ここで1位に出たのが、野崎史高選手。2ラップ目、3ラップ目は5点をとらない走りを通してトップを守ります。




毅士選手は2ラップ目の途中から次第に離されてしまいますが、優勝争いに残る野崎、友幸、黒山選手の差はわずか。ひとつの5点で簡単に順位が入れ替わる試合展開です。
ただこの3人の中でやや押され気味だったのが、黒山選手。3ラップ目第1でも5点をとってしまい、ついに優勝争いから脱落です。


黒山選手は前日からパドックで、アクセルを吹かしたりウイリーしたりのテスト走行を繰り返していました。

どうやらエンジンがしっくり来ないようです。

試合後に聞くと、ずっとマシン不調を抱えたまま走っていたそうです。
具体的な症例は当然秘密ではありますが、実は今年は開幕戦からずっと同じトラブルに悩まされているとのこと。
どうやらアクセル開度とパワーの出具合いがきっちり合っていない感じに見受けられます。黒山選手は昨年の近畿大会でもこれが原因のひとつとなって、3位に終わっているのです。

3ラップ目の第8セクション。黒山選手は何度もキックしてようやくエンジンを始動させてからのトライです。

1ラップ目はステアから落ちたここを何とか3点で抜けますが、パンチのあとはまたしても鬼キック。



なんとかエンジンをかけ、3ラップ目の最終セクションはクリーン。
あのエンジンの状態でクリーンを出すのはすごいことですが、カード交換のためエンジンを切ったあとが最悪でした。


黒山マシンはついに死んでしまったのでしょうか。このあとどうやっても、エンジンがかからないのです。

マシンはアシスタントに押されてパドック入り。

スペシャルセクションまでの10分で直らなければ、黒山選手はリタイアか?という状況にまで追い込まれてしまいました。

3ラップが終わり、残すはふたつのSSのみ。
この時点で野崎選手は1位をキープしていますが、野崎選手の減点33に対し2位の友幸選手は減点34の大接戦です。
そして超絶ヒルクライムのSS第1。野崎選手は登りに入る前のステアで転倒してしまいます。


対する友幸選手はステアをクリア。

最後の登りではひっかかりながらも、それこそトライアル人生全てを賭けたような渾身の力でマシンを押し上げ3点でアウト。

これで野崎38に対し友幸37と、ついに逆転です。

SSの第2はお互いクリーンで、友幸選手は1点リードのままゴール。
最初から最後まで本来の走りができなかった、小川友幸選手。最後は野崎選手のミスによって拾った形の優勝ではありますが、勝ちは勝ち。
黒山選手が3位に沈んだこともあり、今シーズンのチャンピオン争いに早くも王手をかけた形です。



中国大会に続き選手のテクニック、根性、メンタル、マシンなど総合的な力が試される内容となった九州大会。結果は以下のとおり。

優勝 小川友幸 減点37c13
2位 野崎史高 38c10
3位 黒山健一 45c10
4位 小川毅士 52c9
5位 柴田暁 68c5
6位 田中善弘 83c4
7位 野本佳章 84c2
8位 斎藤晶夫 97c3
9位 吉良祐哉 97c2
10位 加賀国光 98c4
11位 藤原慎也 103c1
12位 氏川湧雅 104c0
13位 岡村将敏 113c3
14位 砂田真彦 113c1

ところでこの大会では、ちょっと珍しい判定トラブルがありました。
1ラップ目の第6セクション。黒山選手が岩を登った所で、後ろから見ていた審判が5点の笛。後輪がマーカーに触れた、との判断です。

ところが横から見ていた審判は「触れていない」。
協議の結果、「トライのやり直し」という珍しい判断となり、黒山選手はこのセクションを再トライです。

この結果、やり直しトライではクリーンを記録しました。

他のセクション、選手でもマーカーに触れた触れないのトラブルはいくつか見受けられました。

逆に、フローティング気味に岩を越えるポイントでは、どう見ても前輪がマーカーの上を越えているのに、後輪が内側ならOKというジャッジも。
全員にこの判定なので公平ではあるのですが、これをきちんととっていたら選手は抜け道ラインを塞がれ、観客はさらにおもしろい試合を見ることができたかも、でした。

