サラ パレッキー

何の気なしで本屋さんをブラブラ。新刊のコーナーに並んでる本をながめていたら…

（なんてことっ！？）衝撃が走りました！！！

知らない人の方が多いかも？しれないけど、私はサラ　パレッキーの探偵シリーズ に1０年以上前ずっとハマっていたのです。

今はパトリシア　コーンウェールをはじめ、女性が検死官、検察官、探偵などで活躍する小説はたくさんありますが、当時はこのシリーズくらいしかなかった気がします。
とても新鮮でした。アメリカではこうなんだーなんて素直に感じてたものです。

『V.I.ウォーショースキー（ヴィック）』というシカゴで女性私立探偵をやっている綺麗でパワフルで強くて優しい女性が主人公の話です。
第１作『サマータイムブルース』を読んだ時からファン。自立した現代女性で、自覚や覚悟、意見をもった男顔まけな根性で仕事に打ち込む（アクションだって）。『不正は許さない』という信念は一貫して、揺るがないのです。どんな困難にあっても傷ついても信念を曲げない彼女の行動から得るもは多かったです。強気で女性の魅力をたくさん持っていて、素敵な彼氏や友達にも恵まれている。（周りの登場人物もとても魅力的なんです。）
古い言い方だと『スーパーウーマン』！！憧れました。読み終わると　メキメキやる気と元気がわいて気分爽快！！

快調にシリーズを読み続け、最後になったのは『バースデーブルー』シリーズ８作目です。これは強気で弱さなんて微塵も感じなかったヴィックが４０歳の誕生日を目前に気分がブルーになり老いに思いをはせるようになってしまった。その弱さが切なくて『女性の生き方について』私も考えた時期でもありました。→（やっぱり結婚するのが幸せなのかな？）ってごくあるヤツです。そして今後のヴィックの生き方にも期待をしてました。（どんな生き方を見せてくれるのだろ？）

ところが、本屋さんからビックの新作が全く出なくなりました。（本屋にいく度に探してました）作者のサラ　パレッキーさんがもうネタがなくなったのかしら？ってとても寂しかったのを覚えてます。

それから　また新しい作家の新しいシリーズものを読んで楽しんでいたのですが、『ヴィックどうしてるんだろう』なんて友達を思うよう　また会いたい！って思い続けていましたが、その気持ちも薄れていき、ここ何年かは全く気にもしなく忘れていたのです。

今日　10年以上ぶりの再会です！！もう　てっきりサラパレッキーさんは亡くなったと思っていたので（無知で失礼）第一に今日思ったのは『生きてたんだ…』。びっくりしました。そして、なつかしい登場人物の名前が載ってます（嬉）

なんのためらいもなくレジへ向かい２冊とも即買い！！

読み始めると、この本を読みまくっていた時のこと…何を考え、何をしていたのか…フト思いだして、おかげで懐かしさが『W』になりました。

なんて、言ってるのですが、思い出より現実が大切です！　本の続きを読む楽しみは取っておいて現実の試験勉強開始しなければ…。試験の前は誘惑が特に一杯なんだ…