まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

また、瀬戸を歩く。3

2018-02-16 23:42:28 | 建物・まちなみ
瀬戸の続き。

窯垣の小径資料館から、山越え道を歩いてみよう。


イノシシでも出てきそうな雑木林の小径。
ここを歩くと、窯垣の小径がメインストリートだった時代が想像できる気がした。


こんな丘の上にもぽつんと窯があったんだな。あぁ、昭和30年代ごろのこの場所を歩いてみたい。。。

雪を踏みながらどんどん下りていったら、すぐ眼下に見えている道路へ下りられず・・・また上ってぐるっと回り
ようやく道路に出た。。。

瀬戸川沿いにあったきれいなブルーグレーのタイル貼りの建物。


その隣に和風の門がくっついていたのでちょっと覗いてみたら、主屋は洋館!?


玄関ドア周りにはこんなぺディメント風の意匠がついており、モールガラス使いの扉は十字のデザインになっている。


主屋がよく見える場所がないかと周囲を歩いてみたが、タイル貼りの建物に隠れて全然見えなかった(汗)


昔ながらな陶器屋さん。さらっと見ただけだが結構手ごろな値段で売られていて、じっくり見て器を買うのも
いいなと思ったのだが、雪の中、荷物を背負って手袋をして傘とカメラを持って・・・ではちょっと
見る気になれなかった。。。また季節のいい時に(汗)


無風庵の近くにある見事な塀のお宅。うわぁ!すごい~~美しい~~~、


塀は窯道具のみだが、門柱は鬼板と窯道具をとり混ぜて積まれている。ゴツゴツと荒々しい表情の鬼板と
整形された窯道具。センスが感じられるなぁ!!


坂道を降りてきて線路の北側も歩いてみたら、こんな鬼板のみで積まれたワイルドな塀と門柱のあるお宅発見。
風穴まであけてある!


鬼板も窯道具も産業廃棄物。産廃を使ったその地独特の景観・・・って、今でも、生まれ得るだろうか?


このエリアも古い家が結構残っていた。


あと窯神神社を行き残しているのだが、薄暗くなってきたし吹き降る雪に心折れて(苦笑)まち歩き終了。
もう名古屋へ戻ってしまおうか。。。あっそうだ!お風呂に入って帰ろう♪

駅からすぐの場所にある、共同の外便所付き長屋。これもレアで貴重だなぁ~
隣接する駐車場からちょっと近寄ってみたが(この路地に入る勇気はない)、さすがに外便所は使われて
いないようだった。

日本鉱泉に行ってみると閉まっていた。えっ!!
一瞬焦ったが、ちょっと時間が早かったようだ。20分ほど付近をうろついて時間調整。
気になっていたこの建物はNTTの瀬戸陶栄ビル。すでにもぬけの殻らしく、「テナント募集中」の張り紙も
薄汚れていた。。カッコイイ建物なのに・・・


こちらはゴトーという会社の営業所だったようだが、こちらも空き家。。。


レトロな建物や路地の魅力をうまく生かして、賑わいが面で広がっていけばいいなぁ。


日本鉱泉に戻ってきたら、数人の常連さんが待っていた。そして、時間ぴったりに開店。
熱めのお風呂で冷えた体を解凍・・・あぁお風呂屋はいいね!
駅から数分の場所で今も変わらず昔ながらの建物で営業を続けておられるのは、ほんとにうれしいなぁ!
これからも長らくがんばってほしいなぁ!


終わり。

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