次の北海道大会はわずか2週間後です。黒山選手のマシン問題がどうなるのかも含めて、タイトル争いの風雲は急を告げています。


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2016年全日本トライアル第4戦中国大会

2016-06-16 17:34:40 | 日々の事
2年毎に会場をチェンジしている全日本トライアル中国大会。
昨年の岡山県原瀧山から変わり、今年は鳥取県のHIROスポーツパークで5年ぶりの開催です。


細長い山の斜面ぞいにあるこのパーク。土と苔むした岩、林に囲まれセクションが設営されていました。
土日とも基本的に雨は降っていなかったものの、山から湧き出す水で地面はかなりスリッピー。

最近のJTRでよく見る「行けるか落ちるか」というイッパツもの系とは違う、どれだけ頑張れるかを競うトライアルらしいセクションです。
選手たちも前日から「こういうところはライン読みの経験がものを言う」と時間をかけて下見をしていました。




たとえばこの第4セクションの出口手前にある、亀の甲羅のような丸い岩盤。

ここををターンしながら走るのですが、いかにスーパークラスといえどもタイヤは全くグリップしません。
手前に加速ポイントもなく、こんな所をいったいどうやって行くのか。
斜めに入るのが有利?それとも下まで降りて少しでも勢いを活かす?どこに足をついてどうやってマシンを引き上げる?



3点で出られればラッキーなところを、なんとか2点にしたい…。
ライダー達は知恵と経験とテクニックの全てを動員してのトライを繰り広げます。

黒山選手は木のすぐ右側を周って、2点。

友幸選手も同じラインで行きたかったのかもしれませんが、アクセルをちょっと開けた途端岩を滑り落ちてしまいます。でもこの状態から粘って引き上げ、3点でアウト。

柴田選手は岩を降りず、木の左側を飛んで行くというトリッキーなラディングでクリーンで走破。
おお、そんなラインがあったのか!

ただこの方法はリスクも大きいようで、柴田選手は2ラップ目は木の右側ラインをとって3点となっています。


この他にも、斜面の登り降り、ステアの行き方など、選手たちがそれぞれの持てる経験と技術を全て注ぎこむセクションがいくつも。




最後ふたつのスペシャルセクションはほぼ全員が5点とちょっとヒネり過ぎでしたが、全体に見ていても力が入る、なかなか楽しめる大会でした。


心配された雨はSSになってからパラパラ降ってきましたが、トライに大きな影響が出るほどではなく、毎年中国大会で選手と観客を苦しめる蒸し暑さもそれほどなかったのも良かったです。

「今年の目標は全勝です」と何度も公言。それをここまで2連勝で着実に形にして来た小川友幸選手。

どの試合でも僅かなミスもなくマシンを運ぶ、抜群の安定感が光っていました。
ところがこの試合、友幸選手はそれを発揮出来ません。
あれ?というような足着き、ステアからの落下などが相次ぎ、2ラップが終わった時点で黒山選手に10点の差をつけられてしまいます。



クリーン数は黒山選手より5つも少ないので、スペシャルセクション前で友幸選手の今季全勝の夢は消えていました。
本人によると「勝ちたい気持ちが強すぎて空回りしてしまった」とのこと。
完璧な安定感を見せていた友幸選手でも乗り越えられないメンタルのステアがあったわけで、こういうところはトライアルという競技の奥深さを感じさせます。


野崎史高選手は前戦の転倒で負った右足の大怪我も、問題ないレベルに回復。
昨年末からの好調さでまたもや優勝争いに絡むのかと思ったのですが、なかなか減点を減らせません。
3位には入ったものの、本人は「最低の出来でした」という結果です。


同じく優勝争いに絡みたい小川毅士選手は、1ラップ目を2位で回る好調さを見せるも、2ラップ目に崩れて、またもや4位に終わります。


対する黒山選手は、ここ何年か見られていた「意外なミス」を完全に排除。
世界チャンピオンを狙っていた時代のような、黒山乗りともいえる貫禄のライディングをキープします。

