日本から元Leipzigの住人が戻ってきました。このブログにも度々登場するCさん。共通の仲良しのI夫妻の車にお邪魔してSeiffenに行ってきました。距離は約150km、これを公共機関でゆくと大変な事になります、接続が悪いのです。
おもちゃで有名な村です。ここからチェコ国境まで直ぐ歩いて行けそうです。
ポーランドへお散歩やサイクリングを経験すると、国境越えに訳もなく憧れてしまいます。
Seiffen、この小さな村は穏やかな傾斜が織りなす谷合に広がっています。真ん中を通るのがその名も中央通り。通り沿いに主な施設は固まっているのでお散歩をするのも簡単。10分も歩けばもう村の端。その端に素敵なレストランを見つけました。
聊か単調な村の印象をかえてくれるのが丘の上の教会。教会が建つなだらかな丘に登ると今までのこじんまりとした印象は突然消えてドイツらしいうねりのある地形が延々と広がっています。まるで母の懐に守られるようにして村が出来上がっていることがわかります。
教会への参道?脇に立つ街路灯、但し明るくはありません
倒木を利用したのでしょうか?
サンタクロースに希望を伝えるためのポスト
Seiffenと言えば定番のこのお人形。実はこれしか知らなかったのですが定番といえる形やモチーフが幾つかあります
おもちゃ博物館。日本語の案内ビデオがあります!!
稼働しています
まず、ドーナッツ型に切り出します、その時輪郭を切り込んでいるので、バウムクーヘンの様に切り出すと
ごらんの通り、牛のおおよその形が出来上がっています。
冬がこんなに似合う村は知りません。そり遊びに興じる子供達の声が聞こえるような模型です
こんな冗談のようなお人形も
マッチ箱の中の教室。小さいと輸出のときも簡単
この村で唯一生活臭を感じた、雪かき機の展示
村のそこかしこにあるお人形
家そのものがメルヘンの世界
うらやましい!:-)
村を歩くとどこからともなく薪の香が漂ってきます。薪ストーブでも焚いているのでしょうか。
私が小学校の低学年のころまでお釜でご飯を炊いていた母を急に思い出しました。
実はこの村、私の今の語学タンデムパートナリンの母方のふるさと、お父さんも歩いて2時間!の所の出身です。
彼女が日本語に興味を持つきっかけになったのがこの村に勉強に来ていた日本人を通して、なのです。
なぜおもちゃ博物館の解説映画に日本語版があるかということも、これで謎が解けました。
小さな村の魅力が一杯のSeiffen一度訪れてください。
余りに沢山のおみやげ物やさんをのぞいたので、気が付けば暗くなってきました。