長浜をさらりとうろつく

少し前になるが、仕事で長浜へ行った。
長浜って、草津のちょい向こうぐらいのイメージだったけど、、、、遠い！！
めちゃくちゃ遠い。。。米原の向こうって・・・これはもう出張の域。

で、駅から現場へ向かう道すがら、例によってキョロキョロ。
開知学校とか、黒壁スクエアとか、明治の近代建築が観光施設として活用され、
観光バスでやってきたお客で古いまちなみの街は賑わっている。

しかし、そこから外れた日常のまちもなかなかいい。
はっと目を引くこれはＶ字型のタイルを組み合わせてジグザグ模様にしてある。
色合いがレトロ～


よくある小口タイルも色とりどりだとこんなにカワイイ。


渋いタイルの柱。


また、家々の間を巡る水路の風景が魅力的だ。
どこからか湧いているのか、水は澄みさらさら流れ、明るい黄緑色をした
藻がゆらゆら揺れている。


表通りから細い路地を入って行くと、家々の裏手に川が流れていて、
こんな小さな橋がかかっていた。


そこは川の合流点。
この辺りの家は川の中に下駄を履いて建っているようだ。
昔は水路と共に暮らしていたのだろう。


仕事を終えた後、駅の向こう側にある旧長浜駅舎をちょろっと見に行く。
今は「長浜鉄道スクエア」として資料館になっているようだ。
明治１５年の築で、現存する日本最古の駅舎という。
長浜鉄道スクエアのサイトの年表によると、明治３６年に新駅舎が完成して
旧駅舎は使用されなくなったようだが、よくぞ今まで残したものだ。


かわいい～～小さなアーチ窓！


仕事中なので（笑）入場せず入口から覗いただけだが、待合室の雰囲気が
よくわかる。


ん・・・これは！？
古い腕木式信号機だが、、、そのポールを、電気の引込柱として使っている！？
（ライトは付いていないようなのでこの信号のための電源ではないだろう）


それとも引込柱を信号機で飾っているのか！？

実用と展示を兼ねた、素晴らしいアイデア・・・


今度是非ゆっくりうろつきに来よう。