そんな黒山選手を襲った1ラップ目の第9セクションのアクシデント。
トライする黒山選手を追いかけるアシスタント二郎さんが、マーカーを蹴飛ばしてしまいます。

これが「アシスタントがセクションの設定を変更した」と判断され、5点の宣告をされてしまったのです。
黒山選手は「それは納得できませんね」と言うものの、言葉は穏やか。
必要以上に感情を乱すことはなくその後のセクションを連続クリーンで走り、毅士選手と同点の合計19点で1ラップ目を終えます。
クリーン数では毅士選手に勝っているのでトップでの折り返しです。

さらに1ラップ目ゴール直後に第9の5点は「そういうルールはなかった」とクリーンに戻され、合計は14点に。
試合展開は黒山選手に圧倒的に有利となりました。

そして黒山選手は1ラップ目の14点に対し、2ラップ目を8点。ただ一人一桁で走破します。
このあたりの、精神的余裕がその後のライディングを作っていくあたりも、トライアルの奥深さです。




スペシャルセクションの第1は、全員が5点。
最後のSS第2も相当の難しさ。第3セクションを改造したものなのですが、まっすぐ登るだけでも難しかった四角いヒューム管を横から登った上で右にほぼ90度ターンするという驚愕の設定です。





柴田選手は3点で抜けますが、その他は友幸選手も含め失敗です。


黒山選手はここを他の選手とは違う、手前で一旦停まってからヒューム管の上の角を狙うラインで、2点でアウト。
昨年の北海道大会からほぼ1年ぶりの優勝に花を添えました。








優勝 黒山健一 減点29c16
2位 小川友幸 42c11
3位 野崎史高 51c12
4位 小川毅士 58c12
5位 田中善弘 80c7
6位 柴田 暁 82c6
7位 加賀国光 88c6
8位 野本佳章 91c2
9位 斎藤晶夫 94c2
10位 吉良祐哉 95c3
11位 岡村将敏 104c2
12位 氏川湧雅 105c3
13位 成田 亮 105c1
14位 藤原慎也 110c1
15位 砂田真彦 119c0






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野本佳章選手 デモンストレーション

2016-05-30 18:33:42 | 日々の事
野本佳章選手の、東戸塚駅前トライアルデモンストレーション。
今年も5月28日(土)に、横浜のコミュニティーFM局、エフエム戸塚が主催のチャリティープロレスとジョイントして開催されました。



昨年も撮らせてもらったこのデモだけど、今年はモーターゲームスサポートガールがMC。
野本選手はメットにマイクを仕込んで、クロストークでの展開です。


当然だけどほとんどの人がトライアルを見るのは初めてで、登場だけでも会場は湧きます。


最初はプロレスリングの周りでウイリーやジャックナイフを披露していた野本選手。


やがてリングの上に、プロレスラーを呼び上げます。
やってきたのは、大日本プロレスの星野勘九郎選手。

普段は有刺鉄線デスマッチなどをやっている、すげえ恐い人です。


「てめえ、オレを呼んだからには、盛り上がる技を見せてくれるんだろうなあ!」と凄むレスラーをマットに寝かせた野本選手。


いつものように上をスパっと飛び越えるのかと思ったら、今回は迷わずマジに轢いて走ります。






最初僕の目には「おおヨッシー、前輪は当てたけど後輪からは荷重を抜いている!さすが!!」と見えたのですが

あとから映像で確認すると、後輪もしっかり腹に当てていますね(笑)

まあこのくらいで壊れる鍛え方ではない、とわかっているからできること。
でも会場では「お子様とか、絶対真似しないように」とサポートガールが言う声を打ち消すように、「こここ、このやろーーー」と怒りまくるプロレスラー。
僕のカメラにも「テメエもグルか!」と吠えまくります。



ヨッシー、笑っているように見えますが、あとで聞いたら「お約束とわかっていても、マジ怖かった〜」で引きつっていたのだそうです。

「てめえ、一度だけ名誉挽回のチャンスを与えてやる!」とのことで、再びマットに寝たレスラーを、ヨッシーは横から縦から自由自在に飛びまくり。
レスラーのでかいお腹のはるか上を飛ぶ、デモを見慣れた僕の目にもかなりの高さです。



