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季節はずれの留学生

Leipzigからの独り言

電子辞書を修理する 決定版?

2013-11-17 11:42:14 | Weblog

電子辞書の修理を初めてもう一年以上前になるんだ、と感傷に耽っている場合では無くなったある日のことです。
過去の記事:
http://blog.goo.ne.jp/qoo177cm/e/330d2f742ffa129a9bab8262ba17fca5

http://blog.goo.ne.jp/qoo177cm/e/fb9f4e571b9a9f79fdf5958a0b5dfe22


辞書の不調は定期的な掃除でなんとか持ちこたえていました。キーボードの微妙な小ささが原因でタッチタイプが出来ないこと!なんて高度な不満をすっかり忘れて、"E"のキーボードをたたきつけていたある日、思いあまってキーボードの裏側をサンドペーパーで磨いてしまいました。私は時々(いつも?)解っていて思い切り馬鹿な事をしてしまいます。結果は明白に悪くなると予測しているにも拘わらず、あえてそれをする。逆療法?そんな良いものでは無いのですが、、、そして、その結果、全く反応しなくなりました。目出度く、完全に動作不良完全実現です??

四角いキー下の左から3番目が件の"E",薄ボンヤリした円形が見えます。これが完全に導電層を剥離されたキーの裏側です。もうシャープペンの芯の粉を塗布し始めています。この手のキーボードはゴムに塗られた導電層が下の基板に接触してスイッチの働きをします。想像するにこの層の耐久性は余り良くありません。更にこのタイプの電子辞書のキートップはゴムがむき出しです。と言うことは接触面が絶えず曲げストレスにさらされているということ。これが接触不良の原因であることは間違い無いでしょう。(最初に侵入した緑の絶縁液は未だに謎ですが=ゴムは水を通すのか?)なぜなら、使用頻度の多いキーとしてはEnter(=訳/決定)キーがあげられるからです。そしてEnterキーは完全に動作しています(軽く触れてもOK、不良の始まりはしっかり押せば働くというなんとも見分けにくいところから始まります)


さて、お気づきの様にキー裏表面の色が違っています。これはシャープペンの芯をサンドペーパーで摺りおろし塗布したからです。こんな風に白く輝くように塗布できれば少なくとも一ト月は持ちます(継続観察中です)。

だったら、と市販されているグラファイトを買ってきて、塗布しました。結果は、暴走!!電源キーさえ効かなくなるという、ちょっと焦らせてくれる、いたずらぶりです。これは、粒状性のためです。実はこの試行の前に紙の上にグラファイトを塗りつけ電気抵抗を計ってみました。目出度く通電します(抵抗値を忘れました(^_^;)数100KΩオーダーですが、条件を揃えるのが難しいので、、、と言い訳)
そして、ようやくキー裏に塗布したのですが、これが上手く乗ってくれない。荒すぎるのです、紙の上の塗布は細かい粒子だけが選択的に紙の中に入ってくれますが、ゴムの場合は、表面が滑らかなのでしょう、上に乗っているだけです。これは非常にマズイ!導電粒子が辞書内を暴れ回れば、、、暴走だけで済まなくなることは明白。

この一年、ひたすら清潔にすることだけで持ちこたえてきましたが、ついに次の段階に突入。
この辺で新しいモデルを買いたいのですが、カシオさん、タッチタイプが出来る数年前の大きさに戻してくれないだろうか?勿論キートップはちゃんとプラスチックで覆って、出来ればPCタイプが良いのですが!!電子辞書をタッチタイプできると、会話や映画でリアル検索してもストレスを感じません。毎日、電子辞書と共に数時間を過ごす人は多いと思います。ここのストレスが無くなれば最強辞書の地位は安泰です!

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