『アートと暮らす』~アートセラピストブログ

アートセラピストとして活動するクエストSTAFFが現場の声をお伝えします。アートセラピー情報もタイムリーにお届けします!

春色に・・

2014-03-03 02:53:16 | Weblog
こんにちは。ようこです。


三寒四温・・・あせばむ17度の日のあったかと思うと、もう寒くて寒くてという日も。


風邪ぶり返したり、木の芽時体調が思わしくない方もいらっしゃるかな。。。


いきつもどりつをしながら、春がやってくるのですよね。


我が家のベランダも賑やかになってきました。


ピンクだったり




きいろだったり



色から感じることもたくさんあれば


一日 一日 ぷっくらとつぼみが膨らんでいく様子から感じていることもある


私たちは、たくさんの五感を使って「感じている」生き物なのですよね。


言葉を持たぬもの自然が伝えてくれること 教えてくれること


花や木々、風や光、等等等・・・それらが自然の表現なのだとしたら


私たちはいつだって、「表現に包まれて過ごしている」


そう言えるのかもしれません。



現在、シニアの現場を担当しているのざわしきぶさんが、私が担当しているシニアのクラスに遊びに来てくれました。


ほら、明るい春色がとっても似合います。


受講生にもお洋服の色やメイクがとっても素敵!と承認されていました。


女性としてうれしいですよね。そんな言葉言われたら。。





シニアのクラスの卒業生 ファシリは11期 そういえば研修生もやってました。


自分を常に成長させながら、アートの場をシニアだけでなく、一般の方たちに提供をしているセラピスト。


彼女がはじめてシニアのサポーターとして現場に訪れた時の事を今日受講生の前で語ってくれました。


彼女が参加したその現場は、施設の中でもっと介護度の重いフロアです。


アートワークを提供・・と言っても、自分から多く事が理解出来たり、身体的に動かせる事がすでに難しい所。


しきぶさんは大変緊張と不安に包まれて参加されたのだそうです。


「こんにちは」そう声をかけた先・・・


相手は発語が出来ないシニアの女性A様


そのA様が緊張している自分の手をぎゅっと握ってくれたこと。


そのシニアの方がそっと優しく目を見つめてくれたこと。


丁度、311の震災直後でもあり、しきぶさんはその手のぬくもり、優しいまなざしからたくさんの安心を頂いた事を伝えてくれました。


そして今しきぶさんはこの現場のファシリテーターを務めています。


すでにその女性は他界されていますが、彼女はそのフロアの皆さんの目の動き、表情、小さく動く指先などといった


「静かな表現」を見逃さずに、シニアの皆さん、サポーターそして職員の皆さんととてもあたたかい現場を作り出しています。


彼女自身が書いたブログもありますので、ぜひご覧くださいね。



アートセラピーは非言語的表現です。


介護の厳しい現場では、ついついこころの表現というものを後回しにされがちです。


だけれども、このような現場こそがとても多くの表現をしているのかもしれません。


言葉を持たぬ自然のように


たくさんの表現が溢れていることを


私自身、しきぶさんの話しを聞いて改めて教えてもらったように思いました。


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