でもレスラーの急所にトドメを刺しておくことも忘れません。(笑)


最後はやはりバックフリップで決めて、会場は大盛り上がりでした。

※発射台は新型。昨年よりも二回りくらい小さくなっています。

この様子は近々Jスポーツ3「モーターゲームス」内で放送予定ですので、お楽しみに〜。


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スーパートライアル2016 第2戦近畿大会

2016-05-25 17:34:19 | 日々の事
九州大会延期で全日本TR的にはちょっと開いている5月下旬。頂点トライアルはDVDでお楽しみ下さい!

というわけで、近畿大会のDVDが完成です。

リヤタイヤがマシンガンのように飛ばす砂に全身撃たれながら撮った映像、満載です。
※体は我慢すればすむけど、カメラがあああ!


今回はMFJ近畿の方々に嫌われてしまいそうな内容も、あえて入れてあります。
批判はジャーナリストの使命だし、まあ本当の友達は苦言も言ってくれる人っちゅうことでご理解いただければ幸いです。
これで全日本が少しでもいい方向に進んでくれればいいんですけどね…

何をどんなふうに、てな事もお楽しみでご覧くださいませ。

サンプル動画はこちら。
https://youtu.be/UYDTIXFFUrQ

5月27日(金)には発送出来ると思うので、今月中にはお手元に〜(^^)/




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スーパートライアル2016 第2戦近畿大会
本編:79分 特典映像:東京モーターサイクルショー トライアルデモンストレーション
税込価格:2,880円

今年も落ちる、落ちる。時には選手にとって危険を伴う大転倒が続出する近畿大会。
開幕戦で惜敗した黒山健一にとっては、負けられない試合。今度こその優勝に向い、黒山はまだ慣れない新型マシンを走らせる。
一方ディフェンディングチャンピオン小川友幸は、最後まで思うようなライディングが出来ない。
この過酷な試合に挑むスーパークラスは、15人。
一瞬で転落するセクションに加え渋滞などによる持ち時間の機微が、勝負の行方を動かしていく。

特典映像は、東京モーターサイクルショーのトライアルデモンストレーション。
成田匠が33年前のTLR200で、現代トライアルテクニックを披露する。
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2016年全日本トライアル第2戦近畿大会

2016-04-20 00:11:13 | 日々の事
土曜日の快晴が一変、大会当日は暴風雨との予報だった全日本トライアル第2戦近畿大会。
朝起きた時は真面目にざあざあ雨が降っていて「ああやっぱり」だったのですが、スーパークラスがスタートする頃には止み始め、その後はすっかり青空に。
こちらは雨対応の装備だったため、直射日光対策が不十分。腕時計跡にマジックで文字盤が書けそうになってしまいました。

試合途中から風がものすごく強くなっても来ましたが、取材側としてはそれでも雨よりは1000倍マシです。

スーパークラスは今回も、チャンピオン小川友幸と王座奪還を狙う黒山健一の激突。
1ラップ目、12人の選手が転落した崖登りの第3セクションを黒山選手は1点。

友幸選手は3点。

このあと二人はいつものようなシーソーゲームを展開しますが、1ラップ目でトップをとったのは黒山選手でした。

「タイトルをとり返せなかった昨年の僕は、突然5点になることが多かったんです。でも開幕戦は敗れはしましたが、5点は1個だけで一番少なかったんです。そういう意味でひとつ課題を突破しているんで、今度は大丈夫です」と語っていた黒山選手。
今回も5点は少ないのですが、2ラップ目の中盤からちょいちょい足着きが目立ち始めます。
その後から走る友幸選手は、まるで黒山選手の足跡を掃除していくように見事なクリーンを続けて、2ラップ目第5セクションでついに黒山選手を逆転して、勝負は3ラップ目。

