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京都でオリジナルドッグウエアを製造販売している、
9689(クロパグ)のお店での出来事や商品についてご紹介していきます

9689オリジナルウエアのお話~そで編~

2013年03月08日 | 9689の洋服について
みなさま、こんにちは!

良いお天気です!しかしながら、花粉が舞い散る季節。。。

花粉症をお持ちの方は、なかなか厳しい時期ですねぇ。。。

なにやら今年は飛散量が多いらしく、私もなんだかいつもより早めに症状が。。。

がぁ~。。。。鼻が何個があって、毎日取り替えられたらいいのに。。。

あ、どうせやったら人間以外に色んな犬種の鼻つけてみたいなぁ~。

パグとかよけい鼻水出たりして。。。笑


さて本日のブログですが、今まで細かくお伝えできていなかった、9689の洋服について

みなさまにお伝えしていけたらな、と思っております。

9689のTシャツやシャツ、はたまたレインコートなど、袖のあるお洋服には

全て一貫して「ある特徴」がございます。

では、その「ある特徴」とは一体何か?

これに気がつく方は、たくさんはおられないかと思います。


それは、「全ての袖がラグランスリーブ」だということです。


お洋服がお好きな方や、縫製の知識がおありのある方はお分かりかと思いますが、

ラグランスリーブとセットインスリーブは全く見た目が違います。


『こちらがラグランスリーブと呼ばれる袖です』


『こちらがセットインスリーブと呼ばれる袖です』


おそらく画像を見ていただくと、違いは一目瞭然かと思います。

ラグランが、首の付け根から袖が伸びてついているのに対し、セットインは袖が身頃に

垂直についています。セットインは、首の付け根までは袖は伸びていませんよね。


ラグランは、19世紀ごろにイギリスのラグラン将軍という方が考案された袖だそうです。

負傷兵が脱ぎやすいようにと作られたなど諸説ありますが、セットインと違う大きな特徴は、

「筋肉の動きをさまたげにくく、動きやすい」ということなんです。

ゆえに、野球のシャツやその他のスポーツのユニフォームにも幅広く採用されております。

そのせいか、ラグラン袖は少々カジュアルな印象を伴うことが多いように思います。

ドレッシーなジャケットなどは、ラグランスリーブのものは見かけたことはありません。


反対に、セットインは最も一般的で普及している袖の形ではあるのですが、

動きを重視した袖の形ではないので、場合によっては肩が凝ったり動きにくかったりします。

やはり、洋服の形状は用途によって決められるのが大切だと思います。


9689がワンちゃんの袖あり洋服に全てラグランスリーブを採用しているのもそのためです。

毎日お散歩に出かけたり、ボールを追いかけて遊んだり、ときには伸びをして寝そべったり、

ワンちゃんは私たちが思う以上に「動く」ということを一日の中で頻繁にしています。

その中で重要なのは、「動きやすいかどうか」だと私たちは考えます。

動きたいように動き、しっかりと体を動かすことができるのは、ストレス解消にもなります。


だからこそ、9689の洋服は「動きを妨げないか」が一番重要なポイントなのです。

シンプルなデザインをメインに展開しているのもそのためです。

装飾は二の次、まずはちゃんと動けるかどうか、そこがとっても大切なのです。


飼い主さん皆さんが、「ワンちゃんに洋服を着せてあげよう」と思うのは、

「寒そうだから暖かくしてあげたい」など、おそらくワンちゃんのためを思ってですよね。

それならもう一つ踏みこんで、どうせ着せるなら「動きやすいもの」を選んであげましょう。

ワンちゃんは何も着ていなくても、とってもかわいいコばかりです。

だから装飾は控えめで、「温かさ・快適さ」を洋服でプラスしてサポートしてあげる、

補助的な役割が果たせたらベストですよね。


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