≪予想≫ヴィクトリアマイル

　　第５回　ヴィクトリアマイル　
東京１６００Ｍ、芝Ｂ・左、牝馬、４歳以上、オープン、定量

◎ブエナビスタ　距離、コース、相手不問の強さ！
デビューから今まで１１戦（ドバイ遠征を含めると１２戦）し、すべて馬券圏内という超一流馬。斤量利があったとは言え、昨年の札幌記念（札幌芝2000）１着、エリザベス女王杯（京都芝2200）３着、有馬記念（中山芝2500）２着、前走京都記念（京都芝2200）１着、加えて、初の海外遠征となった前走ドバイシーマクラシックでは、世界の強豪を相手に見事２着に入着。コース、距離、相手関係不問の強さは、現役馬の中では一番と言っても過言ではないと思います。東京コースでは、オークス（東京芝2400）１着の実績がありますし、マイルでは４戦４勝。どこをとっても死角が見当たらない最強牝馬が、どんなレースを見せてくれるのか楽しみです。

○ミクロコスモス　大豊作４歳牝馬からの刺客登場！
大豊作と言われている現在の４歳牝馬の中で（今回１０頭も出走している！）、ブエナビスタと並んで賞されているのは宿敵レッドディザイアですが、今回はその他の４歳牝馬が活躍するような気がしてなりません。そこで浮上してきたのが、このミクロコスモスです。東京芝1600Ｍは、新馬勝ちした相性の良い条件です。元々マイルを得意としていて（３、０、１、２）。馬券に絡むことのできなかったデイリー杯クイーンＣ（東京芝1600）は、勝ち馬と僅差の４着、３番人気ながらシンガリと凡走してしまった３走前の武庫川Ｓ（阪神芝1600）も、長期休養明けで馬体が大きく増えていたことが原因と考えられ、悲観する内容ではありませんでした。その証拠に前走ハンデ戦の中山スプリングプレミアム（中山芝1600）では、牝馬としては決して軽くない５５キロのハンデを背負いながら、後続に１馬身差以上の差をつけて勝っています。昇級戦となるせいかあまり人気はありませんが、２歳時には阪神ＪＦ（阪神芝1600）で差はあったものの、ブエナビスタの３着に食い下がった素質馬ですし、侮れないと思います。

切アイアムカミノマゴ　適応は1400Ｍまで、距離長い

▲プロヴィナージュ　展開不問の器用さは要注意！
デビュー時はダート戦線で活躍、関東オークス（川崎ダ2100）では人気馬ユキチャンと一緒に出走し、２着と好走した実績も持っています。芝に転向してからは、芝2000Ｍの成績が（２、１、１、１）と、どちらかというとステイヤー気質をのぞかせていましたが、前々走六甲Ｓ（阪神芝1600）３着、前走阪神牝馬Ｓ（阪神芝1400）２着と、短い距離にも適応できることが判明。スタミナと瞬発力を併せ持った器用さがあるようです。昨年１２月に元町Ｓ（阪神芝2000）を勝ってオープン入りしており、まだまだ格下感はありますが、通用する力は持っていると思います。

△レッドディザイア　前走二桁着順の影響はないのか？
ブエナビスタと同じくドバイ遠征後初めての国内レース参戦となります。ドバイでは、叩き台となったアル・マクトゥームチャレンジ・ラウンド３（国際G2・オールウェザー2000ｍ）で１着となり話題となりましたが、本番のドバイワールドＣ（国際G1・オールウェザー2000ｍ）では１１着と凡走。海外でのレースの難しさを痛感させられました。国内での戦績は（３、３、１、０）とブエナビスタの好敵手で、ここでもアッサリ勝ちの可能性も考えられますが、ドバイでの二桁着順が思ったよりも影響を与えていることも想定されます。調教が若干控えめ気味なのも気になりますが、地力から言うと買わざるを得ない現状なので押さえます。

注ウェディングフジコ　堅実な走りは侮れない！
前々走中山牝馬Ｓ（中山芝1800）２着、前走福島牝馬Ｓ（福島芝1800）３着と着実に実力をつけてきている感じがします。荒れる傾向にあるヴィクトリマイル。東京コースもマイル戦もそこそこ走っていますので、穴馬として一考。

買い目は、
ワイド＝４、７、１１、１７、１８　ボックス
馬連、３連複＝１１－４、７、１７、１８　１頭軸ながし
３連単１１→４、７、１７、１８→４、７、１７、１８
で勝負

「ひろりん指数」を基に予想しています
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