毎年選手を苦しめている第2セクションは、今年もひとつの3点すらなく全員を叩き落としています。
黒山選手は3回目も、この結果。

ところが友幸選手は、最後にただ一人、3ラップを通じて唯一のクリーンをとったのです。

ここから友幸選手はじわじわと黒山選手を引き離していきます。
この時点で負けを意識してしまったのか、黒山選手はSSを2つとも失敗するという彼らしからぬ走りで、2位をキープするのが精一杯という結果でした。

黒山選手は試合途中から、マシントラブルを抱えていたとのこと。
トラブル内容は秘密とのでしたが、どうもキャブ系のように見受けられました。
また友幸選手は「健ちゃんは時間がなくて焦っていたのではないですか?」との分析をしています。

時間不足の原因はいろいろありますが、まずは渋滞。

この会場での全日本は毎年、特に前半のセクションでひどい渋滞が見られます。


また失敗した選手がマーカーを飛ばしたりテープを切ってしまった際の修復にも、いつもかなりの時間を要しています。
セクションの修復では今回波田親男さんが、本来の吉良祐哉選手のアシスタントからはずれて、進行として非常に頑張っていました。
どのセクションに行っても「分身の術か?」と驚くほど波田さんがいて、せっせとテープやマーカーを直しています。
逆に言うとどのセクションでも「波田さんはどこ?」「波田さんを呼んできて」状態なのです。

本来はNGなのですが、競技の進行を少しでも遅らせないためアシスタントがマーカーを刺したり、時にはプレスが倒れた杭を打ち直したり、なんて事も。

誰からも手が届かないヒルクライムの途中にあるマーカーは、ずれた状態のまま競技が進行されています。


今年はちょっとだけいじってありましたが、この会場のセクションは2012年の開始当初から基本的に同じ。
危険な設定もいくつかあって、アシスタントがヘルプに立つ位置がほとんどないため失敗したマシンを掴むことが出来ないのです。
このため転倒した選手はバイクと一緒に崖を転がり落ちてしまいます。




この結果、今年はついに深刻な怪我がいくつも出てしまいました。

1ラップ目の第3セクション。
あと一歩で登りきれなかった田中善弘選手のマシンを、アシスタントの山村史人さんが掴みに行きます。

この時山村さんは、左手に命綱のロープを握っています。ところがこれが、右手でバイクを掴んだ山村さんの腕を締めあげてしまうのです。


右手はマシンに挟まり、落とすことすらできません。なんとかマシンを捨てても、自分の体重だけでロープが締まって行きます。
波田さんや他のアシスタントの協力でなんとか引き上げたものの、このアクシデントで山村さんは左手の指を骨折です。


善弘選手のアシスタントは試合途中から、小川毅士選手のお父さんにチェンジされました。

たまたま有能な人材が空いていたのは、単なる幸運。
下手したら善弘選手はその後の試合をサポート無しでトライして、さらに怪我人を増やす結果になっていたかもしれません。

こちらは同じ1ラップ目第3セクションの野崎史高選手。

登りきれなかったマシンにアシスタントの中山浩さんは追いつけず、野崎選手はマシンと団子になって崖を転がり落ちます。


数分間動けない状態の野崎選手でしたが、なんとか立ち上がって試合に復帰します。


この怪我の影響でしょう、1ラップ目は4位という結果の野崎選手、でもその後少しずつ減点を減らし順位も上げます。
その復活に怪我は単なる打撲程度だったのかと、スペシャルセクションの前に様子を伺いに行ってみたら…。
「いやあ痛いと思ったら、スネの肉がぱっくり割れて中の骨が見えてるんだもの。そりゃ痛いよね」
本人は笑って語りますが、縛り上げた包帯の下は血だらけです。

最後のセクション、SS第2を終えた直後はこの表情でしたが、それでも黒山選手が5点のここをクリーン。2位に1点差にまで迫る3位で試合を終えました。


このほか、加賀国光選手は2ラップ目第9セクションで転落。
肩を脱臼したかという怪我でしたが、そのあとを申告5点にするにも脱臼した肩でマシンを押してコースを回らなければなりません。
それができないとリタイアになるところでしたが、加賀選手は何とか競技に復帰できてラッキーでした。

