6年前の今頃の我家は、家族の会話が殆んど途絶え、家に帰りたくないと言う状態であった。特に息子とは朝顔を合わせても「仕事忙しいのか」「オー」と答えれば良い方であった。夫婦も夕食時もあまり話す事もなく、聞いても右から左に出て、心に留め置く事は無かった。ただ、教会への道すがら、仔犬を連れた家族を見る度に、家内は「あんな可愛いワンちゃん家にも来ないかしら」と溜息を付いていた。僕と同じように家内も心に空洞を造っていたのである。
そんな時我家の車庫で、仔猫が一晩中大声で泣き通し、朝になって息子の後追いをするのを抱き上げた瞬間、全てが変わったのである。片手サイズの仔猫は抱き上げられると、可愛い目で僕を見つめた。もうメロメロになってしまった。家内も抱いて家に入れ、その寝姿を見て心が変わったと言う。その日からクーは我家の中心になった。息子ともクーの事で会話が復活し、今は息子の嫁になったT子とも話をするようになった。なにせ、彼女はネコに囲まれて育ったのだから。真にクーは、天から授かった、家族の絆を深めるツールであったのである。
そんな時我家の車庫で、仔猫が一晩中大声で泣き通し、朝になって息子の後追いをするのを抱き上げた瞬間、全てが変わったのである。片手サイズの仔猫は抱き上げられると、可愛い目で僕を見つめた。もうメロメロになってしまった。家内も抱いて家に入れ、その寝姿を見て心が変わったと言う。その日からクーは我家の中心になった。息子ともクーの事で会話が復活し、今は息子の嫁になったT子とも話をするようになった。なにせ、彼女はネコに囲まれて育ったのだから。真にクーは、天から授かった、家族の絆を深めるツールであったのである。
猫が来たとき私は
このままいけば鬱になるかも
っていう状態でした。
育てるのはとても大変だったけど
見かねた神様が授けてくれたんだと思いました。
クーちゃん来てくれてよかったですね。
最初は逃げたけど抱いた瞬間その暖かさ軽さはカルチャーショックでした。
それから我が家も変わりました。年寄りと私達夫婦だけで農業の事ばっかりの会話がいつも猫の話に。
福:まむさんがおっしゃるように育てるのは大変でしたが我が家の宝になりました。
コメントありがとうございます。お二方のニャンブログ毎日楽しみに拝見しております。
ニャンコは見た目よりも人になつきます。これだけは経験しないと分かりません。従兄弟会の縁戚でも、ネコ好きは「仔猫を抱いてみろよ。メロメロになるから」と話をしております。年を取ってから出会ったネコは特にそうなります。僕と同じ思いの方に出会えて嬉しいです。