散歩をしていたら
赤いカラーコーンと、
そこに渡された黒と黄色のコーンバーに遭遇。
Cocoさんは、
ちょっと怖くて、なかなか通ることができません。
勇気を持って通り抜けてみましたが
リードが引っ掛かったのか
コーンバーが落ちてしまいました。
いやー。危ないところでした。
もうちょっとで、あのバーに直撃されるところでしたよ。
と安堵の息をはくCocoさん。
世の中、どこにどんなわなが
仕掛けられているかわかりませんから
気をつけて歩かなくてはいけません。
ほらっ。
ここにもこんなわなが!
葉っぱの陰にザリガニが
ハサミを開いて待ち構えていますよ。
いいえ。
それはザリガニに似ていますが
コエビソウと呼ばれる植物です。
ハサミに挟まれることはありませんよ。
それよりおやつをあげようとした私の指が
あなたの口に挟まれてしまいました。
コエビソウの前で粘ったのは
Cocoさんが私に仕掛けた
わなだったようです。
本当に世の中、
どこにどんなわながあるか、わかりませんね。
家に帰ったからと言って
油断はできません。
Cocoさんが未だ、心を開こうとしないアルミボード。
愛用のジェルマットに並べておけば
いつの間にか使っているかもしれないともくろみましたが
なにがなんでも
アルミボードには触れたくない様子。
ちょっと乗ってみれば
冷たい感触に気づくかもしれない、と
おやつを置いて誘ってみても
その手には乗りませんよ。
と、険しいまなざしで睨んできます。
おやつでCocoさんを、わなにかけるのは
簡単ではありません。
別の時
別室で、独りでミルクガムをかじるCocoさん。
「そんなところにいないで
リビングにおいでよ」と呼んでみると
食べかけのミルクガムを咥えて
やってきます。
咥え煙草のように
ミルクガムを口に挟み
悪と対決するハードボイルドの主人公のような風情。
真っ直ぐにこちらに向かってくるのかと思ったら
ひょいと角を曲がってしまいました。
リビングには
何か恐ろしいわなが仕掛けられているかもしれないと
疑っているのかもしれません。
そんなにまでして
あなたのミルクガムを奪うつもりは
全然ありませんけどね。
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