でもどんな環境であっても、選手たちは全力で走ります。

今回印象的だったライダーは、まずは藤原慎也選手。
前回関東大会はTRSで参戦した藤原選手ですが、その後「大人の事情が色々ありまして」とのことで今回はガスガス。
しかも大会直前に友達から借りたという、フルサイズではない280での参戦です。

かねてから「成績よりもカッコいい走りを目指します」と言っていた藤原選手。
全員が5点の1ラップ目第2セクションでは、それ必要あるの?という派手なエアターンなどを交えての走りです。

結局タイムで5点にはなるものの、昨年はオッサで大転倒、今年もほとんどの選手が落ちた登りはクリアしました。

その後も、ほとんどの選手が中盤までに落ちたSSの第1を3点で頂上まで登るなど、へー、ここ行っちゃうんだ、という走りをいくつも見せてくれました。

もう一人はやはり、優勝の小川友幸選手。
とにかく抜群の安定感がすごい。
リードされていてもまったく焦ること無く、自信に満ちたトライを続けます。
派手さはないものの、アシスタントの田中裕大さんも驚くほどの集中力でどこでも確実にクリーンをとって行くのです。

ゴール直後にチーム員と余裕の握手。

「今シーズンの目標は、全勝です」と言っていた言葉も、2連勝実現で早くも現実味を持ってきました。

優勝 小川友幸 減点28c16
2位 黒山健一 44c13
3位 野崎史高 45c13
4位 小川毅士 57c9
5位 柴田 暁 66c7
6位 田中善弘 91c3
7位 野本佳章 96c3
8位 斎藤晶夫 102c4
9位 藤原慎也 102c3
10位 砂田真彦 104c2
11位 加賀国光 105c1
12位 吉良祐哉 108c2
13位 岡村将敏 108c2
14位 武井誠也 113c3
15位 氏川湧雅 116c1

表彰式は野崎選手はゴール後病院に直行のため、2人(+アシスタント)で進められました。






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スーパートライアル2016 第1戦関東大会

2016-04-13 15:55:37 | 日々の事
2016年の全日本トライアル開幕戦 関東大会のDVDが完成です。


全7戦ある全日本トライアルですが、その中でも特に開幕戦は、新しい選手、マシン、新体制が並びフレッシュです。
新昇格の選手はいったいスーパークラスでどこまで走れるのか。
特に今年は久しぶりに浪人なし、ストレートに上がってきた氏川湧雅選手が注目です。

またヴェルティゴ、TRSという全日本参戦が初めてになるマシンも興味深い存在。
シェルコのように昨年も走っていたマシンも、モデルチェンジがされています。
さらに野崎史高選手のように、マシンは変らないながらも契約が微妙に変わるライダーも。
これらがトップライダーたちのトライに微妙な変化を与えていく様子を、映像でしっかり描くことが出来ました。

ストーリーの中心となるのは、やはり黒山健一選手vs小川友幸選手の戦い。
バージョンアップされたマシンを持ち込んだ黒山選手に対し、一見新しい変化はないものの、そこは開幕戦ならではのプレッシャーを背負う友幸選手。
二人の優勝争いを中心に、今年も全ライダーのトライを描きます。

特典映像は、東京モーターサイクルショーでのダンロップブースのトークバトル。
小川友幸と黒山健一はここでも激突。開幕戦の裏側を語ります。
もうひとつ、この大会から始まったレディースクラスの様子もピックアップです。

CM動画は以下からお楽しみ下さい。
https://youtu.be/IgJd7ExaKQg
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2016年全日本トライアル第1戦 関東大会

2016-03-16 00:24:54 | 日々の事
2016年も始まった全日本トライアル。
第1戦の結果は、12セクション2ラップ終了時に小川友幸選手を1点差で抑えて1位だった黒山健一選手が、SS第1で痛恨の足着き。


この結果2点差で2位、友幸選手は逆転優勝という劇的な結末となりました。

上記の通りその足着きの瞬間の映像ももちろん撮ったのですが、今回はちょっと違う角度からの動画を制作してみました。

開幕戦といえば、選手の新しい体制やニューマシンの登場も楽しみのひとつ。
今年も多くの選手が様々なチェンジを経ての参戦となりましたが、中でも目を引いたのがついに全日本トライアルに登場した世界最新の2つの新メーカー。
というわけで、TRSとヴェルティゴをご紹介です。

