まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

さるびあ丸で伊豆大島へ。

2021-08-10 23:13:15 | 川・橋・船
関西にはフェリー航路がいろいろあって、思い立ったらふらっと乗って九州や四国へ出かけることができた。
ずいぶん数が減ったとは言え、大阪・神戸の港からは北九州、別府、大分、志布志、宮崎、東予、新居浜へ、また
舞鶴や敦賀まで足をのばせば北海道航路にも乗れた。
東京に来てからは気軽に船旅ができなくなり残念に思っていたのだが、そう言えば離島航路があったな、とある日気づいた。
伊豆七島や、三宅島、八丈島、小笠原諸島へは、都心の港、竹芝桟橋から船が出るのだ。これは乗らない手はない。
・・・ということで、4月のある日、まずは伊豆大島へ行ってみることにした。


伊豆大島へは東海汽船の船が出ている。高速船もあるのだがやはり夜行の旅客船がいい。
金曜日の夜遅く、JR山手線の浜松町駅で下車して港へ向かった。
実は大学時代にこの竹芝桟橋から「おがさわら丸」に乗って小笠原へ行ったことがあり、駅から港まで少し寂しかったような
記憶があるが(うろ覚え)、今回はまちなかを歩いているうちに10分ほどできれいなターミナルに到着した。


勝手がわからないので早めに来たが、全然直前でよかったな。。。ずいぶん待ってから、ようやく乗船!
さるびあ丸はコンテナは積むが車は積まないので「フェリー」ではなく「大型客船」である。2020年6月に就航した
新造船なのでピカピカだ!見ての通り東京オリンピックのエンブレムに似た模様が全面にあしらわれている。
野老朝雄氏によるデザインだ。
それほど大きくない船なので、岸壁を歩いてタラップを上る。やっぱりこれが好きだなぁ~~わくわくする~~


さすがに大部屋はパス(苦笑)、でもそれほど長距離でもないので「特2等室」というベッド席で。
夜23時に出発、早朝5時には大島に着く。6時間の船旅だ。


出港はやはりデッキで。人里離れた埋め立て地の港とは違い、海のそばまで高層ビルの灯りが迫っている。
キラキラ輝く都会の夜景を見ながらの出港・・・これはまた新鮮だ!レインボーブリッジをくぐり、遠ざかっていくビル群を眺める。




羽田空港沖あたりまで来るとさすがに暗くなってきた。


しかしまた横浜港にも立ち寄るのだ。赤れんが倉庫が見えてくる!大きな観覧車も見えてくる!
そんなこんなで、横浜港を離れるまではベッドに入ることができず(苦笑)、実質4時間ちょっとの睡眠である。




正直もう少し長く乗っていたい(寝ていたい)ところだが・・・予定通り5時には伊豆大島に到着。


海に突き出した何の変哲もない突堤。あぁ、すがすがしい島の朝!水がきれいでテンション上がる!!




伊豆大島には港が2ヶ所あり、本日の到着は岡田港。日によって、天候によってどちらに到着してどちらから出港するか
変わり、当日の朝にならないと分からないという、よく分からないシステム(苦笑)。
岡田港は周辺にお店なども少ないので、船の到着に合わせて運行しているバスで元町港まで移動する。



島ではレンタカーを借りればよかったのだが、結構高いので、バスで動くことにしていた。
しばらく海辺でぶらぶらしてから、波浮行のバスに乗り込んだ。

続く

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