まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

GW新潟 十日町と新津の近代建築

2017-05-10 22:03:57 | 建物・まちなみ
新潟の続き。

大棟山美術博物館(旧村山邸)でタイルを発見した後、mayumamaさんのリクエストで、近くにある
キョロロという建物と美人林を見に行く。
美人林とは何ぞや??と思ったが、行ってみて納得。ほんとに、こんな美人な林があったのか~~


これはブナの林で、新緑のこの季節、黄緑色の光が降り注ぐ・・・あぁ癒されるなぁ。


しかし駐車場は満車状態!何せ、駐車場から徒歩1分でこのブナ林の中に身を置けるのだから。
ブナ林の入口で、中空を眺めながら突っ立っている人々多数(笑)。私たちもその一人なのだが、
ちょっと引いて見るとなんだかおかしい(笑)


車で1分ほど移動して(笑)キョロロへ。ここは十日町市立里山科学館であり、学術研究や展示だけ
でなく体験学習や地域活動の拠点として地域づくりの核となる施設を目指しているとか。
GWということもあり大勢の子供連れや大人の客で賑わっており、5~60台もある駐車場はいっぱい、
観光バスまで停まっていた。すごい人気だなぁ!!

わざと錆びた鉄板で作られた建物はまるで廃工場のような趣。煙突のような塔も。

十日町市の平地にはこの第二鶴巻医院もあった。昨日高速を下りて凌雲閣に向かって走っていたら
いきなり現れたのだ。スト~ップ!!


北陸に多い亀甲石垣をこのあたりもよく見かけるが、ここのはデカイ!!


「第二藤巻医院」の文字はモルタルを盛り上げてあるようだ。味わいのある文字。
玄関まで近寄ってみたが閉まっていた。窓も板を取り付けてあるしもう住んでおられないのかなぁ。


真ん中の丸いのは家紋のようだ。




建物の前には大きな松の木と、これは藤だろうか、くねくね具合がすごいな!大きな株がのた打ち回りながら
伸び隣の松の木に巻きついている。おぉ、これはまさに藤巻!?シャレなのか!?(爆)

ここは最初今日立ち寄る予定だったのだが昨日見ておいてよかった。今日は朝から時間が押しすぎて
もう全く余裕がなくなってきた。

十日町から一気に新潟市内へ戻って来たが運転しっぱなしでちょっと疲れたし、お昼ごはんも
食べ損ねている。助手席ではお腹を空かせたmayumamaさんが死にそうな顔(笑)
ここまで一般道も高速もスイスイ走れたけど、市街地に来るとさすがに混んでいて、道の駅に
入ろうとしたら入り待ち渋滞に巻き込まれ(汗)、たまらず抜け出しもう新津へ向かう。
あぁ、これでまた20分ぐらいロスしてしまった(泣)

新津の郊外でゆったりお昼を食べて生き返り(といってももう3時だ!)、その後新津中心部の
今井眼科医院を見に行く。


ペパーミントグリーンが爽やかな下見板張りの建物。正面に木が植えられエントランスがよく見えないのは
ちょっと残念だが、上下窓に入れられた桟は軽快だし窓の下の外壁には×形の装飾もあり、おしゃれだね!


1911(明治44)年の建築だが、右側にスロープが新たに設置されておりバリバリ現役のようだ。


GW中はお休み。


表からは大きな木とカーポート屋根に隠れて見えなかったが、建物の左側には八角形に張り出した部分が
あった。うわぁ、素敵なスペースだなぁ。


窓から覗いてみたが、雑然としており、使われていないような感じだった。

今井眼科医院は、長岡で見てきた今井銀行(未アップ)の今井家とつながりがあるのだろうか。。

新津の商店街に面した東洋館ホールはいかにもな銀行建築。新潟銀行新津支店として1930(昭和5)年に
建てられた。シャッターが閉まっていたが、ネット情報によると市民の無料休憩所となっているとか。


続く
コメント
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