あのジョルディ・タレスが開発。昨年末からアダム・ラガが乗って高性能を証明しているTRS。
https://youtu.be/mepPXlINHdU

こちらはドギー・ランプキンが開発ライダー。今年はジェロニ・ファハルドが乗るヴェルティゴ。
ランプキンのライディングで2015年SSDT優勝マシンなので、耐久性も折り紙つきです。
https://youtu.be/AaWXVBVUeyM

いずれもスーパークラスのライディングとともにお楽しみ下さい。
※氏川選手のライディングは「僕のあのナイスサポート撮ってくれた?」と言う田中裕人さんのリクエストにより、あえて転倒シーンを入れました(^^)
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テッペンTrial 2015

2016-03-10 15:40:56 | 日々の事
あっという間に全日本トライアルは開幕戦を迎えますが、万難を乗り越えなんとか「テッペンTrial 2015」を間に合わせました。


この所お年頃といいますか、1年がさらに早くどんどん過ぎていっているように感じます。
でも改めて1年間の試合映像を掘り起こしてみると、もうすっかり忘れていたことが多かったことに驚きます。
あれは2015年だったんだ! こんなあったあった!!そうそうこのドラマ!!!という新たな驚きがいっぱい。
1年って、やっぱりいろんな事がおこるには十分すぎる長さなんですねえ。
時間がたったからこそ見方が変わって来る映像も多く、あらたな気持ちで選手たちの魂の走りをまとめることが出来ました。

サンプル動画はこちら。
https://youtu.be/spSz0bgkVT4

DVDは真壁に持って行きます。今年の真壁はショップの出店がないようなので、必要な方はお声をお掛け下さい。

以下DVD解説文から。
-----------
2年続けてチャンピオンを失っている黒山健一。対する3年連続5回目のタイトルを狙う小川友幸。
2015年の全日本トライアルも、全戦この二雄が激突する展開となった。
アクセルを開ける手が凍えるような開幕戦から真夏の北海道、JTR史上最低とも言われる雨と泥のに見舞われた中国大会など、様々なシチュエーションで繰り広げられる全7戦の頂点の闘い。
ゼッケン4番の小川毅士、今年から2ストに乗り換え「最高の武器を得ました」と言う野崎史高も加わり優勝争いは複雑なストーリーを描いていく。
彼らはなぜ勝ち、負けたのか。その勝負の機微を映像で伝え、さらに優勝争いに絡めなかった選手たちの闘志ある走りも紹介する。
特典映像には、全ての闘いの結果をあらわすMFJランキング認定表彰式を収録。


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続・放送のお知らせ

2016-03-09 14:33:49 | 日々の事
突然ですが、来週3月14日(月曜日)21時から、Jスポーツ3でトライアルがオンエアされます。
番組は最近お世話になっている「モーターゲームス」。
4輪やドリフトがメインの番組ですが、年に数回開催されるイベントでヨッシーこと野本佳章選手がデモンストレーションを披露しています。


2月29日の同番組でも私の作品がオンエアされましたが、この時はヨッシーは一瞬で、ほとんど4輪モーターショーのお話。
それでも「生野さんが作るとヨッシー色が強くなるねえ」と言われたものですが、今回は全面に野本選手とトライアルをクローズアップ。
ヨッシーが2015年の1年間どんな走りを見せたのか、「ミニ・テッペンTrial」的内容となっております。
いやあ、まだ優勝やチャンピオン争いには届いていないライダーでも、歯を食いしばる選手にはそれぞれ力のあるストーリーが存在するものなんですねえ(^^)


今回は急遽映像を発掘することとなりましたが、結果を知って作っていても話は意外な展開となって広がり、放送時間内に収める事が大変でした。


さてさて突然の突っ込み番組制作で、それでなくてもギリギリだった本家「テッペンTrial 2015」の制作はJTR開幕戦に間に合うのか?えらいこっちゃ。
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