心霊写真やビデオってありますよね。アレに興味があります。
別に怖くないわけじゃありません。
怖いんです。
むしろ怖いから徹底的に解明してもらいたいんです。
その為にはもっともっと知る必要があるからその手の話とかが好きなんです。
「いやあ、怖い…怖いからそう思う前に夢中で飛び出してしまいましたわい」
(by 徳川家康「花の慶次」)
つまりはそういう事です。
一時期は自分で心霊写真をとってみたいとも思っていました。なぜなら自分でとったものならば絶対に合成写真などではない正真正銘の心霊写真であるからです。その正真正銘の心霊写真を科学者の所にもっていって徹底的に研究してもらおうと日々考えていたからです。
でも今では不用意に写真をとるのはやめています。特に自分の部屋で携帯のカメラなどで撮影する場合も、画面奥に窓ガラスなどが写り込んでしまわないように最新の注意で行っています。
やはり怖いから。
その手の写真やビデオは生で見るのではなくて、TVなどで皆と共有して見るから怖さが半減するんです。
生で見てしまったらどうなってしまうかわかりません。そんな危険は冒せません。
ところが一度だけ、この手の写真を生で入手してしまった事があります。
学生時代の事でした。
学生時代は寮に住んでいたのですが、部屋の中に冷蔵庫をおいている人は少なく、みな廊下においてありました。(周りの人とも共有して使ってました)
ある日、ふとその冷蔵庫の上に一枚の写真がのっかっているのに気づきました。
その写真は寮の中にある懇談用の広い和室で、数名が輪になっているものでした。
僕はそれが先日行われた「メタルっ子倶楽部」というへヴィーメタルが好きな人達のサークルコンパの写真である事に気づきました。自分も出席していましたし。
コイツガトンデモナイシロモノダッタノデス…
前述のとおり、その写真の中では5、6人のサークルメンバーが輪になってアグラをかいて飲み会を開いている図なのですが、皆の頭の部分が写っていないのです。
頭があるべき部分にボヤーっとしたオレンジ~肌色のようなモヤが縦長にかかっているのです。
図を描いてみました。だいたいこんな感じです。
まともに頭が写っている人は皆無でした。
その時、隣の部屋に住む後輩のY君がちょうど部屋から出てきました。
実は彼もそのコンパに出席していたので、確認してみるとその写真はやはり彼のものでした。
「おいおい、トンでもない写真とっちまったな…」
するとY君よりさらなる驚愕の事実が知らされるのでした。
「ああ、それ皆ヘッドバンキングしてるからぼけちゃったんですよね」
これは実話です。
その写真が今手元に無いのが悔やまれます。
その写真を見れば誰もが驚愕しますよ。
本当にある意味驚愕の写真です。
本日のBGM
H2O
「思い出がいっぱい」