最近は散歩をしていると
吐く息が白く手が悴んできます
いつものように川辺を歩いていたら
ユリカモメが1羽飛んで来ました
ユリカモメは冬鳥として全国に渡来
仙台市の海岸付近だけでなく
広瀬川中流域の散歩コースにも
飛んで来ました
成鳥の冬羽は頭部が白く
体上面は青みのある灰色です
体下面は白く初列風切の先端が黒色です
嘴が赤色でその先端は
黒ずんだような色になっています
和名のユリカモメは「百合鴎」と書きます
『野鳥図鑑』の著者石田光史氏は
由来について
内陸部にも生息することから
「入江鴎(イリエカモメ)」が転じて
ユリカモメになったと述べています
また『野鳥の名前』の著者安部直哉氏は
語源について
定説はないとした上で
「百合鴎」と書くのは江戸末期以後のことで
「ササユリやテッポウユリのように
綺麗な鴎」という意からであろうと
述べています
冬羽は白百合のように綺麗な白色ですが
夏羽は頭部が焦茶色になるという百合鴎
ハクチョウやオナガガモなど
他の冬鳥とのんびり過ごしています(*^_^*)
2024年12月16日撮影 仙台市広瀬川河畔