まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

佳里のタイルハウス三兄弟

2020-04-21 21:05:11 | 建物・まちなみ
2019年夏の台南の続き。

佳里のまちには他にもちょくちょく面白い建物がある。


こちらはもともと3スパンの建物だったように思われるが、右側だけ建て替えられたのだろうな。
残り2/3の部分も割ときれいで、ちょくちょく修繕されていると見える。


個性的な建物に愛着を持って大事に使っていることが感じられる。愛されている建物を見ると、こちらも嬉しくなるな!


そしてこんな辰野式もどき(!?)のしましまの建物があった。縞の部分をドイツ壁のようなモルタル吹付けにしているようだ。


おっ、マジョリカタイルがあるじゃないの!


こちらは何かプリントっぽいなぁ。近くへ行って触ってみないと分からないけど・・・


同じ並びに、こちらもしましまの建物が。
しかし面白いことに、そのしましまがこんなカラフルな小口タイルで出来ているのだ!!
なにこれ~~、こんなの見たことないぞ!!


白と、ターコイズブルーと、緑、チェリーピンク、そしてえび茶色。ちゃんと出隅の役物も使っている。
台湾でも小口タイルはよく使われているがこんな使い方をしているのは見たことがないし、だいたいしましま自体を
こんなにカラフルにしたらストライプ効果が薄れるじゃないか(笑)。面白いことするなぁ~~~!


二戸一の商店だが、上を見ると中央に大きな三角、両脇に小さな三角の装飾壁が配置され中心性がある。
てっぺんには鳥が載っている。間には、牛?


そして、ちょっと引いて見たら、二本の出っ張ったひさし(?)の間にマジョリカタイルが!こんな引っ込んだ場所に
タイルが貼られていたら、道路に立って見あげてもタイルが見えないじゃないか~~




おや、よく見るとその隣の建物もしましまだ。新しそうで装飾もないので目を留めていなかったのだが、今あらためて見ると・・・
あぁ、ここもマジョリカタイルが使われていた!しまった、ちゃんとした写真がない・・・(悔)


これらしましま三兄弟(笑)は同じオーナーが建てたに違いない!1号館、2号館、3号館、と手を広げて行ったのだろう。
それとも局地的な流行だろうか。あぁ、面白いなぁ!


さて、そろそろ台南へ戻ろう。
善化から台南へ戻る途中の永康駅は駅前に工場があって、貨物列車が停まっていたり、古い橋げたらしいものが置かれていたり
古い車両が放置されていたり、何かいろいろ面白そう!次回は下車してゆっくり見てみよう。








台南駅前の安宿をチェックアウト、今夜のうちに高雄へ移動するのだ。夕暮れ前に高雄の宿に着き、夜市をぶらぶら。
楽しい~~


続く

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