四葉通信

岐阜市で活動をする社会人Jazz Band「Quadrifoglio Big Band」の公式Blog。

Night In Tunisia

2020-06-06 | 
SUPERSAX PLAYS BIRD / SUPERSAX

その昔の学生時代、これを初めて聴いたときは
ぶっ飛びました。鼻から脳みそが飛び出すかと思いました。

コピーするだけでも至難なチャーリーパーカーのソロ。
それを5人でソリってる。

さらに涙ものは、「Most Famous Alto Solo」を取り上げている。

演奏的には、「この一瞬のインスピレーション」にかけたパーカーの気迫からすれば、迫りくるものはありません。

ただ、事前にリハーサルを重ねた上でのレコーディングということで、
目の前の譜面に対する集中はすごいものがあったと思います。

これをライブでやった時など、ミスなくやり遂げたときの達成感はそれはそれで得難いものがあったのでは。

そんな気迫あるプレイが想像できます。

#8のアレンジは、バリトンサックスの使い方がゾクゾク来ます。
ぜひ、バリトンプレイヤーに聴いてほしい。

ただ、このアルバムはサックスプレイヤーにしか理解できない世界でもないと思います。パーカーをご存じない方。サックス以外の楽器をやっている方にも聴いてほしいと思います。

1. Ko-Ko
2. Just Friends
3. Parker's Mood
4. Moose The Mooche
5. Star Eyes
6. Be-Bop
7. Repetition
8. Night In Tunisia
9. Oh, Lady Be Good!
10. Hot House


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