プントの「まえあし」

今日はプントの前足についてのお話で皆様のご機嫌をお伺いしようと思っております。

プントは前足をいろいろなことに使います。
しかしおやつを食べるときは、ほとんど前足は使わないのです。
おやつを食べるときは、前足を使わず、ある程度まで食べてしまうと
私の目の前におすわりをして「持ってくれへん？」という顔をします。

プントは飼い主の気を引くのが大変上手です。おねだり上手なのです。
食べている途中で、私の目の前におやつを「ぽそっ」と落として「持ってえな」攻撃を
します。おそらく自分で押さえて食べるのがめんどくさいのでしょう。
こうして飼い主は愛犬のしもべとなって奉仕し続けるのです。（いや、ほんとに）

では、プントの前足はいつその仕事を果たすのでしょうか？

それは私を起こすとき。
朝、私は携帯のアラームで起きますが、最近はなかなか起きられない事が多いのです。
そこでプントの前足が活躍してくれます。
プントは、掘るわ掘るわ。私の首の付け根あたりをひたすら穴掘りの要領で掘るのです。

「ぼりぼりぼりぼり。（あ、起きてないな）ぼりぼりぼりぼりぼり」

「痛っ！痛たたたたたたた。わーった、わーった。起きるってば！」


こうして愛犬プントは、今日も私を会社に送り出すべく、愛のムチで起こしにかかるのです。
今日もメシ代を稼いでこいといわんばかりに・・・。



↑私を起こされる、『黄金のまえあし』


その他、プントさんが私を起こされるバリエーションはさまざまです。
いつでしたでしょうか。朝起きると、みぞおちあたりに全体重をかけておられました。
また別の日。朝起きると、プントさんのお尻が私の顔面に乗っかっておりました。
また別の日。朝起きると、プントさんはしっぽで私の顔面を殴打されました。

そんな日が続いて、私は「この子はもしかしたら起こしてくれてるんだろうか」と
思うようになりました。だってそうじゃありませんか？？
それ以外に、そんなことする理由がないですもんね。いや、そう信じたい！
近頃、半ば危うくなってきた、飼い主の威厳にかけて！！
そんな私の葛藤も知ってもらえず、また同じような扱いをうける悲しい飼い主なのでした・・・。


　『なんか問題ある？？』