『アートと暮らす』~アートセラピストブログ

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ダイアログ・イン・ザ・ダーク

2012-02-14 16:40:37 | Weblog
こんにちは、ユッキーです。

ちょっと前のことですが、スタッフのサトコと
ダイアログ・イン・ザ・ダークの体験に行きました。

ダイアログ・イン・ザ・ダークって知っていますか?

純度100%の暗闇を体験するところです。

純度100%の闇っていうのは、
時間がいくら経っても目が慣れることのない暗闇です。


参加者は私たちを入れて10名。

まずは暗闇のエキスパートであるアテンドの方に説明を受けます。

“ひやまっち”と呼んでください。

という、その方は視覚障害者。


メンバー全員が白杖を持ち、自己紹介をして
いよいよスタートです。


本当に真っ暗。

闇です。


思わず、前の方に触れてしまいます。

「あ、すみません」というと
「私、○○です。あなたはの名前は?」と返してくれます。

お互い見えないので、視覚以外の五感と声に頼ることになるのです。


不思議と心がオープンになっていきます。


目が見えない世界は、視覚以外の五感を研ぎ澄ますのかもしれません。


聴こえる音、その場所の匂い、地面の感覚。


この日は特別に『暗闇ワイン会』と称したイベント日だったので
視覚が遮られた中で数種のワイン味わう体験をしました。



不思議と葡萄の茎の匂いや味わいを感じるんです。


普段、ワインをよく飲みますが
そこまで風味を味わうことはなかったかも。


ワインを暗闇で飲むと酔います。
空腹だったということもありますが、結構私もサトコも酔っ払い
暗闇で隣りのお姉さんに絡みそうなほど。。。いや絡みました。


他のみなさんも、おそらくいつもよりオープンだったと思います。

初対面ですが、すっかり仲良くなりました。


でも・・・


暗闇を出ると、なんだか妙に気恥かしい。



これからみんなで飲みにでも行きそうな勢いは、どこへやら。

サササ―ッと、それぞれ帰りました。


サトコと私が、そのまま飲みに行った事は言うまでもなく(笑)




そうそう、視覚障害者の“ひやまっち”のすごさにも驚きましたよ。
とても陽気で優しくて安心を与えてくれました。

私たちが「何これ~?」「ここどこ~?」などとギャーギャー言っていても
落ち着いて「ここにありますよ~」と教えてくれます。

ワイングラスを手渡す時も「今、“どれ~?”と言った方に渡します」と
あ、自分のことだ!とわかるように伝えてくれるのです。


視覚障害者の方の世界を少しだけど体験させてもらって
どれほど視覚に頼って生きていたのかを実感し
視覚以外の五感も磨いていきたいと思いました。


あーーー!!

五感をフルに使うもの、知ってる!!!

『アートセラピー』だ


しらじらしいですかね


でも本当のこと。


五感刺激満載です。

五感を刺激すると脳が活性化します。

子どもから高齢者まで幅広く良いのです。


体験したことがない方、まずは無料体験レッスンにどうぞ。
体験したことがある方も、より詳しくわかりやすく説明致します。

この機会に是非お越し下さい。

詳しくはコチラ


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