すてきなアートセラピスト達が誕生しました。

先週末、第５期シニアアートワークセラピーコースが無事修了しました。

私は自分が担当しているホリスのクラスでも半年に１回修了式があるし、フォトのクラスや子ども未来のクラス、その他諸々で、何度も修了式は経験しているものの、やっぱりジーンときます。

特に今回のシニアのクラスは、とっても豊かであたたかく、そして楽しくすてきなメンバーばかりで、終わってしまうのが寂しいくらいでした。

このクラスは、アートワークセラピーの基礎課程を終えた人達が、さらにプロとして活動していくために学んでいくクラスです。

日本において、シニアの分野でアートセラピーを開拓しつづけている篠原、高橋、両講師の愛情がいっぱいつまったクラス。
経験も知識も豊富な二人に、こんなに身近で教わることができるのもなかなかめったにできない体験です。
そんな二人のもとで育った受講生達は、やはり愛情深く、明るく、健やか


彼らも、はじめは
「果たして自分がセラピストとしてやっていけるだろうか？」
「シニアの分野でいいんだろうか？」
「自分に何ができるんだろうか？」
そんな迷いや葛藤をいっぱい持っているようでした。

でも、半年間受講してみて、「シニアとアートセラピーを通して関わっていく」と決めた人も多かったようです。
そして、それ以上に、こんな感想もたくさん寄せられました。

命を大切にすることが源であることが感じられ、
　毎回心が熱くなりました

授業だけでなく、生きることのすばらしさ、
　自分の価値とか自分自身をもっと大切にすることがどれだけ
重要なのかを教えてもらいました

一人一人を大切に承認して、あたたかい空間作りをしていく
　セラピストになります

現場ですぐにでも活用できる技術はもちろん、「生きる」
　ということについて学びました

などなどなど・・・。
その他の体験談はコチラをどうぞ

本来クラスは現場に直結したスキルもたくさん伝えていくクラスです。
でも、こんなこともたくさん受け取っていた彼ら自身が、なによりすてきです。。

そして、私は、こんなアートセラピストに出会えたシニアはきっと本当にしあわせだなーと心から思うのです。

卒業おめでとう


＊クラスで描いたみんなのビジョン画


ブログ「Life is ART」
高齢者施設でアートセラピストとして活躍しているセラピスト達の旬な声をお届けしています。

written by mackey