ぷぷみり。-たのし!おうちじかん-

-まいにちの おうちじかんに ちょびっと魔法のスパイスを-
ケ-キ&お菓子、ぱん、おうちアロマのワンデ-&教室。

ぷぷみり。 ぱんのおはなし。

2013-06-25 22:07:40 | ぱん教室のご案内。



ここでは、普段レッスンでおはなししてることや ぷぷみり。基礎クラスで使っている材料などについて、ちょっとおはなししてみます








*ぱんのおはなし。*

-ぱんって何からできてるの?
ぱんを作るのに最低限必要なものはなんだろう?


まず、ぱんは 〈小麦粉〉〈イースト(酵母)〉〈水分〉〈塩〉があれば作れます。
この4つを《主材料》、その他の材料を《副材料》とお話しています。
《主材料》は ぱんを作るのに必要不可欠な材料で、《副材料》は ぱんに風味をつけたり、ぱんの老化を遅らせる為などに使われます。










*材料のおはなし。*


〈小麦粉〉
ぱんの基本となる穀物の中で、最も一般的なものが小麦粉。
それぞれ粉により、風味や味が違ったり たんぱく質の含有量で出来上がりの食感など違ったり。
作りたい 目指すぱんによって粉をかえたりします。
ぷぷみり。の基礎クラスでは、ふんわりやわらかいぱんから ソフトフランスのようなぱんまでを作りますので、
たんぱく質の含有量の多い強力粉をベースにしています。

このたんぱく質と水分が圧力(こね)により結合し、グルテンという網目状の組織を作り イースト(酵母)の出すガスを抱え込み、ぱんは膨らみます。

ちなみに ぷぷみり。では、パン屋サンで一般的によく使われ、シンプルなぱんからお食事ぱんやお菓子ぱんまで
幅広く使いやすく、高級パン用強力粉として最も有名な[カメリア]を使用しています*











〈イースト(酵母)〉
ぱんが発酵し膨らむのは、イースト(酵母)によるもの。
アルコール発酵により、発生する炭酸ガスがぱんを膨らませ、アルコールは のびをよくしたり、ぱんに風味や香りをつけます。
アルコール発酵とは、イースト(酵母)が糖分を炭酸ガスとアルコールに変える働きのこと。
なかにはイースト(酵母)を使用せず、ベーキングパウダーや重曹を使用する無発酵のぱんもあります。


ここでよく質問されるのは、天然酵母とイーストについて!
天然酵母と呼ばれるぱんがあるので、イーストってケミカルなイメージもあるようですが、天然酵母もイーストも実はどちらも天然に存在する酵母菌。
天然酵母は果実や野菜など酵母を作る原材料により、いろいろな酵母が存在します。
イーストとは、その中でも特にぱん作りに適した酵母を純粋培養した単一酵母になります。

簡単にお話すると 天然酵母は発酵に時間がかかる、とか 酵母を上手に作るのが 難しい、奥深い味わいや風味がある。。
イーストを使ったものは、早くて失敗も少なく同じ状態に仕上げやすい。。というイメージがあるのではないでしょうか?
使うイーストや酵母により、ぱんの風味や食感までもが変わりますので、食べたいぱん 好きな食感や風味で。。
ぱん作りを組み込めるライフサイクル。。その時々でチョイスしてみるのもよいかもですね♩

ちなみにぷぷみり。では、約2時間で作る為、初めての方でも失敗せず安定して作れるインスタントドライイーストを使用しています。パン屋サンでも一般的に使われ、少ない量で優れた発酵力と安定性が高く、幅広いぱんに対応しやすい[フランス サフ社の赤ラベル]を使用しています*










〈水分〉
小麦粉の中でもちょっとお話しましたが、小麦粉の中のたんぱく質を圧力(こね)をかけ、グルテンという網目状の組織にする為に水分が必要になります。水分がなくては、ぱんになりません。。
お水でも軟水や硬水で違ったり、牛乳や豆乳、野菜ジュースなどを使ったりするレシピもありますね!
てごねだと温めておいたり、ホームベーカリーなどの機械は常温、もしくは冷やしておいたりする必要もあります。
お水を使う場合、一般的なぱんであれば、水道水が1番使いやすいと思います*








〈塩〉
入れ忘れちゃうと膨らみすぎて生地がしまりません。。
生地に塩味をつけるだけでなく、発酵を調整したり、グルテンを引き締めたり、発酵中の雑菌の繁殖を抑えたり、焼き色をよくしたりなどの大切な働きがあります。

ぷぷみり。では、ミネラル多めで旨味のある[岩塩]を使用していますが、精製塩でももちろん、オッケーですよん。その際は、岩塩より塩味が強くなりますので、少し調整してあげて下さいね。
ちなみに海塩や岩塩を使う場合は、主成分である塩化ナトリウムの含有量が90%以上ある方が向いているそうです。









そのほか、お砂糖の基本はグラニュー糖よりぱんがしっとりするように三温糖(もちろん、上白糖でも大丈夫です。)レシピにより、ブラウンシュガーやメープルシュガー、きび砂糖なども使います。
バターは、北海道産生乳を使用したミルクそのままのようななめらかで まろやかな[よつ葉の無塩バター]を使用しています*(有塩バターをお使いの際は、無塩と比べ 約1~2%の塩分がふくまれますので、お塩で調整してあげて下さいね。)
スキムミルクは雪印(現在使用終了後は よつ葉に変更予定)を使用しています*











作りやすい材料でぱん作りに慣れたら、材料にこだわってみたり。
作り方を変えてみたり。
同じぱんでも また違った表情をみせてくれますので、幅広く楽しませてくれますよ








ー今日はここまでにして、続きはまたこのページに書きたしてゆきます
ちなみに。。。
このページのぱん達、3つ除いて全てメンバーサンの作品です