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世界と私

父は認知症

認知症の父と生活していると毎日がエキサイティングです。ストレスも時々たまるので、それを解消するために書いてみます。認知症である父の行動は想定外というのが普通になっています。ある意味何でもありです。かなり慣れては来ましたが、今でも時々驚かされます。今日は、トイレにたまった水を洗面器で汲み取ろうとしていました。水道の水の出しっぱなしはいつものことです。先日は炊飯器が縦置きにしてありました。何とかフタを開けようとしたのでしょう。調子が良いときは炊飯器の蓋を開けられる時もあります。日によってまちまちでして、トイレで用を足すときもあれば浴槽のときもあります。あと、廊下や部屋の床で小用を足すのも頻度が高いですね。
介護パンツの交換はかなりうまくなりました。ベッドメイクや歩行補助する際のコツなどもつかめてきています。父は膝の調子が良くないので徘徊する心配はありません。しかし、去年の夏の日には庭で倒れて、起き上がれずに脱水状態になっていて非常に危険なこともありました。善し悪しですね。
それと、電気製品全般は、ほぼ全く操作できない状況です。たまに、リモコンでテレビをつけたりするのですが、消せないので、つけっぱなし、もしくはアンテナ線や電源ケーブルを抜いたり、B-CASカードを抜いたりします。さらにエアコンの風向きを変えようとして台に上り、手で直接方向を変えようとしたり、ロックされている稼働中の洗濯機のフタを歯ブラシを差し込んで開けようとしたり等。
介護経験も数年経ちますが、それでも想定外のことをやってくれますので、ベッドで寝てくれるまで常に意識の一部で気にしておかないといけませんね。



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